「海外生活をシェアするコラムニストになってみたい!」と考えているあなたへ
G Day guys! How are you today?
皆さんこんにちは、金城愛子です!いかがお過ごしですか?
この場をお借りして、新年のご挨拶を申し上げます。2020年、明けましておめでとうございます!
昨年は素敵なご縁と機会に恵まれ、以前から興味のあったコラム執筆に挑戦出来た、素晴らしい一年でした!
いつも私のコラムを読んで下さる読者の皆様にも、感謝申し上げます。
まだまだ拙いコラムではありますが、今年は色々と執筆に関する勉強をして、より楽しいコラムをお届け出来るよう試行錯誤していこうと思っておりますので、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今回は、私がコラムニストになったキッカケや、コラムニストとして大事な部分について書いてみました。自分の海外留学やワーホリ体験をコラムニストとして情報発信したいと考えている方がいらしたら、参考にしてみてください!
最初の一歩は「何を発信したいのか」を探すこと♪
さて、今年最初のコラム、何について書こうかなと自分なりに年末から考えておりました。
『留学コラム』には、世界中の国々から様々なコラムニストの方々が寄稿されているので、内容も多岐に渡っていて本当に面白いですよね!私も一読者として楽しんでいます。
その中で私もいっちょ前に、何か「私だから書ける記事」を書いて、読者の皆様に「楽しい事・心躍る事・わくわくする事」をお届けし共有すると同時に、海外生活の魅力をお伝えしたい!と思って執筆を始めました。
この「私が海外生活で感じた楽しさを、読者の皆様に伝えたい!」という気持ちが、私にとってのそもそものスタートです。
「どうしてコラムを書こうと思ったの?」、「何についての記事が書きたいの?」と聞かれたら、私はやっぱり最後にはこの気持ちに行き着きます。
私はオーストラリアに来て、日本に居た時には想像も出来なかったような体験に巡り合えました。
日本の実家で、パソコンを前に「ワーホリ(ワーキングホリデイの略) オーストラリア」でグーグル検索をかけて入手した情報には無かった、素晴らしい毎日の中に今私はいます。
私が渡豪して感じた一番大きな事は、「実際にやってみなくちゃ分からない事がある。」という事です。
そう感じたからこそ「コラムを書いて、海外生活に憧れている人達の背中を押してみたい。一人でも多く、私みたいな幸せを感じられる人を増やすきっかけ作りがしたい。」と強く思うようになりました。
所謂「お役立ち情報」や「海外で生活していく術」のような記事に挑戦しようと思った時期もありました。
しかし、そういう記事を書くには私の海外生活は短すぎるし、経験も圧倒的に少ないように感じ「こんな私がそういう類の記事を書くのもなぁ…。」と疑問を感じたりもしました。
例えば、「オーストラリアでの家の見つけ方」について書こうと思えば、「書けるには書ける」というのが正直な気持ちです。私もこちらで生活する以上、自分で家を見つけ、自分で内見をし、自分で契約して今の生活があるので、その流れを説明することは出来ます。
ですが、そういう記事を書かれている他のコラムニストの方々の記事からは、「役立つ情報を発信したいと本気で思う強い志」みたいなものを感じます。
オーストラリアに来たばかりの人が読んでも不安にならないような丁寧な説明、様々なサイトの比較、シチュエーション毎に使える英会話、専門用語の説明などなど…読者の方の予備知識がゼロでも、「この方法なら家が見つかる!」と思えるような記事です。
そのような「真剣に読者の方々の手助けをしようと書かれたコラム」を読むと、「私が同じトピックで記事を書いても、その仕上がりはきっと内容も希薄でお粗末なものになっちゃうな…。」と感じずにはいられませんでした。
その理由ははっきりしていて、そもそも私がコラム執筆を始めようと思ったきっかけが「お役立ち情報を発信したい。」という気持ちからでは無かったからです。
そこからはまた、「役に立つような情報も発信出来ない私が、海外生活に関するコラムを書く必要ってある? と言うか、コラムを書く資格がある?」と悩んだりもしたわけですが…。
海外留学・ワーホリに関するコラムやブログは星の数ほどあります。
その中で「私にしか書けない」ものを書こうと思ったら、それは「私の経験・感じた事・考えた事」を書くより他ないなと感じました。
「書きたいと思う事について書かないと、結局コラムの質も落ちるし、執筆に真剣になれない。そんな中途半端な気持ちで執筆を続けたくは無い。」と私は思っています。
これから海外生活に関するコラムを書きたい、ブログを立ち上げたいと思っている方は、是非じっくり自分と向き合って「どんな記事を発信したいのか?」を考えてみて下さい。
それを書いてこそ、あなたの記事は面白いものになると思います♪そして、読者としての私は、そういう記事を沢山読んでみたい!!
情熱を持って書いた記事と、そうで無い記事は、やっぱり読者目線でも分かってしまうものです…。
なので、私は今年「自分の海外生活のリアル」に視点を置いて、執筆活動に励んでいこうと考えています!それが正解なのか、不正解なのかは分かりませんが…。(笑)
書きたいものを形にしていく
「自分が書きたいもの」がはっきりすると、日常生活の中でも色んなアイデアが浮かんできます♪私はそういうアイデアは、忘れない内にノートにメモするように心掛けています。歳のせいなのか、せっかくナイスなネタを見つけても、次の日には忘れているという悲しい経験を何度かしてきましたので…。(泣)
「どうしても記事のネタが思いつかないなぁ…。」と頭を抱える時は、自分自身の日常生活そのものを振り返ってみるのもいいかもしれません!
海外生活に慣れれば慣れるほど、外国人だらけの街の様子も、スーパーに並ぶ大きすぎる牛乳も、キャッシュレスな生活スタイルも、自分にとって当たり前になっていきますよね。ですが、よくよく考えるとそんな些細な事にも渡豪当初は、イチイチ「わーすごい!!」と感激していたことを思い出します。(笑)
すっかり今の生活に慣れてしまっていて気が付かないだけで、まだ海外生活を送ったことのない読者の方にとっては、あなたの日常生活はものすごく刺激的で、新鮮で、面白いものなんです!!
なので、今後は私自身も「こんな事、コラムにしたってどうしようも無いよ…。」と思えるような些細な事も、どんどん発信していこうと思っています!
なぜなら、その「些細な事」の連続が、結局は私の海外生活そのものだからです。
記事のテーマが決まったら、早速執筆を始めてみましょう!ここから先のやり方は、人それぞれだと思います。
しっかりとプロットを立てて全体の構成を考えてから書き始める人、真っ白な原稿用紙に向かってとりあえず文字を打ってみてから形を整えていく人、記事に載せる写真をまず選んでから文章を足していく人などなど…。
私は、「まず書いて、それから形を整える派」ですが、一応記事全体の「起承転結」を意識して書いています。と言っても、まだまだ経験不足で、思ったように上手くまとまらない場合がほとんどですが…。(笑)
文章というのは不思議なもので「あ、この人の記事面白い。こういう文章の書き方好きだな。」と思えるような「読者としての自分にしっくりくる、文章の書き方」がありますよね。実際に自分が書く側に立った時も「こんな風に書き進めると、すらすら作業が進むな。」と思える「書き手としての自分にしっくりくる、文章の書き方」みたいなものがあります。
逆に、文章を読んでいて「何か理解しにくいな~、トピック自体は面白いのに読み進めるのが難儀だな…。」と思うような文章があります。「この書き方だと全然筆が進まないな。書きたいことがあるのにそれをどこに持ってくればいいのか分からない!」と書いていて居心地の悪さを感じるような書き方(執筆スタイル)もあります。
これは色々試していく内に、自分に合うスタイルと合わないスタイルがはっきりしてくると思います。論理的に文章を組み立ててみたり、比較や分析の結果をまとめてみたり、感じている事・考えている事をリアルに表現してみたりして、自分が一番書きやすいと思うスタイルを選択してみるといいと思います♪
結局、「どんどん筆が進むぜーーー!!」と気分がノった時に書かれた文章が、一番面白い文章になるんじゃないかと思いますので♪そうやって「自分が書きたいトピックを形にしていく」のが、一番大変で、一番面白い作業です!
「文章を書く」ことだけがコラムニストの仕事じゃない
私は去年、「書く準備」よりも「書く作業」に比重を置いて執筆をしていました。
その中で私が痛感したことを、ここではお話しようと思います。
実際に記事を書くためには、以下のような「書く」以外の作業が必要です。
準備をきちんとしてから原稿用紙に向かえば、書いている途中で「結局私は何が言いたいんだっけ?」、「最終的にどんな結論に向かってるんだっけ?」と混乱することはありません。
逆に準備を怠ると、書いている内に自分でも訳が分からなくなって、結局スムーズに筆が進まず、締め切り前に慌てて仕上げる羽目になります。(泣)
私は渡豪前、日本の広告会社で営業アシストとして働いていました。広告会社にも、もちろん原稿の締め切りがあって、私は当時この締め切りを営業社員の方に守って頂き、きちんと期日内に入稿・印刷が出来るようアシストしていました。
こういう業界では、どれだけお粗末な原稿が届いても、それを「ちゃんとしたもの」にしてから世に出す義務があります。
校正をして誤字脱字を防ぐのはもちろん、正しい日本語や適切な言葉遣い、印象的な言い回しや読者の方々の心に残るキャッチコピーなどなど…!!このような経験から、私は「適当に書き上げた原稿を送ってこられる。」のが、どれほど大変な事かを理解しています。
そのため、「やばい!締め切りに間に合わない!!ちゃんと確認する時間もないけどもういいや!送っちゃえ!!」と半ばヤケクソで原稿を仕上げる事に毎度毎度罪悪感を抱えていました。(ご担当の皆様、本当に申し訳ありません。そしてありがとうございます。)
なるべくそうならないように計画を立てても、働きながら或いは学校に通いながら執筆を続けるのは中々大変な事です。
だからこそ、「書く準備」がとても大切になってきます!この過程を適当にしてしまうと、執筆に余計に時間がかかったり、支離滅裂な仕上がりになって書き直し…と後々自分の首を絞めることになります!お…恐ろしい!!
と言うわけで、出来てもいない私がこんなに堂々と言うのも憚られるのですが、コラムニストの仕事は「書く」だけでは無いという事をしっかり頭に入れておいてください!(いや本当に何様なんだよ、私は…。)
「書く」ことに興味があるからこそ「コラムニストに挑戦してみようかな」と思われる方がほとんどだと思いますが、書くための準備も経験していく内にどんどん楽しくなっていくと思います!
私も早く自分のペースを掴んで、無理なく執筆をこなせるよう精進致します。(笑)
読者の反応を確認する
コラムニストとして、自分の持っている情報や伝えたい思いを世に発信する以上、その向こうには必ず「読者」がいます。
『留学コラム』のWEBサイトでは、記事ごとにどれだけの人がその記事を読んだか、数字で分かるようになっています。また『いいね』機能もあるので、読者の方の反応も分かります。
私の場合、その数字を確認することで、自分の記事を磨いていくキッカケにもなっています。
数字だけが全てではありませんが、やっぱりこのように自分の記事に対する評価が可視化されていることで、モチベーションが上がったり、次のトピックを選ぶ上での参考になったりします。
読者の存在を意識しすぎて、全く自分らしさの無い記事になるのは避けたいところですが、読者の反応をシャットアウトして全く気に掛けないのも避けて欲しいと思います。
読者の反応を定期的に確認することで、「自分が書きたい記事」と「読者が読みたい記事」の交差点が何とな~く掴めてくるので、是非試してみて下さい!
コラムニストとして文章を書く以上、完全なる自己満足になってしまっては正直意味が無いと思います。無名なら尚更、まずは読者の皆様の心を掴むところから出発しなくてはいけません。
世の中には沢山の人が居て、ひとそれぞれ違った魅力を持っています。「つまらない人」や「面白い人」なんて言うのは実はいなくて、その人の感性が自分の心に突き刺さるかどうかだけだと私は思っています。
コラムニストとは、自分の言葉や、自分の作ったものが誰かの心に刺さった時初めて「やって良かった」と思えるような仕事です。
誰にも届かなければ、それは単なる独白にすぎません。
発信者として成長していくためには、自分の記事を読んでくれる読者の皆様の存在を、いつも頭に入れて、少しでも自分の声が多くに人に届くよう、少しでも自分の記事で読者の方が喜んでくれるよう、邁進していく必要があります。
なので「数字だけで優れた記事かどうか判断されるなんて納得できない。そんなのは上辺にすぎない。」と感じる方にも、是非定期的に読者の反応を確認するよう心掛けて欲しいなと思います。
もちろん結果が全てではありませんが、閲覧数や『いいね』の数を確認する作業を通して、読者の方々の存在を実感し繋がることが出来るのは、やっぱりすごく嬉しいことなので♪
コラムニストとして記事を書いてみたいなと考え中の皆さんには、今後是非この「読者と繋がる喜び」を感じながら活動をして頂きたいなと思います。私も、まだまだ全然数字が伸び悩んでいるので。(笑)一緒にテッペン目指して頑張っちゃいましょう!
今後も金城愛子をよろしくお願い致します!
さて、今回は私自身ぺーぺーの初心者にも関わらず、随分と偉そうにコラムニストの活動について語らせて頂きました。(笑)
この記事を通して、皆さんがコラム執筆に興味を持って頂けたら幸いです!私も、まだまだこれからどうやってこの活動を展開していこうか…と毎日悩んでおります!
どんなテーマで記事を書こうか…どんな風に書けばより面白くなるのか…正解が無い分、一人前になるまで長い時間が掛かるとは思いますが、今はこうして頂いた機会を大切にしながら、色んな事を学びつつ精進していきたいと思っています。
もしもこの記事をきっかけにコラムの執筆を始めたい!と思った方がいらっしゃいましたら、一緒に頑張っていきましょう♪
私はこれからも、「楽しいとわくわく」とお届けすると同時に、読者の皆様に寄り添えるようなコラムニストを目指して、自分を飾らず等身大で突っ走ってくつもりです!!
なので、皆さま!今年も…いえ今後も、金城愛子をどうぞよろしくお願い致します!
それではまた次回、お会いしましょう♪ See ya!!