アラビアン世界でリゾート留学!?ドバイの魅力&観光スポットを一挙紹介
みなさんは「ドバイ留学」を知っていますか?
「ドバイ留学って初めて聞いた。」、「ドバイで留学できるの?」そう思ったあなた!ぜひこのコラムを読んでください!ちなみに、ドバイ留学では、ドバイにある語学学校で英語を学びます。
実際、中東の国と聞くと、なんだか危ないイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ドバイは世界経済フォーラムの「旅行・観光競争力レポート2017」の安全部門で2位を獲得しているほど治安の良い国なのです。
早速、「ドバイ留学の魅力」についてご紹介したいところですが…、その前に今回のコラムでは「ドバイの歴史」や「観光スポット」について詳しくご案内したいと思います。
さらに、コラムの最後にはドバイ在住の日本人スタッフさんオススメの観光地も紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
それでは、まずドバイの基本情報について紹介していきます!
ドバイの基本情報について
「ドバイ」という名前を耳にしたことがある方は多いと思いますが、「実際どんな国なの?」、「どこにあるんだっけ?」とよくわからない人が大半ではないでしょうか。私達の日常で関わる機会が少ない国なので、仕方がない部分もあろうかと思います。
まず、実はドバイって国じゃないんです!
以下の地図をご覧ください。
正式には、ドバイは「アラブ首長国連邦(UEA)」の首長国の1つという扱いなのです。
※アラブ(Arab)の首長国(Emirate)が連邦で集まっている(United)のが、アラブ首長国連邦(UAE)です。
日本人にとってはなかなか聞き慣れない単語なので、「そもそも首長国って何?」と思われる方も多いと思います(笑)
この首長国というのは日本の県などよりもずっと独立性が高く、首長国内の教育や経済政策、警察、社会福祉などは実は各首長国が勝手に決めれたりします。
そのため、日本人的な感覚だと首長国のそれぞれがほぼ一つの国と思って貰っても良いかも知れません。
また「首長国と国(連邦国家)とは何が違うの?」という疑問もあるかと思いますが、こちらは「各首長国が独自で各地域を治めているけど、外交とか軍事や通貨はぶっちゃけ共通で管理した方が便利だよね!」という感じで、首長国をまとめたものを連邦国家としているイメージです。(大雑把な解説ですが…。)
ちなみにUEAでは「首長国のトップである首長」と「連邦国家としてのトップである大統領」は兼任で、慣例としてUAE第一の首長国であるアブダビの首長が常に大統領も務めているんですね。
各首長国は上記のアブダビを筆頭に、ドバイ、シャルジャ、アジュマーン、ウムアルカイワイン、ラスアルハイマ、フジャイラの7つの首長国があり、ドバイは「アラブ首長国連邦」第2の都市と言われています。
実は、この地図の黄色の部分は全部アブダビ首長国になっています。見て分かるように断然面積が大きいですし、人口も一番多いです!そして、画像中央にあるのがアラブ首長国連邦の首都となるアブダビになってます。
一方、地図右上にあるオレンジ色で示してあるのが、今回紹介しているドバイとなっています。
ドバイの面積は、アブダビの17分の1くらいの小さな国で、日本の埼玉県と同じくらいです。
そんな小さな国ドバイですが、経済産業省の2016年のデータによると人口は約270万人と言われており、なんと人口がアブダビに迫る勢いで増加を続けています。
また、ドバイの公用語はアラビア語となっていますが、人口の8割が外国人労働者となっているので、英語が共通語となっています。
エミレーツ航空の直行便が関西、羽田、成田空港から飛んでいるので、日本からは約10時間でドバイに行くことができます。
ドバイの成り立ち&歴史
ドバイの歴史年表
年代 | 詳細内容 |
1833年(ドバイの始まり) | アブダビからマクトゥーム家という部族がやってきて、アブダビからの独立を宣言、ドバイのアミール(君主)を名乗る。 |
1853年 | 貿易の中継港としてイギリスの保護下に入る。商人が行き交う港として栄える。 |
1966年 | ドバイのファテ油田で石油が発見される。 |
1968年 | イギリスが今のアラブ首長国連邦の地域から撤退。 |
1971年 | 12月2日、7つの国と一緒にアラブ首長国連邦として独立。 |
1985年 | エミレーツ航空が設立。 |
1990年代 | ドバイの港を世界中からコンテナが集まる貿易港とする、7つ★ホテルをオープン。 |
2008年 | リーマンショックで打撃を受ける。 |
2009年 | ドバイショックが起こる。 |
2010年 | 地上高さ892mの超高層ビル「ブルジュ・カリファ」がオープン。 |
ドバイはアラブ首長国連邦として独立してから約50年程度で急激な成長をして、今も経済が安定しています。そして、そうした安定した経済を基盤にして、現在も外国人労働者が増え続けているような状況です。
実は、現在のこうしたドバイ経済ができあった背景には、ドバイの堅実な戦略があったからこそと言われています。
元々、ドバイは今の姿とは程遠い、漁業や真珠の採取が主な産業の港町でした。そんなドバイの発展には、3つの要因が大きく関係しています。
まず、ドバイが大きな転換期を迎えたのが油田の発見です。油田の発見後、小さな港町だったドバイは石油産業を軸として大きく発展を遂げます。
しかし、実際のドバイの石油産出量は、アブダビの10分の1ほどしかなく数十年後には枯渇してしまう…ということがわかり、当時のドバイ指導者は「石油だけじゃまずい!」と「石油に依存しない経済作り」に力を入れ始めました。
この方向転換が、第2の大きな発展へと繋がっていくのです。
そこからドバイは、オイルで得た信用や資金力を最大限に活かし、世界各国から投資を集めました。
まず、イギリスの貿易中継地ともなった立地を活かし、貿易港の整備に取り掛かります。世界最大の人口港「ジュベル・アリ」を建設し、世界中からモノをドバイへと集めました。その結果2012年にはコンテナ摂取量が世界9位となりました。
また、1985年にはエミレーツ航空を設立し、世界中から人がドバイに集まれるようにしました。エミレーツ航空は2018年の「世界で最も素晴らしい航空会社ランキング」で4位を取る航空会社に成長しています。
そんな順風満帆な経済成長をしていたドバイに大事件が起こります。それは…「リーマンショック」です。そして、リーマンショックがドバイを窮地に追い込んだ「ドバイショック」を引き起こすのです。
このドバイショックとは、簡単に言うと当時ドバイの政府系企業の借金がリーマンショックの影響で、めちゃくちゃ増えてしまった事から始まります。
その政府系企業の借金がめちゃくちゃ増えてしまったので、ドバイ政府はお金を貸していた銀行などに「すいません。ちょっとすぐには借金返せそうにないので、返済のタイミング遅らせても良いですか?」と頼んだのです。
しかし、その結果…世界中が「なんだかドバイの大きな企業がやばいみたいぞ!すぐに潰れるかも!?」と必要以上に焦り、すったもんだが始まったという事件です。
実質、政府が管理していたそのドバイ企業がもし借金だらけになってしまったら、銀行や投資家達も当然「企業がもし潰れてしまったら…貸したお金が返ってこなくなるぞ!急いでお金返して貰わなきゃ!」と焦ってお金をドバイから引き上げさせますよね。
そのため、世界中の株価なども混乱して大きく値下がりしてしまったんです。
また、政府や銀行、投資家達がめちゃくちゃ苦労したリーマンショックが起きたのが丁度1年ほど前だったこともあり、「リーマンショックの再来か!?」と世界経済が必要以上に焦って過剰反応してしまったのも大きな原因です。
そして、このドバイショックを救ったのが、ドバイのお隣さんの強大な国、アブダビでした。
2009年12月14日にアブダビ首長国政府が、ドバイ首長国政府に対して100億ドルの支援、アラブ首長国連邦中央銀行(石油保有国7カ国の銀行なので信用が絶大)がドバイの主要銀行に対しても支援をすることを発表したのです。
その結果、ドバイは諸外国からの信用を取り戻すことが出来たのです。
お金持ちが多く、きらびやかなイメージがあるドバイにもこのような時代があったのは驚きですよね!
アブダビより石油資源が少なかったからこそ、貿易や観光産業などに力を入れて産業を多角化した結果、今のドバイは人、モノ、お金が集まる都市国家となったのですね!
ドバイに来たら絶対行くべきスポット&アクティビティ
ここからは、ドバイに行ったらぜひ訪れたい観光スポットやアクティビティについて紹介していきます。
ブルジュ・ハリファ
ブルジュ・ハリファは2010年に建てられた、ドバイを代表する828mの世界一高いタワーです。ブルジュとはアラビア語で塔を表す言葉で、デザインは砂漠に咲く白い花、ヒメノカリスをモチーフにしたと言われています。
ブルジュ・ハリファは元々「ブルジュ・ドバイ」という名前が付けられる予定でした。(直訳するとドバイ・タワー)
しかし、先ほど紹介したドバイショックの時にアブダビから100億ドル支援してもらったことの感謝をこめて、アブダビの王様の名前「ハリファ」をタワーにつけたそうです。
「助けてくれてありがとうアブダビさん、お礼に世界一高いタワーに王様の名前を付けたよ。」こんなやり取りがあったと思うと、なんだか2国の絆のタワーのように感じて素敵ですね!
ちなみに、タワーの124階、125階には、ドバイの街を一望できる「AT THE TOP」という展望台があります。エレベーターに乗って1分ほどで124階に着いてしまうそうです!
この展望台へ行くにはネット予約していくと4,000円、当日券だとなぜか1万円もかかってしまうので要注意です!(汗)
さらに、ドバイは2020年のドバイ国際博覧会(ドバイ万博)に向けて、1,000mを超えるドバイ・クリーク・タワーを建設中とのことです!!
これからも発展していくドバイに注目です。
ドバイ・ファウンテン
ブルジュ・ハリファの南側に位置する人工の湖「ブルジュ・ハリファ・レイク」で毎晩行われる噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」は、誰でも無料で見ることが出来ます。
ドバイ・ファウンテンはラスベガス、カジノホテルの噴水ショーのプロデューサーが手がける、高さ275メートルの噴水ショーです。
噴水が吹き上げる水の高さは、最大で150メートルにもなります。東京タワーの展望台が150メートルなので、その高さまで水が上がると考えるとすごいですよね…。
それほど大きな噴水が音と光に合わせて踊るように動き、他では見ることが出来ない、ダイナミックなショーを見ることができます。また、ショーで使用される曲は何種類かあり、それに合わせて水の動きも変わるので何度も楽しめるショーとなっています。
30分おきに5分間のショータイムがあるのですが、一番人気の観賞スポットはドバイ・モールとスーク・アル・バハールをつなぐ橋の上です。
噴水の周りにはレストランも多くあるので食事をしながら鑑賞したり、小舟に乗り込んで湖上から眺めたりするのも楽しそうです。
ショーは無料で毎晩開催されているので、ドバイに行ったらぜひ訪れたい場所の1つですね!
デザートサファリ
デザートサファリとは、アラブ世界をできる「砂漠ツアー」のアクティビティです。
このアクティビティでは、砂漠を4WDで豪快にドライブするデザートドライブ、その後は砂漠にあるキャンプ場に移動しアラビアンバーベキューをすることができます。
デザートサファリの最大の魅力は、やはり私達が想像するようなアラブ世界を堪能できる点ではないでしょうか?
特に夕暮れ時の真っ赤な夕日と砂漠の景色は美しく、一生胸に刻まれる思い出になること間違いなしです。
また、夕暮れだけでなく砂漠から見る満天の星空は本当に綺麗で、まるでアラジンの世界に入り込んだように感じることが出来ます。
さらに、ツアーによってキャンプの後にベリーダンスショーや「砂漠の舟」であるラクダに乗ることが出来るものもあるのでそちらに参加しても楽しそうですね!
夕方の比較的涼しい時間帯にスタートするツアーがほとんどですが、紫外線が強いので日焼け止めとお水を忘れないようにしましょう。
デザートサファリは、ドバイにある語学学校「ES Dubai」でも学校のアクティビティとして参加できるので、ドバイ留学中に友達を作って一緒に参加してみてはいかがでしょうか?
ジュメイラ・モスク
ジュメイラ・モスクは1978年建立の大型モスクで、ドバイのモスクで唯一イスラム教徒以外一般人にも解放されているモスクとなっています。
そのため、多くの観光客が訪れる定番の観光地となっており、内部見学ツアー(金曜日以外は毎日)も開かれています。内部見学ツアーでは、内部の写真を撮ることが許されているのでカメラもお忘れなく!
このツアーでは礼拝のやり方、ラマダン(断食)についても教えてくれるので、イスラム文化についても理解を深めることができ面白そうです。
ただ、モスク中に入るには肌の露出はNGのため、長袖のパーカーや女性は髪を隠すスカーフを持参しましょう。
また、こちらのモスクは夕方にライトアップされるので、夕方に外観を見学に行くのもオススメです。
個人的には、モスク観光をとてもおすすめしたいです!私もマレーシアでモスク巡りをしたことがあるのですが、モスクは建物自体が芸術品というか、日本の建築物とはまた違った建築美を持っているんです。
イスラム建築は美しいだけでなく、計算しつくされた幾何学模様が組み合わさって1つの模様作っていて、繊細さを感じることできます。
また、この繊細さと豪華さのコラボレーションが絶妙で目を離すことが出来ないのです。
イスラム文化や現地の人の生活への理解を深めるためにも、ぜひモスクは訪れておきたい観光スポットだと思います。
イブン・バトゥータ・モール
ドバイには世界最大級のドバイ・モールを初めとする巨大ショッピングモールが数多くあります。
その中でも私が皆さんにオススメしたいのが、イブン・バットゥータ・モールです。
「イブン・バットゥータ・モール」は、イスラム教徒の大冒険家「イブン・バットゥータ」に着想を得た巨大のモールと言われています。
このイブン・バットゥータとは、65歳の人生の内、30年間も旅した大冒険家で、その旅行記『三大陸周遊記』の中で、彼が訪れたとされるアンダルシアからチュニジア、エジプト、ペルシャ、インド、中国までの各地をモチーフにした6つのコートが「イブン・バットゥータ・モール」の中にぎゅっと集まっています。
また、イブン・バットゥータ・モールの内装は豪華で美しいと好評で、ショッピングモールという名のテーマパークとも言われています。
そして、そんなイブン・バットゥータ・モールに訪れたら、ぜひ行っていただきたいのが「スターバックス」です。
「え?スタバなんてどこにでもあるじゃん」と思われましたよね?
実は、ペルシャエリアにあるスターバックスは、その内装が美しく「世界一美しいスタバ」とも言われています。
天井や壁が一面タイル敷きのイスラム風デザインが一番の魅力で、その光景に目を奪われること間違いなしです!ショッピングに疲れたら、世界一美しいスタバで素敵なコーヒーブレイクをしてみてはいかがでしょうか?
ボリウッドパークス
皆さんボリウッド映画は好きですか?
ボリウッドとは、インドのムンバイ(旧:ボンベイ)で制作されたインド映画の通称です。
ボリウッドはアメリカの映画の都、ハリウッドとボンベイを掛け合わせた造語で、歌とダンスが特徴的なミュージカル調の映画が多く、年間1,200本もの映画が制作されています。
そんな、インドのボリウッドのみに特化した世界初のテーマパークが「ボリウッドパークス」です。
映画をテーマにした16ものの乗り物や7つのステージで展開する30のライブショー、インド料理が楽しめる他、ボリウッド・ブールバードやムンバイチョークなどの5つのエリアがあります。
インドではなく、ドバイにボリウッドのテーマパークがあることも面白いですよね?世界で唯一のボリウッドに特化したテーマパークはドバイでしか体験できません!
ドバイ語学学校の日本人スタッフさんオススメの観光スポットをご紹介
ここからは、ドバイ在住の日本人スタッフさんオススメの観光地をご紹介していきたいと思います!
今回、オススメ観光情報を提供してくれたのは、ES Dubaiの日本人スタッフとして働く小林さんです。
オールド・ドバイのスーク
ドバイには3大スークと呼ばれるお買い物スポットがあります。
そして今回、小林さんオススメのスークが歴史地区にあるオールド・スークです。
オールド・スークは一言でいうと、「女子が好きなものが溢れている市場」で、カラフルなストールや中東っぽいデザインの雑貨などドバイならではの雑貨を買うことが出来るスポットです。
上記で紹介した3つのスークの中で一番客引きが多いのも特徴的で、ちょっと商品を見ていると、すぐに「オミセ、見ていって~。」とカタコトの日本語と共に店の中へと勧誘されるのでお気をつけ下さい!(笑)
ルーブル・アブダビ
ルーブルと聞いて、フランスのルーブル美術館が頭に浮かんだ方も多いと思います。そうなんです。
このルーブル・アブダビはルーブル美術館の姉妹館(別館や支店)と言われています。
ちなみにルーブルの名前を借りるのに、UEAは4億ユーロ(日本円で約530億)ほど支払ったそうです。
そんなルーブル・アブダビのテーマは「ユニバーサル・ミュージアム」となっており、地理的な分類をせず、年代別に世界各国作品を展示しています。
この美術館では、レオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホ、モネなどが描いた貴重な作品が展示されているにも関わらず、有名美術館と比べて人が多くありません。
そのため、誰にも邪魔されず、心ゆくまで鑑賞にふけることが出来ることも魅力の一つです。入館料は、日本円で約1,800円程度とお手ごろなのも嬉しいポイントですね。
普通の美術館は地域ごと、宗教ごとのテーマで展示がされている場合が多いのですが、ここでは同じ時代ごとにその地域・宗教の展示が見れるのが好きなんです。
また、日本の漫画コーナーなど、日本文化を紹介する展示もあって、ドバイの人に日本文化がどう見られているかわかるのも楽しいです。
【まとめ】周りと違う留学したいならドバイはどうですか?
ドバイの成り立ちや観光スポットについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ドバイに持っていたイメージが変わったのではないでしょうか?
華やかで近代的な中心地で観光やショッピングをするのも楽しそうですし、歴史地区の散策、モスク巡りをして伝統的なイスラム文化に触れるのも楽しそうですね!
ドバイの魅力はそんな近未来都市とエキゾチックな街並み、様々な文化などが混ざり合って共存している点なのではないかと思います。
そんな魅力溢れるドバイで留学をしながら、アラビア世界を堪能してみてはいかがでしょうか?
このコラムを読んで「少しずつドバイに興味が湧いてきた!」という方は、ぜひこちらのドバイ留学の魅力コラムも合わせて読んでみてください!