2か所のリゾートバイトをしてみてわかったこと ~失敗しない職場選び~
留学資金を貯めるために、リゾートバイト(住み込みバイト)をしようとしている人は多いと思います。
前回の記事では、リゾートバイトで稼げるのかや英語の勉強はできるのかという点について紹介しました。
今回は、「職場が合わないから期間満了する前に辞める。」ということがないように、失敗しない職場選びを紹介したいと思います。
私のリゾートバイト体験は、2か所のみですので、そこまで詳しく知っているわけではないですが、私の経験や周りの人から聞いた話も総合してまとめさせていただきました。
なお、私がリゾートバイトした場所は、前回記事をご覧ください。(上記の参考記事を参照)
※上記写真は、職場近くの「梅宮大社」です。
どういう職場が良いのか
人によって働きやすい環境というのは違うと思うのですが、私が思う働きやすい環境というのは以下の通りです。
・まかないがある。
・勤続年数が長い社員さんが多い。
・派遣同士の仲が良い。
1つ1つ詳しく説明していきます。
寮と職場が近い
まず、「寮と職場が近い」ということですが、リゾートバイトと普通のバイトの違いは中抜けシフトがあるということです。中抜けシフトとは、例えば朝働いて昼に一度帰宅し、夜また出勤するというシフトのことです。
一度帰宅しなければならないので、寮と職場が近いと移動時間が少なくて済みます。その分、睡眠時間に使えますし、何より働いて疲れているのに長時間歩くのは大変ですよね…。
京都のリゾートバイト先で働いていた時は、電車で通勤しなければならなかったので、電車を待つ時間も惜しかったし、駅から寮まで10分ほど歩かないといけなかったので大変でした。
まかないがある
次に、まかないですが、食事が提供されるのは本当にありがたいです。長野の職場では無料でまかないがあったので、その分出費が少なくて良かったです。
反対に京都ではコンビニ弁当を買って食べていたので、食費がかかりましたし、栄養も偏ってしまいます。
同僚の中には自炊している人もいましたが、仕事で疲れているのに料理を作るのは大変という方も多いと思います。
勤続年数が長い社員さんが多い
次に、勤続年数が長い社員さんが多いという部分ン関しては、メリットが2つあります。1つは、その仕事に対するベテランだという事です。
派遣社員への教え方も的確で上手だし、困ったことがあった時でも焦らずに対処してくれます。これがすごく大事で、新入社員が多い職場だと人によって指示が違うことがあって、後々に問題になったりします。
また、もう1つのメリットは、辞める人が少ないという事です。基本的にリゾートバイトで派遣される職場は、従業員の入れ替わりが激しいところです。なぜ辞めてしまうのかと言うと、それは労働量と給料が見合ってない、もしくは社員同士の中が悪い、のどちらかです。
その中でも、勤続年数が長い社員さんが多い職場は、職場環境が良好な可能性が高いです。
派遣同士の仲が良い
最後に派遣同士の仲が良いかどうかですが、これは本当に大事です。社員さんとも仲が良いのが一番ですが、職場によって社員と派遣で溝があるところも多いです。
仮に社員さんと上手く行かなくても、派遣同士の仲が良いと、いろいろとメリットがあります。
1つは、その職場のことをいろいろと聞けるからです。自分より長くいる派遣さんに仕事内容のことであったり、職場内の人間関係であったりを聞くことによって、仕事でうまく立ち回ることができます。
また、社員さんには言いづらい仕事の愚痴を派遣同士で言い合うこともできます。
もう1つは、他社の派遣会社やリゾートバイト先について情報収集することもできます。リゾートバイトする方は、既に幾つかのリゾートバイトを経験している方も結構います。
これによって、次回リゾートバイト先を見つける時の良い参考になります。
派遣先を選ぶ時のポイント
先ほどの条件をふまえて、派遣先を探す時にどこに注目したらいいのか、また派遣会社の人に何を質問したらいいのかを書いていきます。
まず、どの派遣会社が良いのかということですが、私はそこまで変わらないと思います。派遣会社によって、取り扱っている件数や同じ勤務地でも給料が違ったりするので、複数の派遣会社に登録することをお勧めします。
複数の派遣会社に登録する際の注意点ですが、リゾートバイトで採用申請するとほとんど通る場合が多いです。そのため、複数の派遣会社で同時に採用申請すると全てから採用された場合があり、1つ以外は断らないといけなくなるので注意しましょう。
また、派遣会社で勤務地域によって担当者がいますが、その担当者の腕次第で左右されます。
例えば、これは私の派遣仲間の体験談なんですが、契約期間を1週間早めたかったのですが、断られました。また、用事があるから3日でも早められないかと相談したが、それも断られたそう。
また、別の方のエピソードでは、期間は早めることに成功したのだが、派遣会社から聞いた退職日と職場から聞いた退職日が異なっていました。いろいろもめた結果、次の派遣社員が来ることになり、退職する前に寮を出ないといけなくなったそうです。
こうしたトラブルを防ぐ方法としては、担当の人と会わないなと思ったらすぐに変えてもらうべきです。
派遣先を探す時のポイント
次に、派遣先を探す時ですが、大抵の場合は担当者に条件を伝えると思います。その条件について書いていきます。
働く場所
まず、働く場所ですが、これはどういうところで働きたいかです。私は特にどこで働きたいとかはないので、いつも「どこでもいいです。」と伝えるのですが、例えば、関東がいいとか、スキー場で働きたいなどです。
働く場所
仕事内容で言うと、仲居さんがいいとか、裏方がいいなどです。この項目も私はこだわりがないので「何でもします。」と答えるのですが、希望があるなら伝えましょう。
給与条件
次に、大事になってくる給与面に関して。時給は何円以上がいいとか、赴任交通費はあるのか、月何万円以上稼ぎたいなどを伝えるといいです。
寮の条件
寮についてですが、個室がいいとか寮と職場が近いところがいいなどを伝えましょう。
条件を伝えると、その日の内にいくつか候補地が送られてきます。資料を見て自分の条件にあっているものを3つほど決めます。希望の候補地を伝えると、担当者がさらに詳しく説明してくれます。そこでいくつか質問もできます。
その際に、チェックしてほしいのが先ほどお伝えした「働きやすい職場環境の条件」です。まず、社員さんの勤続年数や平均年齢などを聞いてみましょう。新入社員が多く、平均年齢が若い職場は、私はお勧めしません。
寮についても、職場との距離やWi-Fiはあるのか、洗濯機の有無やトイレなども聞いておきましょう。
契約期間について
契約期間は最低契約期間に設定しましょう。できるだけ短い期間で契約して、もっと働きたいと思ったら延長すればいい話です。
だいたい2~3か月が最低契約期間ですので、どんなに嫌な職場でもこの期間は耐える必要があります。
私の派遣仲間は、2~3か月契約して、1か月延長するというパターンが多いです。新しい職場でまたイチから仕事を覚え直す手間や、新しい人との交友関係を築くのは大変ですので、職場に大きな問題が無ければ延長したいですよね。
まとめ
今回は、「リゾートバイトの派遣先で失敗しないために」というタイトルで書かせていただきました。留学資金を短期間で貯めたい人は多いと思いますが、派遣先選びもしっかりやりましょう!
私の体験と周りの人の意見をふまえて書いていますので、必ずしも全ての職場がそうとは言えませんし、人によって良い職場というのは変わってくるかと思います。
実際に派遣されてみないと分からないことがほとんどです。なるべく短い期間で契約して必要ならば延長するのがポイントです!