【勉強以外の海外体験談】大学生の海外インターンやボランティアなどなど!気になる実情やリアルをご紹介
何か海外で挑戦したいけど、自分に何ができるか、向いているのかわからない…。
そんな悩みを抱えている方はいませんか?
旅行・語学留学、それ以外にも海外で出来る挑戦は実はかなりたくさんあります。
でも、学校に通う留学プランに比べて、なかなか情報が集めにくいのが現状です。
このコラムでは、留学ドットコムのインターン生が、学校に通う以外に海外で挑戦したことを4つ、実際の体験談を踏まえてリアルな情報を発信、ご紹介します!
語学留学以外の選択肢を知りたい!という方は、ぜひぜひ最後まで読んでくださいね!
お互いが経験した勉強以外の海外経験
① インドネシアボランティア(留学前)
現地の孤児院3つをまわってたんだけど、色んな国からプログラムに参加する大学生が来てて、その人たちと一緒に、自分たちの国の言葉や文化を伝える授業をしてたよ。
ボランティア自体は大体夕方から2時間くらいの交流だったから、その前に参加者の学生と集まって、その日にどんな授業をするのかミーティング。そして、実際に話し合った内容で孤児院で授業するっていう感じだった。
そうそう、よくある「日本のボランティア団体からごそっと派遣されて行く。」っていうものじゃないんだ。私が所属してたのは、日本以外にもボランティア支部がある国際的なNPO団体だったから。だから、いざ到着してみたら、すごくたくさんの国から学生が集まってきてたんだよ。
それぞれが自分の大学の長期休暇に合わせて入れ替わりで参加してたの。私と同じタイミングで現地にいたのは、オーストラリア人、ベトナム人、台湾人、香港人だったかな?ちなみに、私が参加したときは、なんと日本人は一緒に行った大学の先輩と私の2人だけだった!
この団体はね~、実は私が1・2年生の時に所属してた学生団体なんだよ!世界の色んな国・大学に支部がある国際的なNPO団体で、知ったのはもともと私の大学にもその支部があったのがきっかけなんだ。
私はNPO団体の運営メンバーとして参加してたんだけど、ここは「運営メンバー以外の人も海外インターンやボランティアにどんどん参加してね!」っていうオープンな団体だったから、団体に所属していない外部の人もガンガン参加してたよ。
そうだな…。本当に失礼な話なんだけど、インドネシアってやっぱり日本に比べたら経済的にまだまだ成長過程にある国だから、そんな国の孤児院の子供っていうことで、勝手にかわいそうな子っていうイメージを持って行ったのね。
でも、みんなめちゃめちゃ元気だし、スマホとか普通に持ってるし、高校も通ってるし、最近SNS見てたら大学生になってたりとかして、「一体貧困とは…?」っていう衝撃があったなあ。
でしょ?それでもやっぱり、住んでる施設のレベルとか、孤児院だけじゃなくて私が暮らしてたホームステイ先も、日本で暮らす環境と比べるとやっぱり格差は感じたけどね。
でも、実際に会ってみて「かわいそうな子」っていうイメージは間違ってたというか、勝手に決めつけちゃいけないなって思ったな。
② カナダボランティア(留学中)
私が通ってた学校の授業って半日しかなくて、授業ももう慣れて余裕が出てきた時に「なにか他のこともやりたいな~!」って思ってたんだよね。本当はアルバイトに挑戦したかったんだけど、ビザの問題があってね。
私は留学プランの関係で現地でビザ延長をすることになっていたんだ。後半のビザだけ就労許可がついてたんだけど、いざ現地で手続きしたその後半のビザがなかなかおりなくて。(苦笑)だから、アルバイトがなかなか始められなかったんだよね。それで、働く代わりにボランティアをすることにしたんだ。
うんうん、本当にそんな感じ。カナダでは「日常生活では英語さえ話していれば全く困らないのに、日本語を無理に勉強させられて…。」っていう感覚なんだろうな。
授業中もイヤイヤやってたりしても、それを私が「ちゃんとやりなさい!」と怒るのもなんか違うなぁ~って気がしちゃって難しかったな。でも、じゃあその子たちが将来大きくなって、「日本語ができなくて全く困らないか?」って言われたら、困るかもしれないじゃん?
うん、私も難しい問題だと思う。でも、日本で普通に暮らしてたら、こんな問題があるって事も気づかないし、きっとそもそも考えもしないと思う。でも、世界的に見たらこうした「親が話す言語と住んでる国の言語が違っているという人」ってたくさんいるんだよね。
だから、こういう事について考える機会ってボランティアをしたからこそ得られた貴重な経験だなって思うな~。
③ マレーシアインターン(留学後)
3年生になると就活が始まるし、自分が将来やりたいことを決めていかないとなって考えてたのね。やりたいこととかも特になかったんだけど、「ないな~」って思ってるだけじゃ状況は変わらないなって思ったから、少しでも行動して見つける努力をしよう!って思ったの。
それで、自分が興味のある「海外で働く」っていうことをいったん経験してみよう、っていう気持ちで挑戦を決めたんだ。
業務としては使わないけど、コミュニケーションでは使ってたよ。代表とインターン生は日本人で、それ以外はアメリカ人とマレーシア人。その人たちと話す時は英語だったかな。
セールスを担当してるインターン生もいたけど、その子たちもお客さんが日本人だから日本語で働いてたみたいだよ。
④ 中国研修旅行(留学後)
中国、キャッシュレス化がすごく進んでたのと、それ以外にも中国の発展度は目に見えてすごくて、もうあと何年かしたら中国トップくらいの感じで行くなっていう、衝撃があったね。
あとは、日本学科の子との交流で、「どうして日本語学科選んだの?」って聞くと、日本のマンガ、アニメ、ドラマが好きだっていうのがきっかけの人が多くて。
勉強するスタイルの留学との違い
私は一番の違いは受動的か、能動的かっていう所だと思うな。留学がすごく受動的っていうわけじゃないけど、学校に通うのって、ある意味楽なんだよね。話聞いてればいいし席に座ってれば良いし、言われるがまま勉強すればいいから。
ボランティアやインターンは、周りの人が何かやることを毎日与えてくれるっていうわけじゃないから、「自分で行動しないと何も起こらない。」っていうところが一番違うと思う。
私がカナダでやってた日本語学校のボランティアは、どちらかというと受動的な部類かな?基本は言われたようにサポートしてたんだけど。
でも細かなマニュアルがあるわけじゃないから、要所要所では自分で考えていろいろ工夫してたよ。逆に、インドネシアのボランティアは特にすごく能動的な行動が求められてたかも。
現地の人達に授業をしてたっていうのは話したんだけど、その授業内容を自分たちで1から企画しなきゃいけなくて、そのために毎日授業時間の前に参加者で集まって話し合いをしてたんだ。
例えば、その日どんなコンテンツを用意するのか、そのために何が必要なのか話し合って、その必要なものを手分けして準備して、交流の時間も自分たちで進行してた。慣れない英語で話し合いをして、考えたことを実行に移すっていう意味ではアウトプットをものすごくたくさんしたと思う!
留学と両方経験するなら留学の前、後?どっち?
そうそう。でも、逆に英語ができなかったからこそ、私はあのプログラムに参加したっていうのもあるよ。もし英語が出来てたら、インターンにしようかなとか、考えてたかも知れない。(笑)
経験値も語学力もない大学1年生だったからこそ、何も知らない状態でインドネシアに行って、まっさらな状態で色んな国の人と交流して、インドネシアの子供と交流して、海外楽しいな~って思えたのは、その後の私にとってすごく大きかったと思う。
そうだね、慣れに関してはカナダよりインドネシアに滞在する方がはるかにハードル高いと思うし、実際途上国の一般家庭に住むっていうのは、日本に慣れてるとめちゃくちゃハードだったから何とも言えないけどね…。
逆に私はそれでも楽しめたからこそ、やっぱり海外楽しい!もっと行きたい!ってなったわけで、良い経験なのは間違いなかったよ!海外生活に慣れるっていう目的の人は、もう少しイージーな滞在プランで渡航することをオススメするよ。(笑)
うん、そのあたりが行きやすいと思う。短期で海外渡航経験をすると、英語全然できないからもっと勉強したい!って思ったり、私みたいにもっと海外住みたい楽しい!ってなるかもしれない。
逆にもう行きたくない!ってなる可能性もある。いずれにしても、長期で留学しようか迷っている人は、短期でとりあえず何か試してみるっていうのは良い方法だよね。
留学前に行くのと真逆で、留学で海外生活慣れてるから、短期なんて余裕でしょ、っていう感じでハードルが下がってた。(笑)急に「海外でインターンで働く。」っていうのは全くゼロからだとやっぱり不安があると思う。
でも私はフィリピンとカナダの2か国留学ができたから「大丈夫、全然行けるわ~!」って思えたし、1年かけて英語を学んだっていうのもあったから、海外インターンに挑戦できる自信を、留学を通じて身につけられたのはすごく良かったと思う。
まとめ
海外ボランティア、インターン、研修旅行と、学校で勉強するスタイルの留学以外での海外渡航経験についてご紹介してきました!
留学や海外経験と聞いて、学校に通って英語や、英語で何かを学ぶという留学スタイルを想像する方は多いと思います。
でも、実際に海外で挑戦できるのは、学校に通う勉強だけではありません。
これから留学で学校に通う人でも、お伝えした日本語学校ボランティアのように、空き時間でボランティアするのも良し。そして、もし働けるビザがあるならば、アルバイトやインターンをするのも良しです!(どちらも、きっと素晴らしい経験になるはずです!)
また、勉強よりも何かアウトプットする経験がしたい!という方は、インドネシアボランティアやマレーシアインターンのような経験をメインにした渡航やチャレンジがオススメです。
留学ドットコムでは、あなたに合う学校だけでなく、こうしたインターンなどの選択肢を含めて、あなたにピッタリのプランをご提案しているので、興味がある方はぜひLINEから気軽に相談してくださいね!
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