【超穴場!】ドバイ留学って知ってる?欧米圏留学との違いや魅力を徹底解説!
みなさん!ドバイと聞いて何を想像しますか?
こんなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
日本ではあまり馴染みのない場所ではありますが、実は海外では英語を学べる留学先として人気なんです!
今回は、そんな「ドバイ留学」が、カナダやオーストラリアなどの欧米圏留学と何が違うのか?どんな魅力があるのか?など、徹底解説していきます!
ドバイってどんな所?
ドバイは中東にある「アラブ首長国連邦」の首長国の1つです。
世界1高いビル「ブルジュ・ハリファ」がある発展したエリアや、ビーチエリア、砂漠やイスラム文化が感じられるエリアなど、たくさんの顔がある場所です。
中東と聞くと砂漠をイメージされる方も多いと思いますが、イメージ通りドバイは砂漠気候。1年中暖かい…というよりむしろ、夏は最高気温40度超えが当たり前の気候で、雨もほとんど降りません。
逆に秋から冬にかけてもかなり温暖で、1番寒い1月でも、日本の10月くらいの気候です。そのため、ドバイでは秋から冬にかけてベストシーズンになっています。
アラブ首長国連邦の公用語はアラビア語ですが、実はドバイの人口の85%は移民。そのため、共通言語として英語がとても幅広く使われていて、街中では基本誰とも英語で会話することができます。
日本ではまだメジャーな留学先とは言えませんが、ドバイ近隣国のサウジアラビアやトルコ、また南米の留学生にはすでに人気の留学先になっています。
ドバイ留学と欧米圏留学の違い
みなさんは留学先を聞かれた時に、どんな場所を思い浮かべますか?
カナダやオーストラリアに行く留学生が多いというのは、聞いたことがあるのではないでしょうか。
実は、多くの留学生がよく行く、カナダやオーストラリアの都市部って比較的似ているんです。
例えば、以下のような部分。
それに比べ、ドバイはどうでしょうか。
この4つの特徴を比べただけでも、「欧米圏留学と大きく違うな?」ということが分かるかと思います。
この4点について、もう少し詳しく見ていきましょう!
欧米圏とは違う移民の民族構成
上にも書いたように、ドバイは85%が移民ですが、民族構成がカナダやオーストラリアとは違います。
移民の60%がフィリピン・インド・パキスタン・バングラデシュなどからの労働者で、語学学校に通っている人は南米出身が多いです。
逆に、日本人や韓国人、中国人といった東アジア系の人は割合としてかなり少なく、語学学校にも、日本人は「多くて」5%ほど。
これがどれくらい少ないかというと、カナダ・バンクーバーの語学学校では、日本人の割合が13%くらいで「少ない!」と言われます。それくらい、ドバイと有名留学地のカナダやオーストラリアとは違いがあります。
そのため、欧米圏留学では仲良くなれなかったような国の人と友達になることもできるし、日本人が少ない分、より英語漬けの毎日を送ることもできます!
砂漠気候について
カナダやオーストラリアの気候は日本に似ていますが、ドバイは断然違って1年中温暖です。雨もほとんど降りません。
フィリピンなどの東南アジアも1年中暑いですが、こちらは雨季と乾季があり、雨季にはスコールが降ったりするため、また違う気候です。
日本人にとって、四季がはっきりしている欧米圏は過ごしやすいですが、冬の気温が日本より低い場所も多く、寒いのが苦手な方には向かない都市もあります。
なので、2、3月の大学の春休み期間に留学したい方で、寒いのが嫌いな方には、ドバイはすごく良い留学先だと思います!
ドバイにはもちろん砂漠を探検できるツアーがあり、語学学校のアクティビティとしても人気です。
また、せっかくだから「日本にはない気候を経験してみたい!」という好奇心旺盛な方にもとてもオススメです。
第二言語としての英語に触れられる
英語圏留学で人気の国(オーストラリアやカナダなど)は、どこも公用語が英語で、英語ネイティブが多数派の街がほとんどです。
もちろん移民が多い街(ロサンゼルスやシドニーなど)では、インド系の人であればインドアクセントの英語、イタリア系であればイタリアアクセントの英語など様々なアクセントの英語が飛び交っています。
そして、ロサンゼルスやシドニーでも地元にずっと住んでいる人たちは、英語ネイティブなことが多いです。
しかし、ドバイは少し状況が違います。
ドバイは公用語がアラビア語で、人口の85%を占める移民たちがコミュニケーションを取るために、共通語として英語を使っている場所です。
なので、街中でも英語だけで過ごせるほど、どこにいっても英語が飛び交ってはいるものの、英語ネイティブの人は本当に少ないんです。
ネイティブの英語に触れられない、というのは一見デメリットのように聞こえるかもしれませんが、実は全然そんなことないんです!
というのも、世界的に見てみると、ネイティブとして英語を話している人よりも、第2言語として英語を話している人の方が圧倒的に多いからです。
様々な国から来た人たちが、それぞれのアクセントで英語を話している状況で留学をすることで、どんなアクセントの英語でも対応できるようになっていきます。
そうすることで、本当の意味でグローバル環境での留学を実現することができますよ!
国教はイスラム教
英語圏留学で人気の国は、キリスト教を信仰する人が多数派を占める国が多いです。実際に生活してみると、例えばクリスマスは街中の店が閉まっていたり、イースターが盛り上がったりと、キリスト教文化を感じることもあります。
しかし、実生活の中でキリスト教を信仰していない留学生にまで宗教の影響が及ぶことはそこまで多くありませんでした。
しかし、ドバイが所属するアラブ首長国連邦は、国教がイスラム教と定められています。
国教というのは、国が「国民が信仰するべきものと定め、保護する対象としている。」宗教のことで、その宗教が持つルールが、国の法律などに関わってくることもよくあります。
ちなみに日本は「政教分離」を採用している国なので、政治の場に宗教が影響してくることはほとんどありませんが、国として国教を定めている国は意外と少なくないんですよ。
国教がイスラム教と聞くと、「イスラム教の厳しいルールを自分も守らないといけないの?」と思うかもしれませんが、ドバイの場合、そこまで厳しくないのでご安心を!
イスラム教で禁止されているお酒や豚肉が手に入りにくいなど、少し不便な部分もあるかもしれません。(詳しくはもう少し先で説明します。)
移民の多いドバイでは、イスラム教徒でない人も多いので、さまざまな宗教観を持つ人たちがそれぞれ尊重し合って暮らしています。
ガイドブックには「肌を出してはダメ!」と書いてあるようですが、以前お話をうかがったドバイ在住の方によると、街中で普通にキャミソールを着ている外国人の女性もいるみたいです。(笑)
なので、そこまで過剰に心配する必要はありません!
それよりも、日本では出会えないイスラム文化に触れるとても貴重な機会なので、ぜひ英語だけでなく、イスラム文化についても五感で学ぶいい機会だと思えると良いですよね!
例えば、イスラム教では1日に5回、お祈りをする時間がありますが、その時間になると街のモスクからお祈りの音楽が聞こえて来たり、もちろんアラビア語を話す現地の方の声が聞こえてきたりすることもあるでしょう。
また、中東で「スーク」と呼ばれる市場では、売っているお香やスパイスの香りがすると思います。もちろん、ドバイにはたくさんの中東料理があり、イスラム教徒の方も食べられる「ハラール食」と呼ばれる食べ物を体験することもできます。
ちなみに、私は以前、同じくイスラム教徒が多数派のインドネシアに1か月半ホームステイをした経験があります。街にいる女性の多くはスカーフを頭に巻いていて、お祈りの音楽も毎日5回街中に流れ、ホストシスターは1日に5回必ずお祈りしていました。
そんなドバイ留学と同じような経験をした私の感想としては、「日本ではほとんど見られないイスラム文化、めっちゃ面白い!!」でした。
イスラム教に対して、あまり良くないイメージがある方もいるかもしれません。
しかし、一緒に生活してみると、みんなとても優しく、文化は全然違って面白いけれど、人となりは私たちと何も変わりませんでした。
こんな私のように、馴染みのないイスラム文化に触れる機会は中々ないので、ぜひみなさんにも体験してほしいなと思います。
ドバイ留学の魅力
以上、ドバイについて簡単に説明しましたが、では留学地としてはどんな魅力があるのでしょうか?
次にドバイに留学するメリットや、魅力をご紹介していきます!
① とにかく治安が良い!
「中東」と聞くと、なんとなく危険なイメージがあるかと思いますが、実はドバイは、留学先としては「トップクラス」の治安の良さなんですよ!
今回コラムを書くにあたって、ドバイ在住の日本人の方にお話を少しうかがったのですが、夜中に女性1人で歩いていても危険を感じないそう。
日本と同じ警戒レベルで十分トラブル回避ができる治安の良さなので、ポケットに財布を入れていても盗られることはほとんどありません。
もちろん日本も同じように100%安全!と言えるような場所は絶対にないので、ある程度の防犯意識は必要です。しかし、日本と同じくらい治安が良いと言われると、留学先の候補として安心できますよね!
② 気候が安定している
上にも書いたように、ドバイはほとんど雨が降りません。1年のうち360日は晴れています。
ずっと晴れているというのは、留学生、特に短期留学の方にとってすごく魅力的です。
というのも、限られた期間海外に住むとなると、どうしてもたくさん観光したくなりますし、街を散策したくなるからです。
それと同時に、現地でできた海外の友達とは、帰国後会うことがかなり大変。なので、現地にいる間に「少しでもたくさん遊んでおこう!」という気持ちになる方が多いと思います。
私もバンクーバーに留学中同じように、特に帰国間際はたくさん友人と遊んだり、観光地を回り直したりしていました。
しかし、私が帰国予定だった冬のバンクーバーは、Raincouverと呼ばれるほど雨が降り続ける雨季でした。
2週間に1度しか太陽が顔を出さず、さらに気温は3度くらい。そんな気候の中、雨が止んだ一瞬の隙を狙って、カメラを持ち出して写真を撮りに行っていました。(笑)
逆に、バンクーバーの夏は毎日快晴で、暑すぎない最高の気候なのですが、その時は毎週末友人とハイキングやサイクリングを楽しんでいました。
ドバイの話に戻りますが、夏のバンクーバーと同じように「気候が安定している。」というのは、観光をするためにとても重要です。
天候を考慮せずに計画が立てられると、後悔することなく街を堪能することができるからです。
特にドバイでは、砂漠やビーチなど、アウトドアのアクティビティも豊富なので、晴れていると思う存分楽しむことができますよ!
③ 街がとにかくキレイ
ドバイはとにかく街がキレイ!こちらもドバイ在住の方から聞いたお話ですので間違いありません。
人件費の安いドバイには清掃員が多く、街や施設はいつも清潔に保たれています。
海外に行くと道にゴミが落ちていたりすることは日常茶飯事ですが、ドバイでは道にゴミがたまっているようなことはほとんどありません。
海外に行きたいけど、「清潔感に不安がある…。」というキレイ好きの方にはぴったりですね!
ちなみに実は街が綺麗かどうかは、その地域の治安にも大きく影響することを知っておくと良いと思いますよ!
・ロサンゼルスに留学予定?ロサンゼルスの治安について解説
④ ビザの申請が楽!
留学に行く時、どの国でも長期の場合ビザの申請が必要になってきますが、これがなかなか面倒くさい…。
パスポートと学校の入学許可書と銀行の残高証明を英語にしてもらって、たくさん書類を書いて、ひどい時には大使館のある東京まで行かないといけない…。
っていうのが、よくあるビザ申請の流れです。(笑)
しかし、「ドバイの学生ビザ申請はとっても簡単!」というのも、パスポートと証明写真、学校の入学願書だけ学校に提出すれば、後は手続きを済ませてくれるからです。
※ただし、学校によって細かなルールが違うので、詳しくはお問合せください。
これは学生ビザだけでなく、ドバイで就職する場合も同じです。
現地で学生ビザから就労ビザに切り替える場合、指紋採取と血液検査が追加されますが、こちらも同じように、採用された企業側が全部手続きをしてくれます。
なので、煩雑な書類手続きは全てお任せしちゃって、渡航準備ができてしまうんです!
ドバイ留学で気を付けた方が良いところ
上記ではドバイ留学の良い部分をフォーカスしてきましたが、フェアな立場でマイナス面もご紹介しますね!
① イスラム圏ならではの暮らしにくさは多少ある
先ほど、「イスラム文化を楽しむこともできますよ!」とお伝えしましたが、やはりイスラム教が国教のドバイならではの不便さも少しはあります。
例えば、イスラム教では、お酒と豚肉が禁止されているため、この2つは少し手に入りにくいです。
特にお酒は売っているお店が限られているうえに、購入にはパスポートと書類の記入が必要になりますし、UAEの酒類に関する法律を理解する必要があるため、少し難しい状況です。
しかし、もちろんお酒を飲む移民がたくさんいるドバイでは、お酒が飲めるレストランもたくさんあります。ホテルの中にあるレストランや、一部のレストランではお酒の提供がされています。また、1杯あたりの値段は割高ですが、女性がとてもお得に飲める日が週1度設定されており、工夫も見られます。
豚肉に関しても、韓国系のスーパーに行くと売っていたりするようなので、どこにでも売っているわけではないですが、手に入る環境はありますよ!
イスラム教は、宗教に強い関心がない日本人の方には少し厳しいルールに思えるかもしれませんが、イスラム教徒でない人への配慮もしっかりされているので、そこまで心配する必要はありません。
② 夏はとにかく暑すぎる…
ドバイの夏は…本当に暑いです。(笑)
夏の平均気温は、最低気温30度、最高気温は40度超え。特に暑い日は、50度近くにまで気温が上がります。
ドバイ在住の方いわく、歩いているだけで肌がひりひりするくらい、日差しも強いようです。(苦笑)
なので、基本的に移民の人たちは夏に休暇をとって母国に帰ったり、旅行に行ったりして過ごしています。
夏をドバイで過ごす人も、基本外に出ることはなく、クーラーの効いた屋内施設や家で過ごす時間が長くなります。
しかし秋から冬にかけては、長袖1枚で過ごせるくらいの気温になるため、とても快適に過ごすことができます。
そのため、短期留学の方はぜひ秋から冬にかけてのドバイ留学がオススメです。
また、逆にオフシーズンの夏を狙ってドバイに行くのもメリットがあったりします!
オフシーズン、つまり夏のドバイはとにかく人がいません。(笑) もちろん観光客も少ないので、アクティビティやホテルの値段が、秋冬に比べて下がります。
特に、豪華なホテルの宿泊費が半額近くまで下がるので、リーズナブルな値段でゴージャスな体験ができるというのが、夏のドバイの醍醐味です。
暑すぎるとはいえ、電車やタクシーなどで快適に移動できる環境は整っているので、もちろん生活できないレベルではありません。
「アクティビティは室内だけでもいい、家を出てからタクシーに乗るまでの一瞬だけ猛暑なのも大丈夫!」
そんな方は、あえて夏にドバイに行って、ゴージャスなドバイ生活を送るのもアリですね!
③ 観光地の物価は高い
ドバイでは、観光をしようと思うとかなりお金がかかってしまいます。
観光客向けのレストランや、アクティビティなどの値段が高めに設定されていて、場所によってはドバイの住民と観光客で値段が違う場合もあります。
例えば、世界1高い建物のブルジュ・ハリファは、展望台の入場料が5,000円ほど、1番上まで行くと1万円以上!他のテーマパークなども同じように、日本のテーマパークの入場料の感覚より高めの料金設定です。
しかし、高層ビルやホテルが立ち並ぶ、近代的なエリアを離れると、そこまでお金を気にしなくても観光できる場所もあります。
スーク(市場)では、交渉次第でかなり値下げすることができたり、歴史を学べるドバイ博物館は入場料が100円だったり(金銭感覚が狂いそうな値段の振れ幅ですが…笑)、観光プラン次第では予算を抑えることもできます。
ちなみに、上まで行くと1万円するブルジュ・ハリファですが、外では噴水のショーが行われていて、こちらは無料で楽しめる人気スポットだそうです。
そのため、「ドバイ留学したからにはたくさん観光したい!」と考えている方は、観光の予算をしっかり決めてから、観光プランを決めるといいかもしれません。
また、観光ではなく普通に生活してかかる食費などは、日本と同水準の予算でまかなえると考えて大丈夫です。
あくまで「観光にお金がかかる。」ということなので、予算を決めて遊びすぎに注意をすれば、問題ないでしょう。
まとめ
ドバイ留学、イメージが沸きましたか?
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また、ドバイの魅力をもっと知りたい方はこちら。