【留学体験談】英語力がぐんぐん伸びた!現地でできる英語力UPのコツ紹介!
ニュージーランド留学経験者の美沙季です。今回も私のニュージーランド・ウェリントンでの留学経験から、これから留学やワーキングホリデーを考えているみなさんへ役に立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
これから留学、ワーキングホリデーを考えている方々、現地についたその瞬間から生きた英語に大量に触れる日々が皆さんを待っています。
海外渡航ができない今現在、皆さんは日本にいながらも可能な限り英語に浸るために英会話教室や英会話カフェ、サークル活動やコミュニティ、オンライン英会話教室などに参加されている方もいるのではないでしょうか。
当たり前ですが、現地ではそれらの比ではない量の英語のインプットを毎日シャワーのように浴びることになります。しかも、自分が理解できるかどうかに関係なく、現地で生活をしている限りその英語のシャワーは自分に注がれ続けます!(笑)
せっかく毎日浴び続ける大量の英語のシャワー、それらをなるべく効率良く自分のものにして、あわよくば多くを自分の言葉でアウトプットできるようになれたら最高ですよね!何てったって、海外に身を置いている理由のひとつは英語力のアップですから。
そこで今回は、ニュージーランドのウェリントンに留学をしていた私が実際に現地滞在中に大量にインプットした英語をどうやって自分のものにし、使えるようになっていったのか、その具体的な方法を紹介したいと思います。
方法① 担任との交換日記
私が通っていたヴィクトリア大学附属の語学学校では毎日、必ず宿題として担任との交換日記が出されていました。
担任に向けて、その日あった出来事や勉強に関する疑問、聞きたいことや不安に思っていること、寮やホストファミリーとの生活について、自分の国のことについてなど、お題はその日によって指定されることもあれば自分の好きなテーマで書いていい日もあり、様々でした。
交換日記は担任によって毎回添削され、文法やスペル等のミスがあれば指摘をしてもらえました。また、必ず自分が描いた日記に対してコメントがたくさん帰ってくるので、新しい英単語や表現のインプットの機会となりました。
同時に担任との親密なコミュニケーションの手段にもなります。この交換日記を続けることで、自分の所属しているクラスにクラスメイトの一員として積極的に授業に参加する姿勢も育ったと思います。
この時よく担任からクラス全員に言われたのは、文法や単語について深く考え込まずに思ったことをなるべく早く言葉にして書き打づけること。できればタイマー使い制限時間を設定して、タイマーが鳴るまではとにかくペンを止めずに書き続けるということでした。
この書き方をすることで、自分が言いたいことを実際に英語にして外へアウトプットするプロセスを何度も繰り返すことができ、スピーキングの練習にもなるそうです。
留学したらぜひトライ!
現地で出会った友達やホストファミリー、先生など英語のネイティブにお願いして交換日記をしてみましょう。
また、現地で語学学校や大学に通うのであれば、留学生支援センターや国際交流ラウンジ等を訪れてみましょう。言語交換プログラムやランゲージバディ制度などを行っている学校は多いので、交換日記をしてくれる相手が見つけられる有力な情報が手に入るかも。
その大学の日本語学習者が集まるクラブ活動やサークルを訪れてみるのもオススメです!
方法② 持ち歩き用ノートでいつでもメモをとろう!
みなさんにぜひ試してもらいたい方法がコレ。大学や学校の日はポケットに入るサイズの小さいノートとペンを持ちあるきましょう。ノートをとるのが面倒だったらスマホのメモ機能を使うこともオススメします!
このノートが特に活躍するのは学校での授業中。最初にも述べた通り、現地での生活では信じられないくらい大量の英語のインプットに毎日追われます。もちろん、その中には既に知っていて使える表現もたくさん含まれていますよね。
それ以外に出会う新しい英語は、知ったその時、もしくは知ってから数時間以内(最低でもその日以内)の記憶が一番強烈に残っています。特に自分の中で印象的な出会い方をした単語や表現は記憶に残りやすいです。
これらをその日その時にしっかりと自分のモノにしない以外の手はありませんよね?
そこで役に立つのがこのノート。この単語・表現、絶対覚えたい!と思ったらとにかくそのノートにメモを取っておきます。
授業を聞くのに忙しかったり、他の人との会話中だったりしたらその時は殴り書きでも大丈夫。後で見るのは自分だけですから!自分が後で見返して何のことだかわかる程度であればどんなメモで構いません。
大事なのは、このノートにメモとして残しておくという事!このひと手間に、その単語や表現がその後自分の英語として身につき、表現できるようになるかがかかっています。
と、このノートにメモを取る作業はこれだけ。ですが、メモを取った英単語や表現を自分のモノにして使用できるようなるためには、このノートを使ってあと一つだけすることがあるんです。
それは何かというと…。詳しくは次のセクションへ!
留学したらぜひトライ!
海外の大学構内にはおしゃれな本屋さんやステーショナリーを扱うお店が必ずと言っていいほど入っています。そこで自分の好きなノートブックを購入するのもアリ!
お気に入りのノートを持ち歩けば、どんどん新しい表現を書き込みたくなりますよね?お洒落でスタイリッシュな日記帳を買ったその日、日記を書く夜になるのが待ち遠しくてウキウキします。結局夜になる前に開封して試し書したという経験は誰しもあるはず!
私のお気に入りノートは大学構内のステーショナリーショップで見つけたロルバーンのノート。カラーバリエーションも豊富で毎回購入する色を変えていました。気分によって色を選べるところも素敵です。
方法③ その日知った英語を使って日記を書く
それではみなさんお待ちかね、新しい英単語や表現をメモしたノートのその後の使い道をご紹介したいと思います。
メモをしておいたノートを使うのは、メモをしたその日の夜です。「これ使える!」や「ぜひ覚えて日常会話で使いたい!」という表現をメモしたノートの該当ページを開きます。
そして、そのノートとは別に準備が必要なのが日記帳。これも自分の好きなものを用意しましょう。外国には街中の本屋さんや雑貨屋さんにおしゃれでサイズも豊富で、使いやすい日記帳がたくさん売っています。
メモ用の該当ページを開いたら、メモした新しい英単語や表現の中から今日いまから書く日記の文中で使ってみたいものをいくつか選びます。自分の好きな数で大丈夫です。
文中で用いたい単語・表現を選べたら、方法①で紹介した方法を思い出してください。タイマーで時間制限を設定し、タイマーが鳴るまではとにかく書き続けましょう。文法は深く気にし過ぎないでオッケー。大事なのは頭に浮かんだ内容を文字にして、たくさんアウトプットすること。
方法①の書き方で、隣に広げてある今日知った単語、表現を用いながら今日あった出来事を英語で書いでみましょう。メモを取ってある今日知った英単語・表現は、今日怒った出来事や授業の中で出会っているので、おのずと今日の出来事を書く日記の文章に組み込みやすいはずです。
実はそこがこの方法の秘訣!インプットした英語を実際に使えるようにするための大切なポイントなんです。
実生活のあるシチュエーション中で自分が出会った単語や表現を、もう一度、家で日記を書く際に”シチュエーションごと思い出して”文章の中で使ってみることで、「シチュエーション毎、それらを記憶に焼き付けてしまおう!」という方法です。
選択した単語や表現の文中への入れ方(文法など)が分からなければ、タイマーを設定して日記書くのをスタートする前にインターネットで調べてしまいましょう。問題が解決したら、タイマーを押して日記スタートです。
おそらく多くの人が、大学受験のために暗記した相当な量の単語を簡単に忘れてしまったという経験があるのではないでしょうか。もちろん私もその一人です!
分厚い単語帳で文字情報(かろうじて音情報)のみで、丸暗記した単語の記憶なんて簡単にすっ飛びます。(笑)
でも!このメモ用ノートと日記帳を使った英単語・表現の覚え方は違います。
単語帳学習との大きな違いは、「自分が実際に経験したシチュエーションで知った単語・表現を覚える。」という点です。
単語や表現をなぜ覚えるのかというと、日常生活で使うため…ですよね?それが目的ならば、「その単語・表現を使うシチュエーション」を想定した覚えかた仕方が一番!!
この方法は、「英単語や表現をがんばって暗記・覚える。」というよりは、「試しに日記で使ってみて、気づいたら覚えていた。」という感じ。
もし添削してもらいたいのであれば、この日記も方法①の担任との交換日記のように誰かと交換してコメントを送り合うのもいいですね。もちろん日記はプライベートな内容も書くと思うので、誰とも交換せず自分の勉強のためのノートだけとして使ってもいいですよ。
留学中したらぜひトライ!
同じく大学構内にあるステーショナリーショップや街にある雑貨屋さんで、自分だけのお気に入りの日記帳を手に入れましょう。持ち歩きメモ用ノートよりは大きめのサイズが◎。
そして、日記を書く時は、必ずその日メモしたノートを隣に広げましょう。
単語や表現の具体的な文中での使い方が分からなければ、書き始める前にインターネットでサーチ!
文法や表現のチェックに便利なサイト
上記のウェブサイトでは、単語や表現の使い方があっているかどうかをネイティブスピーカーに聞くことができます。また、自分と同じような質問をしている世界中の英語学習者がいるため、それらを参考にするのもおすすめです。
その日出会った新しい英単語や表現を使って、それらに出会ったシチュエーションに感じた思い、感情、心の動きをぜひ赤裸々に書きましょう。文法があっているかどうかは後からで大丈夫。
しっかりその日の出来事とその時感じたことをセットで書いて、とにかく記憶に刻みましょう。数か月後、数年後にその日記を読み返してみましょう。日記を書いたその時に正直な気持ちを記しているから、何年たっても当時の記憶が昨日のことのように蘇りますよ!
当時の出来事と自分自身を見つめ直すことで、新たな発見もあるかも。この方法は、英語学習としてだけではなく、人生の中でもビッグなイベントである留学やワーキングホリデーを、大切な思い出として残す一つの方法でもあります。
【まとめ】 この方法を実践してみて
以上、ニュージーランド留学中に私が実践していた、英語のインプットを覚えて使えるようになるための以下の方法3つを紹介しました。
これらを行うことで、毎日大量に浴びる英語のインプットをしっかりと自分の記憶に焼き付けます。
そうすると、日記だけでなく英語でのスピーキングの際にも自分の言葉でアウトプットができるようになっていきます。
ずっと憧れていた留学やワーキングホリデー。せっかく海外で長い期間生活をする機会を得たのであれば、そのチャンスを自分の英語力アップのために生かしたいですよね!
海外生活が始まっても、具体的にどんな方法で勉強すべきか分からないと、無駄に時間を消費してしまうので要注意です。
日常生活で耳にしたり学校で習ったりする大量の英語を自分のモノにするのか分からないまま過ごしてしまうこともあるかと思います。
特に最初は現地での生活に慣れるので精一杯になるはず。そんな時のために、今回紹介した英単語・英語表現の身に着け方が、みなさんにとって少しでもインスピレーションになれば嬉しいなと思います!