孤独は避けたい海外生活!留学・ワーホリ中に現地で友達を作る方法とは?
こんにちは、ちひろです。
よくある話ですが、人はひとりでは生きていけません。住みなれていない海外となると尚更です。
言葉の壁やカルチャーショック、生活の中で起きるトラブルなど孤独を感じる原因はそこら中に転がっています。
留学やワーホリ中に感じる孤独が原因で、うつ病になるのも決して珍しい話ではありません。右も左も分からない環境での生活ですから、ある意味、仕方がないことです。
では、海外で孤独を感じた時は一体どうすれば良いのでしょうか。現地での気分の落ち込みを防ぐためには、やはり人脈作りが欠かせないでしょう。時には自分一人の力ではどうしようもないことも起こります。
そこで本日のコラムでは、留学・ワーホリ中に現地で友達を作る方法についてご紹介していきます。
海外生活で友達を作るには言葉の壁がある
まずは現地で友達を作る難しさについて知っておきましょう。
そもそも、留学やワーホリは単身で行く人が多いのではないでしょうか。家族や友人と一緒に渡航するケースはかなり少ないように思います。
基本的に渡航先には知り合いがいないので、ゼロから人間関係を構築していくことになります。
一人でも知り合いがいれば、そこから芋づる式に交友関係が広がる可能性も考えられます。
しかし、新たなスタートとなると、ゼロをイチにするのに大変な思いをします。
海外で友達を作る時に必ず苦労するのが「言葉の壁」です。
日本であればお互いの言語レベルが同じなので、コミュニケーションに行き詰まることはないでしょう。日本で生まれて日本で同じ教育を受けてきた者同士の集まりだからです。
しかし、渡航先では自分と相手との言語レベルは違います。特にネイティブの英語話者と話すには、自分の英語レベルは低すぎます。
一方、他の国から来た留学生と話す時、その相手が英語を勉強し始めたばかりの生徒なら意思疎通が上手くできないケースもあります。これらの言語レベルの不一致が、現地での友達作りを難しくさせるのです。
現地で友達を作る方法は?
ここからは現地で友達を作る方法として、7つの方法をご紹介していきます。
① SNSでつながる
一番簡単なのは、日本人のワーホリ・留学生友達を作る方法です。
日本人が相手なら、出会いさえすればあとは言葉の壁を気にすることなく仲を深めていけます。
私の場合は、日本人とはSNSでたくさんつながれました。
Twitterやインスタグラムを使えば、同じ地域で生活している日本人が比較的すぐに見つかるでしょう。
まずはSNSのコメント欄やダイレクトメールでやりとりをして、そこから一緒にカフェに行ったり食事をしたりする流れが一般的です。
周りの仲がいい日本人同士に「ふたりはどうやって知り合ったの?」と聞いてみると、「もともとはTwitterだよ!」と返ってくることが本当に多くて驚きます。
② 学校のクラスメイト
現地で学校に通う場合は、教室内も友達作りの貴重な場になります。
学校で友達を作るメリットは、言語レベルが同じ生徒を見つけやすい点にあります。
通常、どの語学学校も入学時点でレベル分けテストを行い、近いレベルのワーホリ・留学生同士が一緒のクラスに入るようになっています。
ですから、基本的にクラスメイトと自分の英語レベルには大差がないはずです。つまり、言語のレベルが違うことで起きる意思疎通の難しさが緩和されます。
また、仲のいいクラスメイトはできるだけ早く作っておくことをお勧めします。
なぜなら、授業が進んでいくにしたがってグループワークやペアワークの機会が増えるからです。
先生によっては「好きな人とグループになって~!」とメンバー決めを生徒に任せます。
そんな時、誰もチームになれる人がいなければ、それこそ孤独を感じてしまいます。
先手必勝だと思って、オリエンテーションや授業初日から積極的に周りの生徒に声をかけていくようにしましょう。
③ スマホアプリ
ネイティブの友達を作りたい場合は、スマホアプリの活用もおすすめです。
アプリを使う場合は、デーティングアプリでなく言語交換のパートナーとのマッチングに特化したものを使う方がいいでしょう。
なぜなら、後者のアプリであれば、英語ネイティブで日本語を勉強している人を見つけやすいからです。
自分の英語力だけを頼りにネイティブと仲を深めるのはやはり難しいです。
特に込み入った話題になると、意思疎通が急激に大変になります。
そんな時、相手が多少なりとも日本語を話せる人であれば、二人のコミュニケーションはなんとか形になります。
④ シェアハウスやホームステイでの交流
シェアハウスやホームステイ先には、他にもワーホリ・留学生がいるケースが大半です。
いわゆるシェアメイトですが、シェアメイトとは嫌でも毎日顔を合わせることになります。実はここに、友達を気軽に作れるメリットがあります。
SNSやアプリの場合は、ある程度は自分から積極的にアプローチせねばなりません。
英語力に自信がない人や人見知りの人にとっては少しハードルが高いでしょう。
一方、シェアメイトは特別な努力をしなくても相手が同じ空間にいます。
いつもは自室でくつろぐところをリビングなどの共用スペースにしてみたり、ご飯を食べる時間を合わせて一緒に食べてみたりすることで自然に仲が深まっていきます。
⑤ 習い事
ある程度、英語力が高まってきた人にお勧めなのが習い事です。料理教室、スポーツ、音楽などジャンルは何でも良いでしょう。
クラスメイトやシェアメイトと違って、習い事は同じ趣味の人が集まる場所です。ですから、価値観や興味がある幅が似通っている人と出会いやすいため、仲が深まるスピードも早いと言えます。
レッスン中に話しかける勇気がない場合は、少し早めにスタジオに行ってみたり帰り際に帰宅方向が同じ人を追いかけてみたりするとハードルが下がります。
⑥ ボランティア
こちらもある程度、英語が上達してきた人へのお勧めですがボランティアに参加するのも良いでしょう。同じ問題に対して、「何とかしてあげたい!」と考えている者同士で意気投合しやすいです。
また、ボランティア活動をしている人自身が、さまざまな状況で生きている人に理解ある人が多いです。
どんな人でも気軽に受け入れてくれるような包容力があり、見ず知らずの人でも声をかけやすい空気感があります。
⑦ 職場
職場でも友達ができる可能性があります。しかし、日本の飲み会のような文化は欧米では一般的ではないので、仕事を通じて少しずつ仲良くなっていくイメージです。
業務を通じたコミュニケーションから始まって気が合いそうだったら、休憩時間や空き時間に話して距離が徐々に縮まっていきます。
もちろん、気が合わなさそうであればプライベートな話をする必要はありません。
そういう意味では、仲を深めるもよし、あくまで同僚としてだけ付き合い続けるもよしで自由です。
現地の企業やローカルのレストランであれば、ネイティブの友達ができるチャンスがあります。
逆に日本食レストランの場合は、日本人の留学生・ワーホリ仲間を見つけやすいでしょう。
【まとめ】 自分の英語力に応じて積極的にアプローチしよう!
留学やワーホリ先で友達を作るためにはまず、自分の英語力でも入り込みやすい場所を見つけるのが良いでしょう。
なぜなら、いきなりネイティブばかりが集まるコミュニティを狙ってしまうと、自分の英語力の低さに落ち込み、孤独が増す可能性があるからです。
それよりも、日本人や他国からの留学生など、自分と言語レベルが同じ層から少しずつ人脈を広げていくのがお勧めです。
もしかすると、その段階ですら「そう言えば、そもそも友達ってどうやって作るんだっけ?」と戸惑ってしまう人もいるかもしれません。
今いる友達と仲良くなったきっかけを振り返ってみても、いつの間にか仲良くなっていたケースが大半ではないでしょうか。
あまり深く考えすぎずに身の丈にあったコミュニティに足を運んでいれば、おのずと孤独から逃れられるはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。