「短期留学は意味があるのかな?」と悩んでいる方へ!私が短期留学して良かった10の理由
こんにちは。しばたこうです。
コロナウイルスで卒業式と入社式が中止となり、残念な人も多いと思います。私の知人でも留学が延期になってしまった人がいました。
今は時期的に留学を諦めないといけない人もいると思いますが、この先ずっと行けないわけではありません!今回ダメだった人、次があります!気持ちを強く持ちましょう。
さて、私もこの春から社会人となるため、今回の記事が最終回となりました。最後の記事では、私が留学をしてよかったことをシェアしたいと思います。
私は、全ての留学が2~6週間の短期でした。それでも、TOEICで890点を獲得し、外資系企業で内定をいただくことができました。
「短期留学は意味があるのか?」と悩んでいる方もいると思います。そこで本記事では、留学に行こうと考えている人、まだ踏み出せていない人への参考になるような、私が短期留学して良かった理由を紹介していきます。
簡単に私の短期留学の内容紹介
まずは、私の短期留学の内容を紹介して行きます。
① マルタ
マルタでは語学留学をしてきました。初めての留学で、期間は3週間程度でした。シェアハウスで暮らし、ブラジル、韓国、トルコの友だちができました。
この時、留学前のTOEICは710点ほど。語学学校でのクラスのレベルもIntermediate(中級)でした。
※「TOEICの点数が高い = 英語がペラペラ」というわけではありませんが、指標としてTOEICを例に出しています。
② アメリカ
アメリカでは、インターンシップをしてきました。6週間ほど滞在しました。アメリカでもシェアハウスに住み、マルタとは違いあまり清潔とは言えないシェアハウスに住みました。(笑)
この時、TOEICは渡米前で780点、帰国後は890点まで上がりました。
③ 台湾
台湾では、中国語を学ぶために語学留学をしてきました。英語がある程度話せるようになり、一つ目標を通過することができたので、違う言語に手を出してみることにしました。
中国語を選んだ理由としては、初めての海外の友人が台湾人であったこと、その友だちが私の大学に日本語を勉強しにきたことから、友人の言語でコミュニケーションしてみたいと思ったからです。
期間は2週間弱で、はじめは中国語の四声や発音を習う超・ビギナーレベルでしたが、なんとかタピオカミルクティーをお店で頼めるレベル、まあまあビギナーくらいにはなりました。(笑)
留学して良かったこと10選!
私が個人的に、留学してよかったこと、身に着いたことを10個ご紹介したいと思います。
目的意識を持って留学に挑むと、短期留学でも成長が実感できる時間を過ごせますよ!
② 人前で話す度胸がついた
③ コミュニケーション能力が高くなった
④ 「とりあえず行動してみる」精神が身についた
⑤ 自分のアピールポイントが分かるようになった
⑥ 目標や夢ができた
⑦ 海外旅行が楽になった
⑧ 物怖じしなくなった
⑨ 他の言語を覚えやすくなった
⑩ 人との輪が広がった
① 英語がそこそこ話せるようになった
やはり、留学したからこそ、英語が話せるようになったと実感しています。もちろん、留学しなくても日本で勉強をし、英語を話せる人はいます。
でも、私は留学をしなければ英語をコンスタントに勉強しなかったと思います。留学が英語を本格的に勉強するきっかけをくれました。留学期間は短くても、勉強を継続するモチベーションを与えてくれます。
おかげで、TOEIC高得点獲得、就活の英語面接や学会の英語発表などができました。
② 人前で話す度胸がついた
日本だと人前で、一人で話す機会は学生だとそこまで多くないですよね。海外の授業や、インターンでは人前でプレゼンテーションをする機会がとても多かったです。
当時はプレゼン慣れしているわけでも、英語で話せるわけでもなかったので、かなりドキドキでしたし、内容もボロボロでした。
日本に帰ってくると、そもそも母国語で話せること自体が、英語に比べるとハードルが低いです。そのため、「日本語ならいける!」と人前で話すことにためらいがなくなりました。
③ コミュニケーション能力が高くなった
マルタでは、英語をセカンドランゲージとして勉強しに来ている人同士のコミュニケーション、アメリカではネイティブとのコミュニケーションでした。
お互いが英語を話せない側、私だけが英語を理解していない時など、さまざまなシチュエーションでコミュニケーションをとりました。はじめは、人に英語で話しかけること自体が緊張し、怖かったですが挑戦するたびに慣れていきました。
そのおかげか日本でも初めて会う人に話しかけることは、緊張する度合いが小さくなりました。
④ 「とりあえず行動してみる」精神が身についた
留学中は、友だちはできるものの基本的に判断して行動するのは、「自分」です。動かなかったら、そこでジ・エンドです。(笑)
海外では、日本と言語も違えば、生活スタイルやシステムも異なります。文字を見ただけでは分からないような、実際人に聞いてみて、やってから初めて分かることがたくさんあります。
留学してからは、「わかんないけど、とりあえずやってみよう!」というマインドが身につき、行動の選択肢が広まりました。
⑤ 自分のアピールポイントが分かるようになった
就活が始まるまで、自己PRや自分の長所ってなかなか考えませんよね?授業の自己紹介や、アメリカのインターンの面接で、自己PRをする機会があり、とても苦労した思い出があります。
私は日本で自分自身について考える機会はあまりありませんでした。今思うととても大切です。
自分の頭の中の引き出しが増えて、さまざまな話題が自分の中に眠っていることに気づきます。みなさんにも、普段から考えておくことをおすすめします。
⑥ 目標や夢ができた
アメリカへ留学に行く前は、目標や将来の夢がありませんでした。「大学院まで行ったけど、自分に何ができるんだろう?やりたいこともないな~。働きたくない。」という気分でした。
アメリカのインターン中、シェアハウスで出会った人たちは、とにかく勤勉で年齢や国籍に関係なく夢に向かって挑戦していました。
その姿を見て、「負けてられないな!」という気持ちが芽生えました。今は、目標や夢もできました。これからはそれに向かってトライしていきます!
⑦ 海外旅行が楽になった
ある程度海外生活に慣れて、英語を話せるようになると海外旅行が格段に楽ちんになります。
今でも覚えているのですが、留学へ行く前の人生で初めての海外旅行は台湾でした。分からないことを英語で何とか質問しても聞き取って貰えず、結局わからないままで不安になる…ということが結構ありました。しかも、中国語も分からないので、せっかくの旅行なのにハラハラドキドキするシーンがありました…。
留学に行ってからは、「分からないことがおもしろい。まさに旅行の醍醐味。」と考えられるようになったので、旅行の楽しみ方にも変化が見られ、楽に旅ができるようになりました。
⑧ 物怖じしなくなった
就活の面接で言われたことは、「全然物怖じしないね」ということでした。これはかなり嬉しかったです。今までの私は、予想外のことを聞かれたら、ビビッて焦って見当違いのことを答えてしまうことが多かったのですが、留学後はとにかく堂々と話すことを心がけ、実践していました。
たまにいますよね。プレゼンの前に「すみません、つたない発表ですがお聞きください。」、「準備してなくて…。」と言う人が。
聴衆を不安にさせることは言った時点でアウトです。(ユーモアを交えたものなら別だと思いますが。)自信を持っている風に見せかけるだけでも、だいぶ聞き手側の反応は違います。
⑨ 他の言語を覚えやすくなった
英語が少しずつ話せるようになったためか、中国語の学習がかなり頭に入ってきました。英語の発音でも母音子音を研究し、意識して発音するようにしていました。
そのためか、中国語のピンインや四声が短期間でもそこそこ身につきました。中国人と、台湾の友だちにも「発音がすごく上手!」と褒められたので、ある意味英語のおかげだと思っています。
⑩ 人との輪が広がった
留学関係のイベントを企画や、発表会をしたおかげで、人の輪が広がりました。大学の国際交流課の職員さん、奨学金協賛企業の方々、様々な留学をした大学のメンバーたち。留学しなければ、得られなかった人脈だと思います。
【最後に】 頭の中で考えて満足していませんか?
「あんな留学してみたい。」、「ここの国に行ったら…。」留学に対する夢や希望は広がりますよね。
ただ、頭の中で考えて妄想し、それで満足していませんか?
私は留学に行きたいという思いを抱え、ついに行動に移すことなく大学4年間が終わってしまいました…。
その後、大学院で留学するチャンスがあったものの、「もう少し早く留学していれば、また何か違ったのかな。」と思うこともあります。
時間がなかったら、短期で行くか休学する。お金がなかったら、奨学金制度なんてたくさんあります。
行きたい理由は、たくさん作ってください。行かない理由は作るのは楽ですが、できるだけ作らないようにしましょう。みなさんの留学が素敵なものになりますように!