英語上達させる一番の方法!英語がきれいな海外俳優の方たちを真似して覚えよう!
洋画や海外ドラマが好きだと、それらを活用した英語の勉強もひとつの楽しみですよね。
「この女優さんの英語、聞き取りやすいなぁ。」など感じることも多くあると思います。
英語を上達させる一番の方法は、徹底的に真似をすることです。
そこで今回は、私が個人的にクリアで聞き取りやすい英語を話すと感じるハリウッド俳優をピックアップ。
お気に入りの映画やドラマで英語を勉強するなら、ぜひお気に入りの英語を話す俳優も見つけてみてくださいね!
クリアな発音!聞き取りやすい英語を話すハリウッドスター
まずは聞き取りやすいクリアな発音で英語を話す俳優をピックアップしてみました。
おすすめ作品もあわせて紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
・キーラ・ナイトレイ
イギリスはロンドン生まれのキーラ・ナイトレイ。アメリカ人を演じる時にはアクセントを変えていますが、基本的に彼女の英語はクイーンズイングリッシュといえるでしょう。
ひとつひとつの単語をクリアに発音してくれるため、「音のつながり」や「つながった時に消える音」が苦手な日本人にとって聞きやすいんですね。
私はそこまでイギリス英語に慣れているわけではありませんが、彼女の英語には一目惚れならぬ、一聴惚れしてしまいました!
そんなキーラ・ナイトレイが出演している作品の中でも、私が個人的におすすめしたいのは『Love Actually(邦題: ラブ・アクチュアリー)』です。9つのストーリーが絡み合うイギリスのクリスマスが舞台の『Love Actually』。キーラ・ナイトレイだけじゃなく他の俳優さんも含め、全体的に英語が聞き取りやすい作品に仕上がっています。
キーラ・ナイトレイが演じるのは、新婚のジュリエット。夫の親友・マークが密かに想いを寄せる相手です。マークの恋が切なく散る場面は、『Love Actually』のなかでももっともロマンチックに描かれているシーンのひとつ。
またアメリカへと旅に出たキャラクターが、イギリス英語とアメリカ英語の違いで笑いあうシーンもあり、そういったネイティブならではの言語感覚も味わえます。笑いあり涙ありの素敵な映画ですので、ぜひ一度ご覧ください!
・レオナルド・ディカプリオ
今やハリウッドのトップスターに君臨しているレオ様。
私は個人的に男性の英語は聞き取りにくいと感じるのですが、レオナルド・ディカプリオはやや声が高めだからでしょうか?男性の中でもクリアに聞き取ることができます。
彼はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス出身。彼の英語は抑揚が美しく、耳心地のよい話し方をする印象ですね。
「音のつながりをマスターしたい。」、「1フレーズをナチュラルに話したい。」と思っている方は、彼の英語を参考にするのがおすすめです。
さて、そんなレオナルド・ディカプリオの代表作といえばやっぱり『タイタニック』ですが、英語という視点でもっと注目して欲しいのは映画よりもスピーチ!
じつは『タイタニック』でも『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でも、なかなかアカデミー賞主演男優賞には恵まれなかったんです。そんな彼がようやくオスカーを手にすることが出来たのは、2006年に公開された『レヴェナント:蘇りし者』でした。
その時のスピーチは大変話題となり、YouTubeではアカデミー史上最高の再生回数を記録したほど!
全文は検索するとすぐに出てくるため書き起こしませんが、スピーチのなかでも会場がもっとも盛り上がり、拍手喝采となったのは「Climate change is real, it is happening right now. (気候変動は事実です。今この瞬間に起こっています。)」というセリフ。
『レヴェナント:蘇りし者』が自然と人間の姿を描いた作品であるように、レオナルド・ディカプリオ本人も環境問題に強く取り組んでいるひとりです。国連平和大使にも任命されたレオナルド・ディカプリオは、ニューヨークの国連本部で開かれた国連気候変動サミットにも出席し、そこでもスピーチを行いました。
スピーチの内容も話題となりましたが、「英語での話し方」も非常に勉強になるものです。誰かに何かを伝える時、英語ではどのように抑揚をつけるべきなのか?区切るポイント、thやRの発音もクリアでとても聞き取りやすい話し方になっています。
ネイティブではなかった!見習いたい第二言語として英語を話す俳優も!
「ネイティブかどうか?」を気にし過ぎるのは、日本人の良くない癖かもしれません。
一方で、第二言語として英語をマスターした人を見ると、モチベーションアップにもつながりますよね。
ハリウッドでは、シャーリーズ・セロンやジャン・レノなどがネイティブじゃない役者として有名です。そしてもう一人、個人的に英語に対する姿勢を真似したいのがペネロペ・クルス!
スペイン出身のペネロペ・クルスは、アメリカ進出時にはまったかう英語を話せなかったとか。「How are you?」などしか言えなかった彼女はセリフを丸暗記。そこからは凄まじい努力で今の流ちょうな英語を身に付けたんだそう!
専属トレーナーをつけるなど、さすがハリウッド女優、私たちにはなかなかできない勉強方法ももちろんあるとは思います。しかし彼女の基本は「毎日勉強する。」ということ。語学はお金よりも毎日の継続が重要と改めて感じますよね。
また、ペネロペ・クルスは「徹底的に英語を身につける。」という点も意識しているそうです。彼女は発音やアクセント、映画に関することで訊かれそうな質問への回答まで、すべて徹底的に用意しているとのこと。
個人的にここが足りていない日本人英語学習者がとても多いと思うのですが、「発音なんて適当でいい。」、「文法なんて不要だ。」と言っていると、いつまで経っても中途半端で終わります。
もちろん反対に、「発音が悪いから話したくない。」というのも問題です。じゃあどうすればいいのか?
この答えは結構簡単で、「発音の悪さは気にせず話しまくる。ネイティブの英語をとことん真似る。」の同時進行をすればよいのです。
ペネロペ・クルスがやったように、「セリフの丸暗記」は私たちでも可能です。気に入った映画やドラマ、フレーズだけでもいいのでチャレンジしてみましょう!実際に私もやっていますが、驚くほどに発音が改善されます。
こうしたネイティブじゃないハリウッドスターの姿勢は、見習っていきたいですね。『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『バニラ・スカイ』など、数多くのヒット作に出演しているペネロペ・クルス。
出演している映画を観る時には、ぜひ彼女の英語に耳を傾けてみてください!
どこ訛りかは気にしなくてもOK!
キーラ・ナイトレイはイギリス、レオナルド・ディカプリオはアメリカ、ペネロペ・クルスは南フランス。それぞれ綺麗な英語を話しますが、英語の癖もそれぞれ。
「英語を勉強する時に、訛りは気にしなくていいの?」、「イギリス英語とアメリカ英語、どっちを学ぶべき?」などなど、そういった疑問は多いですよね。
個人的には、英語を学ぶ段階ではそこまで気にしなくていいのでは?と感じます。
もちろん、イギリスの文化が好きだったり、アメリカ永住を目標にしてアメリカ英語だったり、いろんな理由から好きな国の英語を学ぶのは素敵なことです。
特に英語を学び始めた段階で迷っているなら、気にせず好きな映画、好きな俳優で勉強しちゃいましょう!
そうしていくうちに、さまざまな英語のアクセントや地域による独特の言い回しなどを覚えるのも、英語学習の面白さです。
映画やドラマを見る時には、ぜひ俳優陣の英語にも耳を傾けてみてくださいね。