初めての留学・ワーキングホリデーでも安心!語学学校初日で使える英語フレーズ
留学やワーキングホリデーすると、最初に語学学校に通うのが一般的な流れです。ましてや、初めての留学であれば、語学学校に通わない人はいないでしょう。
語学学校の初日には、やはり「英語」に対する不安を持っている人が多いのではないでしょうか。
筆者自身も、語学学校に通い始めたばかりの頃は、全く英語ができませんでした。そのため、上に挙げたような不安を感じていました。
この経験から、今回は語学学校の初日に使える英語フレーズを紹介します。
家から語学学校までの間で使える英語フレーズ
留学をすると、多くの人がホームステイを選びます。ホームステイをすると、学校から大体1時間くらいの場所に住むことになるため、バスや電車などで語学学校に通うことになります。
シェアハウス(アパートメント)に住む場合でも、家賃を抑えるために中心地から離れた場所に住む人もいるでしょう。このことから、公共交通機関を利用する際に役立つ英語フレーズをまとめてみました。
もっともシンプルに場所を尋ねることができる表現ですね。
中学1年生で習った初歩の初歩です。
長い文章だと忘れてしまいそうな人は、まずこの文章を言えるようにしてみましょう。〇〇の部分に場所を入れます。
<具体例>
1. Where is ABC station? (ABC駅はどこですか?)
2. Where is the bus stop? (バス停はどこですか?)
2番目のバス停を尋ねるフレーズは、相手が自分の行先を知っている場合にのみ使えます。ホストファミリーやルームメイトに、尋ねたい時に使えるフレーズです。
バスの行き先が分かっていて、どのバスに乗れば良いか分からない場合は、「Where can I catch the bus to ○○? (〇〇行きのバスはどこから乗れますか?)」と言います。
乗りたいバスの番号が分かっている場合は、「Where is the bus stop for number 〇 bus? (〇番バスのバス停はどこですか?)」と言います。
こちらも道を尋ねるときの定番表現です。駅などを尋ねる時に使うと良いですね。
場所を尋ねるフレーズは、生活をするうえで使用頻度が高いので、ぜひ覚えてみましょう。
「このバスで合っているか不安」な場合に使えるフレーズです。電車の場合は、バスの部分を電車に変えます。
クラスの内容や予定について尋ねる英語フレーズ
授業の内容や次の予定が始まる時間を知っておくことはとても大切なので、そこで役立つ英語表現をまとめてみました。
クラスがあるかどうか尋ねる時に使えるフレーズです。
多くの場合、初日はオリエンテーションのみで、授業が始まるのは翌日からです。しかし、不安な場合はこのフレーズを使って聞いてみましょう。
予定されていることが何時から始まるのか、尋ねる表現です。
うっかり聞き逃してしまった時や、聞き取れなかった時に使えますよ。
<What time~の使用例>
1. What time is the placement test going to start? (クラス分けのテストは何時から始まりますか?)
⇒クラス分けのテストは英語で「placement test (プレイスメントテスト)」といいます。
2. What time is the campus tour going to start? (キャンパスツアーは何時から始まりますか?)
⇒大学付属の語学学校では大学内を見て回る「キャンパスツアー」を実施することがあります。
3. What time is the orientation going to start? (オリエンテーションは何時から始まりますか?)
多くの語学学校では、午後のクラスが選択式になっています。午後のクラスには、教室内のみで授業をするクラスもあれば、街に出てインタビューをしたり、ビデオを作ったりするクラスもあります。
そういった授業の内容を確認する時に、使える表現です。「field trip (フィールドトリップ)」とは、教室外で行われる授業のことを指します。
<関連表現>
1. What kind of activities do you have? (どのようなアクティビティがありますか?)
語学学校は放課後に学校主催のイベントなどを実施しています。
内容な多岐に渡りますが、例えば観光地に行ったり、スポーツをしたりなどです。無料のアクティビティもあれば、有料のアクティビティもあります。
自己紹介で使える英語フレーズ
本格的な授業は初日には無いケースが多いですが、生徒同士の交流は初日から始まります。初日にはクラスが決まっていないため、ランダムでグループが作られて、ランチに行くことも。
いきなり「自己紹介をしてみましょう!」と促されても、何を話して良いのか分からないですよね。ここでは自己紹介で使えるフレーズをまとめてみました。
自分の基本情報について話す
まずは自分の基本的な情報について言えるようにしておきましょう。
1. 名前: I’m 〇〇. (私は〇〇です。)
⇒名前を名乗る時に他の国の人は、日本人の名前が1回で聞き取れないことがあります。その場合は、名前を何回か言ったり、スペルを言ったりすると分かりやすいです。
2. 出身地:I’m from Japan. (私は日本出身です。)
⇒出身地を説明する時、場合によっては都道府県も言うことがあります。その時に、ただ単に日本の都道府県を言っただけでは分かりにくいので、有名な都市を基準にして説明をすると親切です。
<具体例>
・I’m from 〇〇, Japan. 〇〇 is near Tokyo. (私は日本の○○出身で、○○は東京の近くです。)
3. 職業: I’m an university student. (私は大学生です。)
⇒社会人の場合、会社で働いていると、「office worker」と言ってしまいそうですが、もっと具体的な職業名を言うと、どんな仕事をしているのか相手もイメージしやすいです。営業なら「sales」、経理なら「accounting」、事務職なら「administrative assistant」といった感じです。
<具体例>
・I worked in sales. (私は営業の仕事をしていました。)
・I was an administrative assistant. (私は事務の仕事をしていました。)
自分の趣味について話す
自己紹介では、趣味について話すと、新しい人と会話が始まるきっかけにもなります。
1. I like to watch movies and read book in my free time. (私は映画を観たり、本を読んだりするのが好きです。)
2. My hobby is drawing. (私の趣味は絵を描くことです。)
⇒「趣味は英語でhobbyじゃないの?」と思うかもしれません。たしかに「hobby」も使いますが、特殊なスキルが必要な趣味のことを指します。例えば、絵を描くことや、楽器を演奏すること、スポーツなどです。それ以外の場合は、「I like to ○○ in my free time.」と言います。
基本的な表現を覚えて行けば初めての留学も怖くない!
最初は誰かにに話しかけるのは、とても勇気のいることです。
ですが、留学生が多い街の人は親切な人が多いので、道を聞けば大抵答えてくれます。そのため、心配をする必要はありません。
最初は誰しも不安だと思いますが、この程度の中学英語であれば時間の経過と共に自然と覚えて慣れて行きます。
一通りの基礎フレーズを覚えるまでには、数週間~1か月前後の時間が掛かると思います。その間、心細い時間を過ごすのは避けたいところですよね。
ですので、日本出発前に基礎の基礎であるフレーズは頭の中に入れておきたいものです。
また、語学学校でも話しかけるのを待っているだけでなく、自分で話しかけてみることも大切なので、今回紹介したフレーズを使ってみてはいかがでしょうか。