英語の勉強を習慣化できないのはなぜ?継続に必要な3つのコツ
「英語力UPには勉強の習慣化がカギ!」なんてよく言われますが、それが出来たら苦労しないよ…と思いませんか?
誰だって習慣化や継続の重要性は分かっていることでしょう。これを書いている私自身もそうなのですが、「英語が楽しい!英語が好き!」の気持ちと、勉強を習慣化するのは別問題なんですよね。
では、なぜ楽しくて好きでやっている英語を習慣化させるのはこんなにも難しいのでしょう?
それは、難しいのではなく、習慣化できない原因が発生しているだけと考えてみてください。
原因を取り除いて、習慣化に必要な要素を加えれば、今度こそきっと上手くいくはず!実は私、ここ一ヶ月ほど毎日1~3時間の勉強を継続できているんです。
まだまだ”習慣”とは呼べませんが、1ヶ月でも継続すると、これまでとは違う伸び方をしてくれるのが英語です。今回は、英語の勉強を習慣化できない理由・継続の必要な3つのコツを軸に、お話していきます!
英語の勉強を習慣化できない原因を考えてみよう
まずは、英語の勉強を習慣化できない原因について考えてみましょう。
「飽きるから?怠けちゃうから?…」いろいろと思い浮かぶかもしれませんが、大きくはこの2つではないでしょうか。
英語に限らず、何かを始める時ってやる気がとても高い状態ですよね。
それ自体はきっかけになるので良いのですが、やる気に頼ってしまうと続きません。
頼っているつもりは無くても、「今日は何だかやる気が起きない…。」と挫折した経験はきっとあるでしょう。
やる気は日々、アップダウンする不安定なものですので、そもそもやる気の有無を継続に関わらせてはいけないんですね。
やる気があろうがなかろうが、決めたことを続ける。この淡々とした行動こそが、習慣化へのカギとなります。
もちろん、やる気のない時の勉強は楽しくないでしょう。しかし、楽しまなくてもいいんです。
ただ単語を見るだけでも続ければ変わりますので、まずはやる気を考慮しないようにしてみましょう!
高すぎる目標もやる気と相通じるがあり、行き詰まる可能性を秘めています。
最終的なゴールとして高い目標を掲げるのは良いことですが、例えば「明日から毎日朝4時に起きて勉強!」や「1ヶ月でTOEICを300点UP!」など、ライフスタイルを無視した目標は、挫折しやすくなります。
語学留学中でもない限り、英語以外の生活の方が大きいですよね。仕事や家事、人付き合いをしながらの英語学習ですので、ライフスタイルに組み込める程度の目標を立てた方が、スムーズな継続を実現できるのです。
英語勉強の継続に必要な3つのコツ
ここからは、具体的に英語勉強の継続に必要な3つのコツをお伝えしていきます。まずは1ヶ月継続させてみましょう。
① 行動目標を作る
あくまでも個人的な意見ですが、英語を学ぶ上で「達成すべき目標」は作っても作らなくても、どちらでも良いです。
そもそも英語学習におけるゴールなんてあって無いようなものですし、ただ英語をやりたい、その気持ちがあれば十分なんです。
それ以上に英語の勉強を継続したい、また習慣化させたい人にとって重要なポイントは、行動目標です。例えば、「朝起きたらトイレで単語10個見る。」や「夜ご飯の前にシャドーイング10回する。」などです。
「いつ・どこで・何をするか」を出来る限り具体的に決めてしまいましょう。
英語の勉強を習慣化させるためには、「スキマ時間があったらやる。」程度では少々足りません。
スキマ時間があろうがなかろうが、ご飯を食べたりトイレに行ったりするくらいまで、日常生活に組み込んでしまうのが一番早く、確実な方法です。
② 勉強ツールを揃える
参考書やラジオ、英語アプリ、オンライン英会…と、どの勉強ツールを使うかは人それぞれ。
「これだけに集中する!」と1つに絞るよりも、バリエーション豊かに用意しておいた方が、継続しやすくなります。
個人的には、生活環境に合わせて勉強ツールを揃えておくのがオススメの方法です。
例えば、これまで私はほぼ全ての勉強ツールを使ってきましたが、最近では英語アプリやラジオは使っていません。
現在は在宅時間が長いので、英語アプリではなく書籍タイプの方が使いやすいのです。
問題集を数冊デスクに用意している他、キッチンに単語帳を一冊置いています。これは料理の合間で開けるようにするため。
少し話が逸れますが、単語は「1日5回繰り返す。」を目標にしています。
1回あたりにかかる時間は10分程度なんですが、それでも意識しないと忘れてしまうんですね。自分の行動範囲で目につく場所に置いておけば、いつでも手に取れます。
このように勉強する環境を整えるのも、習慣化の第一歩。電車通勤の時間が長ければ、アプリやリスニング素材を活用するのもいいでしょう。とにかく自分の生活スタイルに合わせて、使いやすい勉強ツールを揃えることが大切です。
③ PDCAを回す
実際に習慣化させるための勉強を始めたら、次はトライ&エラーを繰返し、ベストな方法を見つけていきます。もちろんベストな方法と言っても、「一生この方法でOK!」はありません。
生活って常に一定のリズムではありませんよね。結婚や転職など人生のビッグイベントのみならず、単純に「今月はちょっと忙しいな。」と思う時があったり、新しい趣味を見つけたり。
そんな変わりゆく生活の中で勉強の習慣を継続していくためには、その時々でベストな方法を探っていくしかありません。そこでオススメしたいのが、定期的に勉強のPDCAを回す作業です。
2~3週間に一度程度、生活と勉強のバランスはどうか?勉強の定着具合はどうか?など、総合的に英語学習をふり返ります。
忙しくてテキストを開く時間がない時期だな…と感じたら、アプリに切り替えましょう。
また、単語がなかなか定着しないと思ったら勉強法を変えるなど、多方面から学習状況を整理していく癖を付けるイメージです。
こうしたPDCAでふり返りのタイミングを設けると、継続しやすい環境作りが出来るだけではなく、モチベーション維持にもつながりますよ!
【まとめ】 英語は習慣化することが大事!
言語学習にゴールはありません。日本語だって、知らない言葉や言い回しがたくさんありますよね。第二言語である英語なら尚更、地道に勉強を継続していくしか方法はないでしょう。
そして英語は、「単語だけ覚えればいい。」、「リスニングさえ出来ればいい。」というものでも無いです。総合的な勉強が必要ですので、どうしても苦手な項目は出てきます。
そんな英語と上手に付き合うためには、まずは習慣化で英語を日常的に勉強すること!今回はその第一歩として、習慣化に必要なポイントをまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。