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カテゴリー:留学後の進路

ワーホリから帰国後の仕事はどんなものがある?著者がワーホリ後に始めた5つの仕事をご紹介します!

公開:2021/05/12 著者:坂元 ちひろ 3151 Views

こんにちは、ちひろです。

本日は、ワーホリ後の仕事をテーマにお話ししていきます。

ワーホリについて考えはじめた時、キャリアのブランクや帰国後の進路を不安に思う人も多いのではないでしょうか。

 

「ワーホリから日本に帰ってきた後できちんと就職できるかな…?」
「ワーホリ経験を自分のキャリアに活かせるかな…?」

 

このような疑問を持っている人もいるかもしれません。

そこで今回のコラムでは、カナダにワーホリをした著者が帰国後にどんな仕事を得られたのかをご紹介していきます。

本記事が帰国後の進路を不安視している人の参考になれば嬉しいです。

ワーホリ経験を活かす仕事は大きく分けて2つ!

私がワーホリ経験をしたからこそ得られた仕事は、大まかに2つのジャンルに分けられます。

以下でそれぞれを見ていきましょう。

 

① 英語力を活かした仕事

まず分かりやすいのが英語を使う仕事です。

ワーホリ期間中に英語力を伸ばせた場合は、職種や業界の選択肢がうんと広がります。

ここでは私が英語を使ってたず、さわらせてもらっている3つの仕事をご紹介します。

 

・翻訳

1つ目の仕事は翻訳です。本コラムの冒頭では、ワーホリから帰国したあとに得られた仕事をシェアするとお伝えしましたが、厳密には翻訳の仕事はワーホリ期間中から始めました。

私はもともと通訳者になることを目標に海外生活に挑戦したので、ワーホリ前から英語の勉強を開始していました。

ですから、ワーホリ生活が半年になろうとするころには、ある程度は英語が理解できる状態でした。

 

さすがに医療や政治、経済、法律などの難しい分野を翻訳する能力はありませんでしたが、日常会話やシンプルなYouTube動画の翻訳ならできるレベルには達していました。

その結果、ワーホリ期間が終わる前から英語力が必要とされる仕事にたずさわれました。

なので、本人のやる気次第では帰国後とは言わず、ワーホリ中に英語関連の仕事ができる可能性は十分にあります。

 

・日本語教師

 

お次は、ワーホリ期間が終了してから始めた仕事です。

私は日本語教師としても仕事をしています。完全にオンラインで活動しているため、どこかの日本語学校に勤務するのではなく在宅で授業をしています。

生徒は日本語を学びたい外国人です。生徒の日本語レベルによっては、簡単な日本語を使って授業ができます。

 

一方、生徒がまったくの初心者の場合は、こちらが相手の言語にあわせるしか方法がありません。

 

そんな時に役立つのが英語です。生徒はアメリカ人やカナダ人だけでなく、中国、韓国、ブラジル、ベルギー人など多国籍ですが、どの生徒とも英語でコミュニケーションを取っています。

授業では、ワーホリを体験したからこそ日本と海外の異文化について説明できたりもします。

日本語教師の仕事においては、英語だけでなく海外生活そのものも役に立っていると実感しています。

 

・国際関係のイベント

 

国際関係のイベント会場でも英語を活かして働けます。私の場合は、直近では東京オリンピックでの仕事が決まっています。

採用面接は英語でしたし、現場で一緒に働く上司も英語話者です。ここでもワーホリ中に培った英語力に助けられる結果となりました。

もう一点、この仕事を得る過程でワーホリ経験が役立った場面があります。

 

実は、オリンピックの採用面接では「日本人以外と一緒に働いた経験はあるか?」と聞かれました。

その時はワーホリ経験があったからこそ、非日本人と仕事をした実績や国籍によって仕事の進め方に差があると理解していることをアピールできました。

このアピールが採用にどれくらい大きな影響を与えたかは分かりませんが、多少なりともプラスには働いたでしょう。

 

② 海外での生活経験を活かした仕事

カナダの場合、ワーホリビザの有効期限は1年です。仕事で使えるレベルまで英語力を身に付けるには、1年間では短すぎる印象があります。

実際に、ワーホリを終えて「1年では思うように英語力が伸びなかった…。」という人も出てきます。しかし、「英語がそれほど上達しなかったらワーホリ経験はすべて無駄になるのか?」と言われると、そうでもありません。

ここからは私が英語ではなく、海外での生活経験だけを活かして続けている2つの仕事をご紹介します。

 

・ライター

 

まずはライターの仕事です。私はブログや海外生活に関連するウェブサイトで文章を書くことで、広告収入や執筆代を頂いています。

ここまで読んでくださった人はお気付きでしょうが、私は今回のコラムを書くにあたって1単語も英語を使っていません。日本語だけで自分のワーホリ経験をつらつらと書きつづっています。

これがまさに海外での生活体験を活かした仕事です。多くの人が見落としがちですが、英語を使わなくてもワーホリ経験を活用できる仕事はたくさんあります。

 

・クリエイター

 

ライターやブロガーは自分自身の経験を書く仕事ですが、同じようにして体験を話すことがお金になるケースがあります。

これも私がワーホリ中にさせてもらったものですが、YouTubeで海外生活について話すお仕事もありました。

出演させてもらったYouTubeのYouTuberさんは日本人だったので、私はそこでも英語は使いませんでした。

 

ただ自分の経験を日本語で視聴者のかたに届けただけですが、それもお金になりました。今は事務所に所属しなくても、何でも個人で挑戦しやすい時代です。

ゲスト出演なんてことは言わずに、自分でガンガン発信してお金に変えていきたい人はクリエイターとして活動するのもありでしょう。

英語力不要で始められるものに関しては、ワーホリ期間が終わる前から着手できるケースも多いです。

 

クリエイターとして発信するメリットは他にもあります。たとえ発信媒体の視聴回数やフォロワーが爆発的に伸びなくても、しかるべき人の目に止まれば新しい仕事につながる可能性が潜んでいます。

私も自分の思い出づくりのつもりで始めたSNSをいろんな人に見ていただき、「うちで文章を書いてもらえませんか?」、「うちの商品を紹介してもらえませんか?」と声をかけてもらえるようになりました。

あまり英語がどうのこうのと気にしすぎずに、自分が得意なことや好きなことで視聴者に向けて発信を続けていれば思わぬご縁に恵まれるかもしれません。

 

【まとめ】 “ワーホリ経験を活かして日本語で”できる仕事もある!

私がワーホリを決行する前は、とにかく帰国後の進路が不安でした。自分の英語力がどれくらい伸びるのかも心配していました。

特に私は当時勤めていた会社を辞めてカナダに行ったので、「帰国後は前職よりもいい仕事に就かなければ!」というプレッシャーもありました。

ですが、ワーホリ中にさまざまな価値観の人と出会い、「そもそも自分にとっていい仕事って何?」と根本的な部分から考え直させられました。

 

その結果、ワーホリを終えた現在では「私にとって最適な仕事」をさせてもらっています。正直なところ、英語力は日本国内でもある程度は伸ばせます。

けれども、ワーホリ生活そのものは日本から出ないとどうしても経験できません。

ワーホリ中は英語の上達ばかりに意識が向いていましたが、ワーホリ後は海外生活の経験自体を活かしてお金を稼ぐ方法もあると分かりました。

 

ワーホリの間に英語がそれほど上達しなかった人でも、“ワーホリ経験を活かして日本語で”できる仕事もあるのです。

その可能性も踏まえると、将来の選択肢がますます広がった気がしませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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