willとgoing toを使いすぎ!?ネイティブがよく使う未来の表現とは
「私は明日学校へ行きます。」
「もうすぐクリスマスイベントがあります。」
突然ですが、この2つの日本語、あなただったら英語でなんて言いますか?おそらくどちらも”will”や”going to”を使って表現する人が多いのではないでしょうか…。
“I will go to school tomorrow.”、“Christmas Event is going to be held soon.”もしくは”There will be a Christmas Event soon.”などのように。
そして、私たち英語学習者がよく話題にするのは「willとgoing toの違い」についてですよね。でも今回、その点はちょっと脇に置いておきます。
それよりも、「もっと他に言い方ないんかーい!」と感じている人も多いはず!
実はこれ、先日ネイティブスピーカーによる英語学習Podcast番組『All Ears English』を聴いていた時。
「みんな未来の話をする時に”will”か”going to”ばっかり使うよね!もうちょっと自然な言い方があるよ!」と取り上げられていました。
“will”や”going to”でも間違いではないのですが、幅広い言い方を覚えると楽しいしナチュラルですのでぜひ使ってみてくださいね!
何時かは分からないけどそろそろ
「何時かは分からないけどそろそろ」という表現から行きましょう。
まずは少しだけ先の未来、だけど確実な今日中の予定について話すときに使える表現、「any minute now」もしくは「anyday now」を抑えておきましょう。
以下、例文です。
It should be any minute now.(そろそろのはず!)
Any minute now!(もうすぐだよ!)
Yeah, any day now.(もうすぐ来るよ~。)
このように、文章に加えてもいいですし「any minute now」だけを使ってもOK。
正確な時間じゃなく、「そろそろ」や「もうすぐ」といったニュアンスを表現できます。
「It will be/There is going to be ●● soon.」などでは、ちょっと回りくどい感じになっちゃう時に活用しましょう!
もうすぐ/すぐそこ
「もうすぐ/すぐそこ」の英語表現は「around the corner」となりますが、場所だけではなく時間にも使える「もうすぐ」の表現です。
以下、例文です。
「just」を付けて使うことが多いですね!先ほどの「any minute now/anyday now」は、時間は未定な内容に対して使う表現です。
一方、が、「around the corner」はカレンダーイベントなど、決まった予定に対して使われる表現です。
今すぐやります!
「今すぐやります!」と業務で緊急に取り掛かる時に使えるのが、この「on it」という言い方。
例文は以下の通りです。
Oops, Totally forgot. I’ll get right on it.(おっと、完全に忘れてた!すぐやる!)
このように「I’ll get /I’m gonna get」と組み合わせて使えますが、ただひと言「on it」だけでもOKなので覚えやすい短い表現ですね。
「I will do it soon.」や「I’m going to do….soon.」よりも「はい!今すぐ!」と緊急な感じが伝わりますよ。
必ずする/なる
必ずしなければいけない予定については、「bound to」で表現できます。
例文は以下の通りです。
「最終的にはそうなる」や「必ず~する」などのニュアンスを伝える時に使えます。
使い方は、be動詞+bound to+動詞の原形ですので、be going toと同じように覚えられますね!
使い過ぎちゃう表現の言い換えを探すと英語はもっと楽しめる
英語で会話を楽しめるようになると、自分にとって使いやすい表現が出てきます。でもあまりひとつの表現ばかり使っていると、会話が単調になって細かいニュアンスを伝えられないもどかしさも感じるもの。
「ネイティブっぽい言い方」が覚えられると、表現の幅も広がるしかっこいい英語を話せている感じがして、もっと楽しくなりますよね!
もちろん覚えたての表現を実際に使う時には、ちょっとドキドキ。
「間違ってないかな?本当に通じるのかな?」と不安に感じます。
でも、間違ってもいいんです!実際に何度か使っていくうちに、それぞれの言葉が持つニュアンスや使い方を身体で覚えていけます。
ぜひ、今回紹介した表現を実際の会話でどんどん活用してみてくださいね!