新型コロナウイルスにより外出自粛に!自宅で気軽にできる英語勉強法と単発の仕事をご紹介!
こんにちは、カナダ在住のちひろです。
本日の記事は、留学やワーキングホリデー準備中の方だけでなく、すでに海外生活をスタートしている方々にも参考にしていただけるよう執筆しました。
今回筆を取ったきっかけは、日本・海外関わらず新型コロナウイルスの影響を受けて不要不急の外出を控えるように要請されている人々が、「家で何をしたらいいか分からない。」、「仕事がなくなってしまい困っている。」と嘆いているのを耳にしたことです。
現在、私が住んでいるトロントでは、生活用品の買い物は週一回のみにするよう勧告が出されています。ですので、私自身も外出するのは7日に一度だけです。
日本でも学校の臨時休校やイベントの中止が相次ぎ、家で時間を過ごす人が多くなったという話を聞いています。さらに、留学に向けてすでに勤めていた会社を退職したのに、留学が延期になってしまいニート生活を余儀なくされている方々もいらっしゃいます。
今の状況は、家でじっとしているのが苦手な方には本当に辛いですよね。私も、何もしていない時間が苦痛なタイプです。
そんな性格であるがゆえに、コロナウイルスの騒動が起きる前から、自宅で時間を持て余した際は何かしらの「勉強」や「ダブルワーク」をしていました。
そこで、本コラムでは私が有効だと考える、自宅で手軽にできる英語勉強法と単発の仕事をシェアさせていただきます。
チャット(言語交換)アプリを活用する
まずご紹介したいのは、お金をかけずに英語を学習する方法です。私は「Hello Talk」というアプリを使用しています。ちなみに、「Hello Talk」の回し者ではありませんのでご安心ください。単に一例として参考にしていただければ幸いです。(笑)
さて、話を本題に戻します。「Hello Talk」は、端的に言うと外国人の友達を作ることができるアプリです。第二言語学習を最大の目的としてリリースされています。
主な機能は一対一のテキストメッセージ(LINEのチャットと同イメージ)および、その他のユーザーに向けて投稿ができるモーメント(TwitterやLINEのタイムラインに近い機能)です。
このアプリの良いところは、自分が英語(フランス語やスペイン語などその他の言語にも対応)で送信したメッセージや投稿をネイティブが添削してくれる点です。
私は過去、英語力を伸ばしたいがために、自身のインスタグラムを英文で発信していた時期あるのですが、正直言って英語力の伸びには直結しませんでした。
なぜなら、自分の文章に誤りがあったとしても正してくれる人がいなかったからです。
でも、「Hello Talk」などの言語交換アプリを使用すれば、英作文の練習になるだけではなく、その表現が正しいのかどうかを指摘してナチュラルな文章に直してもらうことができ、学びになります。
また、教科書を用いた勉強とは異なり、アプリでは自分がとっつきやすいテーマで会話ができるのも利点です。仮にタイムラインに時事ネタを投稿すれば、まずは文法の指摘が入ります。
それだけでなく、コメント欄に自分の意見を返信してくれる人が現れるので、軽いディスカッションに発展することもあります。
もちろん、もっと気軽に日々のちょっとした出来事を発信したり、逆に人の投稿を見てみたりすることも可能です。
そこから、ネイティブが日常的に使用する自然な文体や話題を吸収することができます。
ここからは余談ですが、補足でお伝えしたいことがあります。アプリ自体は「言語学習のための専用アプリ」と謳っており、男女交際や出会い目的の利用者はアカウント削除の対象であるとしています。
しかし、中には彼氏・彼女を探している人も紛れているのが現実です。特に彼女を探している男性の方が多いように思います。
インターネットやアプリを通じての出会いに危険が潜んでいるのは、日本でも海外でも共通です。
英語の勉強ができればそれで満足という方は、「実際に会って会話練習をしよう!」と誘われたとしても丁重にお断りし、アプリ上だけのコミュニケーションにとどめておく方が無難です。
公共の場で会うならまだしも、平気で「車で迎えに行くよ!」などと言ってくる人もいるのでその点だけ用心が必要です。
クラウドソーシングで仕事を受注する
次は、仕事に関する項目です。新型コロナウイルスの影響による従業員のシフト削減や一時解雇は、留学に向けてお金を貯めなければいけない方にとって大きな痛手です。
また、すでに現地に到着しているワーキングホリデー勢にとっても、仕事が無ければ死活問題です。実際、カナダ国内のお店の休業が原因で、二週間以上働けないことが確定しているワーホリが大勢います。
逆に、私が住んでいる地域では、飲食店はテイクアウトもしくはデリバリー営業のみに対応(店内飲食はNG)しているため、ウーバーイーツ配達員の需要は増したと言います。ですから、フードのデリバリー業ではまだまだお金を稼げている人がいます。
でも、個人的には配達業務はおすすめしたくありません。外に出て人と接する機会が増えれば増えるほど、コロナウイルスへの感染リスクは高まります。最近では20代や30代の感染者も目立ち始めました。もう他人事ではありません。
そこでやはり今は、自宅からできる仕事を第一に探してほしいです。私はライター業の傍らで翻訳業もしています。
私はフリーランスの形を取っているため、「クラウドソーシング」を利用して在宅で取り組める業務をいただくことが多いです。
「クラウドソーシング」とは、インターネットを介して仕事を外注・受注できるサービスで、特別な資格がなくても登録することが可能です。
私自身はライターや翻訳業を受注しているとお話ししましたが、簡単なデータ入力や撮影した写真を提供する仕事、ナレーションや文字起こし、アンケートに回答するだけでお金をいただける案件まで多岐に渡っています。
自分の話ばかりで恐縮ですが、私は英語力や海外経験を活かした仕事をしたかったので、文書翻訳や言語、海外生活のライティングに関する案件を優先的に受けてきました。特に翻訳業務は、英語力を向上させたい方におすすめしたいです。
ちなみに「翻訳業」と偉そうなことを言っても、(お恥ずかしながら)辞書無しでスラスラ翻訳できるほどのスキルはありません。それでもやる気や真面目さを買って採用してくださるクライアント様もいらっしゃいます。
ですから、TOEICやIELTSのハイスコアが無いからといって、そこで諦めてしまうのはまだ早いです。
そうは言っても、お金をいただく以上はプロという自覚を持って業務にあたる必要があります。極度に自分の実力とかけ離れすぎた業務を手当たり次第に請負うのは厳禁です。
最初はあまり高望みしすぎずに、自分のレベルに見合うものからチャレンジし、実績と信用をコツコツ積み上げていくと良いでしょう。
一つ一つの案件は単発ですが、各クライアント様は複数の業務を抱えていることが大半ですので、良い仕事ぶりであればリピート採用につながる可能性があります。
【まとめ】 自室でできることって実はたくさんある!
最近、新型コロナウイルス関係のニュースばかりで気が滅入ってしまいますね…。私のコラムでも、ついついコロナにまつわるテーマが多くなってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
明るいニュースが無いせいでモチベーションは下がるし、自室に引きこもっていないといけなくて、一見何もすることがないようにも思えます。
でも、身の回りが通常通りに機能していないのはみんな同じですし、そんな中でも時間は全員平等に与えられています。
今回は、働き口が少なくなっているこの時期でしたので、お金がかからない英語勉強法と在宅ワークについてシェアさせていただきましたが、別の角度から見ると、自宅でできることってまだまだたくさんあります。
例えば、英語勉強法の場合はご紹介したチャットアプリ以外にもオンライン英会話、Netflix、YouTube、テキストの予習復習、洋書を自分なりに翻訳するなどの方法が思い浮かびます。
また、自宅でお金を稼ぐ方法であれば、クラウドソーシングでなくとも無資格でできる日本語チューター、留学や語学に関するブログの収益化・動画配信という手もあるでしょう。
状況が状況だけに楽観視はできませんし、何かと悲観しがちです。私もつらつらと偉そうなことを書いていますが、周囲の留学生やワーホリ勢が続々と日本へ帰国していく姿を見ると不安になったり心細くなったりすることがあります。
でも、そんな中でも地道にコツコツできることは必ずあります。今はそれぞれ辛いことや悩み事もありますが、一緒に何とか乗り越えていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。