ワーキングホリデーとは?留学との違い・特徴・メリット・デメリットをプロが徹底解説!
ワーキングホリデーの国比較【東欧州エリア】
次は、東ヨーロッパの国々を紹介していきます。
スロバキア
・人口: 約550万人
・最大の都市: ブラチスラヴァ
・面積: 約5万 km2
・1人あたりのGDP: 約17,000 USD
・レストランの缶コーラ価格: 約170円(€1.4・120円計算)
スロバキアの特徴
・合併と独立を繰り返してきた国の歴史がある。
・穏やかで素朴な国民性。
・謙虚な国民性でお土産などが逆に警戒される時も。
以前スロバキアは農業国でしたが、今では自動車関連の産業が中心で、合併と独立を繰り返して今の国の形になったという複雑な歴史と経緯があります。
以前はチェコと一緒に独立したため、チェコスロバキアという名前でした。
スロバキア人は穏やかで素朴な国民性で、自己主張は控えめです。シンプルでスローライフな田舎暮らしを好む人が多いですので、ラテン系のノリノリな雰囲気は絶対に苦手…という方にはピッタリな国かもしれません。(笑)
ハンガリー
・人口: 約980万人
・最大の都市: ブダペスト
・面積: 約9万 km2
・1人あたりのGDP: 約14,000 USD
・レストランの缶コーラ価格: 約110円(€0.9・120円計算)
ハンガリーの特徴
・ドナウの真珠とたたえられる美しい首都が自慢。
・水泳やカヌー、水球などのウォータースポーツが盛ん。
・日本語や日本との共通点も多い。
ハンガリーは、9世紀に東からヨーロッパにやってきたアジア系の騎馬民族が祖先だとされています。そのため、日本人と同じように名前が「苗字→名前」の順番だったり、ハンガリー語は言語として日本語に近かったりと特徴的です。
ちなみに、外向き思考が強いハンガリー人は、なんと国民の3人に1人は海外にいると言われていて、商魂がたくましいお国柄です。
一方で、「礼儀正しく、慎重派が多い、固い」というイメージはなんだか日本人と似ていますよね。(笑)
チェコ
・人口: 約1,065万人
・最大の都市: プラハ
・面積: 約8万 km2
・1人あたりのGDP: 約20,000 USD
・レストランの缶コーラ価格: 約130円(€1.08・120円計算
チェコの特徴
・神聖ローマ帝国の首都が置かれた「黄金の都プラハ」。
・ビール消費量が世界一でお酒が好き。
・子供や犬にやさしい社会。
首都プラハは世界遺産にも登録された美しい街並みが特徴で、1000年の歴史をその建築で変遷を見る事ができます。チェコ人は「初対面でハグ&笑顔で挨拶」という事はなく、あまり多くを語らずに冷静な人が多いと言われます。
また、子供や赤ちゃんに優しく、特に犬が大好きな国民性で、レストランや公園に犬用のお皿や蛇口が設置され、バスや電車内でも見かけるほどです。
ビールや犬、美しい街並みが大好きな方にはピッタリのワーキングホリデー渡航国かもしれません!
ポーランド
・人口: 約3,800万人
・最大の都市: ワルシャワ
・面積: 約31万 km2
・1人あたりのGDP: 約14,000 USD
・レストランの缶コーラ価格: 約110円(€0.92・120円計算)
ポーランドの特徴
・東欧で最大の面積を誇る国で豊かな自然が残る国。
・日本との親交が長く親日家が多い。
・家族ぐるみで仲良くなるフレンドリーな国民性。
ポーランドは15時にお店や役場が閉まるほどの超朝型の国です。朝早く起きて、仕事をしっかりこなして早めに自分の時間へ切り替えるというのがポーランド流。フレンドリーで誰とでも仲良くする国民性なので、夕方や夜は家族や友達と頻繁に会ってゆったり時間を過ごす人が多いようです。
また、日本がポーランドの戦争孤児を引き取って育てていたなど、日本との親交が深くポーランドには親日家が多いのも特徴です。
アルコールが90%以上のウォッカ、中世の雰囲気を色濃く残す都市ワルシャワや作曲家のショパン、そしてナチスドイツのアウシュヴィッツ収容所なども有名ですね。