危険!留学しても就活が上手くいかない人の3つ特徴と解決方法を紹介! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学後の進路

危険!留学しても就活が上手くいかない人の3つ特徴と解決方法を紹介!

公開:2020/04/23 著者:渡鍋 萌 1278 Views

英語ができると就活に有利だとよく言われます。就活中の大学生も、転職希望の人も、「英語ができれば良い仕事に就ける」と考えている人は多いですよね。

英語力を上げるためにまず思い浮かぶのは、「留学」です。しかし、英語さえできれば本当に良い仕事に就けるのでしょうか?英語力を上げるためだけの留学で十分なのでしょうか?

実はその考えは、とても危険かもしれませんよ!今回は、留学したのに就活が上手くいかない人の特徴3つの紹介と、今日からできる解決方法を紹介します。

特徴①: 英語だけできれば良いと思っている

英語さえ出来れば、どこにでも就職できると考える人は多いかもしれません。

しかし、最近は多くの人が、英語の必要性を感じており、英語の勉強に力を入れている人も増えており、皆さんのライバルも増えています。

留学を経験していない人でも、TOEICで高得点を取っている人も珍しくありません。

 

英語力をアピールするだけでは、意外にも採用される決め手とはならなくなってきているのです。英語力だけをアピールされても、面接官の人に「通訳は募集していない…。」と思われてしまいます。

 

また、留学すること自体、最近では珍しい経験ではありません。多くの留学エージェントがあり、留学費用を抑えることができるようになったため、留学への敷居が低くなりました。

英語力だけでは、アピールとしてインパクトが薄くなっているのです。ましてや、留学をしただけで、TOEICのスコアなど証明する資格がなければ、就活のアピールになりません。

 

特徴②: 英語を使う仕事にこだわっている

英語を使う仕事にこだわりすぎることも、就活が上手くいかない人の特徴です。特に新卒の場合は職歴が無いので、自分で仕事を選ぶのは難しい立場です。

 

そのため、英語を使う仕事に絞ってしまうと、選択肢が狭まってしまうのです。

 

就活で、「英語を使う仕事がしたい!」とばかりアピールすると、「英語を使わない部署に配属されたら辞めてしまわないかな?」と思われてしまいます。その結果、面接に通らず、就職先がなかなか決まらないということになってしまうのです。

英語を使わない仕事でも、学ぶことはたくさんあります。英語は就職後も続けて仕事の経験を積んでから、英語を使う仕事に転職しても遅くはないのではないでしょうか。

その他にも、現在は多くの企業が海外進出をしているため、就職時に英語を使わない会社だったとしても、ゆくゆくは海外進出が決まる可能性もあります。

 

・外資系の会社は英語を使う?

英語を使う仕事というと、外資系の会社が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、よく考えてみると外資系の企業は、日本向けにビジネスをしています。

このことから、外資系の企業に入ったからといって、必ず英語を使う部署に配属されるとは限りません。外資系でも日本語しか使わない部署もあります。

反対に日本の企業でも、海外向けの部署であれば、英語を使う機会が多くなります。

 

特徴③: 留学をした理由・学びを説明できない

留学した理由を説明できない人も、就活が上手く行かない人の特徴です。面接では「留学したこと」よりも、留学をした「理由」や「学び」の方が重視されます。

 

ただ単に留学したことをアピールするだけだと、「遊んでいただけでは?」と思われてしまう可能性もあるのです。

 

留学を決めた理由は、「語学力を付けたいから」という理由以外でアピールしましょう。

留学をしなくても英語が話せる人はたくさんいますし、留学で語学力が付くのは当たり前だと考えられるため、語学力を上げたいからという理由では、アピールになりません。

例えば、「今まで現代アートを特に力を入れて学んできた。最新のアートを学びたいと思い、アメリカに留学した。」といった感じで説明すると良いです。

 

留学を通して学んだことや留学で困難を克服した経験も、面接でよく聞かれます。

 

例えば、語学学校の授業では、異なる国の学生が集まっているため、コミュニケーションを取るうえで上手く行かない場合もあるでしょう。「その状況を解決するために、どう工夫したのか?」といったようなことを面接で話すと良いですね。

 

「英語で何ができるか?」が大切

 

一番大切なのは、「英語を使って何ができるのか?」ということです。英語はあくまでも、コミュニケーションとしてのツールになります。そのため、海外でビジネスをする時は、英語ができるのは当たり前です。みんな英語ができる状況なら、その他のスキルで差別化しないといけません。

通訳や翻訳の仕事も英語ができるのは当然で、他の人には負けないような得意分野が必要になります。具体的には、「英語だけは絶対に負けません!」という人よりも、「英語はできますが、特に法律系の英語が得意です。」という人の方が採用されます。

法律分野は、専門用語が出てくることが多いです。日常では使わない言葉のため、英語だけできても法律用語は分からないですよね。留学中には、英語の勉強に加えて、誰にも負けない分野の学習や経験を積むことが就職に有利になってきます。

 

具体的には、英語環境でインターンシップを経験、英語環境でのアルバイト経験、専門学校で日本人のいない環境で専門知識を勉強するなど、プラスアルファの経験が重要です。

 

どうすれば解決できる?ニュースを習慣化しよう!

「英語しかできない人」にならないためには、どうしたら良いのでしょうか?

学生のうちは実務経験もないため、「英語以外の能力をアピールした方が良いのは分かったけれど、そんなものはないよ!」と思う人は多いでしょう。

 

解決方法として、「ニュースを見る習慣を付けること」があります。経済やビジネスのニュースについての知識があると、新卒の就活において大きな武器になります。

 

日本語だけしかできない場合、日本語になっている情報しか見ることができません。一方で英語ができると、世界の最新ニュースを見ることができます。日本のニュースだけでなく、世界の最新ニュースも分かっていることは、就活でのアピール材料になります。

まずは、ニュースを見る習慣を付けてみましょう。21日間同じ行動を続けると、たいていの場合習慣化できます。しかし、やることが多すぎると、習慣化する前に挫折してしまいます。このことから、まずは1日1記事チェックすることから始めてみましょう。

1記事だけなら、移動時間にさっとチェックできます。ニュースを見ることに慣れてきたら、自分の意見を考えてみても良いですね。

 

・ニュースサイトならコレがおすすめ!

ニュースを見る習慣がない人にとっては、「ニュースは難しそう」とか「ニュースはつまらない」と思ってしまいますよね。

そこで、おすすめなのがNikkei の「実践!Let’s Read the Nikkei in English」というポッドキャストです。Nikkeiで扱っている質の良いニュースを、英語で聞くことができます。

ニュースについて日本語で解説が付いているため、英語だけでなくニュースの内容も、しっかりと理解することができます。複数のトピックがポッドキャストに収録されており、1つのトピックが短いため、無理なくニュースを習慣化できます。1日1トピックから初めてみましょう。

 

・もっとニュースを見たい人はコレ!

Nikkeiのポッドキャストをクリアした人や物足りないと感じた場合は、Nikkeiの英語版の記事を読むのもお勧めです。

その他にも、世界ニュースを見るなら、CNNやBBC、ロイターなどの記事を読んでみるのもおすすめです。CNNはアメリカのニュースサイトで、BBCはイギリスのニュースサイトです。

 

英語だけではなくプラスアルファが重要!

 

この記事では、留学しても就活が上手く行かない人の特徴や、その解決方法を説明しました。英語さえできれば、就活は上手くいくと思ってしまいがちです。筆者もそのように思っていた時がありました。

しかし、実際は「英語を使って何ができるのか?」ということの方が大切なのです。「語学学校で英語の勉強をしていました。」だけではインパクトが弱すぎます。

TOEICなどの英語資格の取得に加えて、英語プラスアルファの経験を留学中にしておくことを強くお勧めします。

 

海外留学では英語学習に加えて、インターンシップ経験、専門学校での学習、英語環境での仕事経験もアピール材料になります。

 

それに加えて、世界情勢や経済の流れが分かっていることは、就活でアピールする材料になります。

これから就活をする人は、早めにニュースを習慣化してしまいましょう。就活まで時間の余裕があるなら、留学中も世界のニュースにアンテナを張っておくと良いですよ。

留学で得たことを無駄にしないために、英語以外の部分も頑張っていきましょう!

 

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