緊急事態発生!留学中に突如日本に帰りたくなったらどうすればいい?対処法6つ紹介
知らない土地に住むことは、想像以上に大変なものです。特に自分の英語力が足りない時期に、言葉が通じない場面を何度も経験すると、心が折れそうになります。
「留学する前はあんなに楽しみだったのに、今は憂鬱で日本に帰りたい…。」といったことは誰にでも起こる可能性があります。
私も留学をしていて、嫌なことがあった時に日本にすごく帰りたくなりました。今回は、留学中に日本に帰りたくなった時の対処法をご紹介します。
対処法①: 日本食を食べる
日本食を食べることで、帰りたい気持ちがやわらぐことがあります。
大きな都市では、日本人が経営している日本食のレストランがたくさんあります。そのため、実際に日本で食べるのと同じ味を海外でも楽しめます。これは素晴らしいことですよね。
ここで大切なのは、自分が本当に食べたいものを食べることです。海外での日本食は日本で食べる時よりも高いです。
しかし、高いからといって、自分が食べたいものと違うものを食べると、本当に満足することはできません。
「少しくらい高くても、自分のやる気を取り戻せるなら安いもの!」といった気持ちで好きなものを食べることが大事です。
日本を恋しく思っている間は、日本食を毎日食べたくなると思います。しかし、日本食のレストランは高いので、毎日は行けないですよね。
そこで、自分で日本食を作ってみるのもおすすめです。日本食のレストランがあるエリアには、日系スーパーがあります。そこで食材を買って、家で調理をすれば外食するよりも安く、たくさん作ることができます。
実際に私も、日本食が食べたくなった時は、日本食を作っていました。私は、餃子やカレーを作っていたのですが、アメリカのスーパーにはニラやカレールーといったものはありません。日系スーパーが家から行ける距離にあって、本当に助かった思い出があります。
インターネットで調べれば簡単なレシピがたくさん出てくるので、自炊が苦手な人もこれを機に試してみてください。
対処法②: 友達に正直に打ち明ける
日本に帰りたいと誰かに話すことは、恥ずかしいことだと思っていませんか?
日本に帰りたいと思うことは、まったく恥ずかしいことではありません。
海外で生活を始めると、日本にいた時には想像もつかないような状況で困ることがあります。思い切って行動を起こしても、英語ができないことで相手にしてもらえないことも起こります。
ちなみに、アメリカでは洗濯機を使う際、25セントのコインしか使えません。私は自分の英語力に自信が無く、20ドル分の25セントロールを銀行に両替しに行くと決意するのに、3日くらいかかりました。
また、教会にピアノのレッスンを受けに行きたくて、電話で予約をしなければいけない時がありました。この時は、30分くらい電話の前でにらめっこをしていましたよ。
誰にも本当の気持ちを打ち明けることができないと、鬱になってしまいます。
帰りたいと思った時は、何でも話せる友達に思い切って言ってみましょう。友達と話すことで気分転換にもなりますよ。
対処法③: 何もせずに休む!
留学は期間も決まっているので、「休んではいけない!」、「もっと頑張らなきゃ!」と思っていませんか?
しかし、日本に帰りたい気持ちが強い時は、頑張れないですよね。そんな時でも自分を責めないでください。
辛い気持ちの時に自分を責めてしまうと、さらにやる気がなくなってしまいます。
日本に帰りたくて頑張れない時は、思い切って1日休んでみましょう。
普段休まずに授業に出ているのなら、1日くらい休んでも、出席日数に影響はありません。
辛い時に我慢をしていると、鬱っぽくなってしまいます。鬱になる前に休みましょう。休みとは必ずしも寝ることとは限りません。
カフェでゆっくりするのも良いですし、散歩をしてみるのも良いでしょう。自分の好きなことをして休むのが大切です。
私も授業についていくのが大変な時に、日本に帰りたくなったことがありました。それでも休んではいけないと、頑張って授業に出ていました。ある日十分に寝ているのに、朝になっても全然起きることができなくなってしまいました。
これは大変だと思い、その日は授業を初めて休みました。私の場合、2~3日休んで、ようやく「頑張ってみよう!」という気持ちが戻ってきました。
このように行動が出来なくなる前に休むのが一番良いです。ひどくなればなるほど、回復するのに時間がかかりますし、時間が無駄になってしまいます。
無理して頑張って多くの時間を無駄にするより、1日思い切って休んで、次の日からまた頑張る方が良いと思いませんか?
対処法④: ウォーキングをしてみる
気分が落ち込んでいる時は、ウォーキングをしてみましょう。
ウォーキングをして太陽の光を浴びることで、セロトニンやエンドルフィンが分泌されます。セロトニンやエンドルフィンは以下のようなものです。
・セロトニン
精神的な安定に関わる物質です。セロトニンが不足すると、鬱っぽくなりやすいです。日光を30分ほど浴びると分泌されます。
・エンドルフィン
日光を浴びることで分泌される物質です。幸福感をもたらすことから、脳内麻薬とも呼ばれます。
セロトニンやエンドルフィンが分泌されることで、幸せを感じることができたり、また頑張ろうという気持ちが戻ってきたりします。
気持ちが沈んでいる時は、ウォーキングなんて面倒だと思うかもしれませんが、頑張って続けてみてください。ただ歩くだけでなく、時々カフェに寄って休憩するのも良いと考えたら、やってみようという気持ちになりませんか?
ウォーキングを続けるためには、「Nike Run」というアプリを使うのがおすすめです。「Nike Run」は歩いた距離を記録できるので、モチベーションにつながりますよ。
対処法⑤: 留学にかかった費用を計算する
留学にかかったトータルの費用を計算することも、自分を鼓舞するのに効果的です。
特に、ご両親に留学費用を払ってもらった場合、金額を知らないことや、金額が大きくて具体的にどのくらいの金額なのか分からないことがありますよね。
まずは、留学にかかった金額を計算してみましょう。
そして、留学費用をもし自分がバイトで稼ぐとしたら、どのくらい働かなければならないのかを計算してみてください。
きっと、とても自分一人で支払うことのできる金額が出てくると思います。
リアルな金額を知ることで、これだけお金をかけているのだから、頑張ろうという気持ちを取り戻すこともできます。また、ご両親に改めて感謝をすることもできますよね。
私も実際にお金を計算してみて、親に感謝しました。それと同時に、留学中に日本食を食べるとなると高いので、いつも美味しいごはんを作ってくれることにも感謝しました。
対処法⑥: 留学に来た目的をノートに書く
「なぜ留学に来たのか?」を紙に書くことも効果的です。
頭だけで考えたことは、すぐに忘れてしまいます。
しかし、紙に書けば頭に残りやすいですし、見るたびに思い出すことができます。
また、ノートに書き出すことで、自分の考えや気持ちが整理されていきます。
見るのを忘れそうだという時は、目的を書き出したページを開いて自分の視界に入ってきやすい場所に置いておくもの良いでしょう。
ノートに書く形式は、箇条書き程度で大丈夫です。
ちなみに、紙に書き出すことは、脳が活性化するので、何かアイディアを考える時にもオススメですよ。
自分が留学に来た目的を書き出してみましょう。書いているうちに、また頑張ってみようという気持ちが戻ってきますよ。
それでも帰りたい?留学エージェントに相談しよう!
今回紹介した対処法を試してみても、まだ日本に帰りたい気持ちがあるようなら、留学エージェントのスタッフに相談するのが良いです。
留学エージェントのスタッフは、海外経験が豊富でさまざまな苦労もしてきていますし、これまで多くの留学生の対応もしています。
自分だけで悩みを抱え込まずに、悩みを打ち明けてみましょう。きっと良いアドバイスがもらえます。ぜひ相談してみてくださいね。