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欧米と日本のフィットネス文化を比べてみよう!ジムで使える英語フレーズも紹介

公開:2021/07/09 著者:伊東 さやか 5024 Views

こんにちは、英会話講師のいとうです。

これから留学やワーホリへ行く方は、「Workout」の言葉をたくさん耳にするかもしれません。欧米、特にアメリカはフィットネス先進国とも言われるほど運動習慣が根付いている土地。

せっかく向こうで暮らすのですから、良い文化はどんどん吸収して帰国したいですよね。今回は欧米と日本のフィットネス文化を比べつつ、「どんなジムがあるの?会費はどれくらい?」など具体的な疑問も解消、さらにジムで使える英語表現まで抑えていきましょう!

欧米と日本のフィットネス文化を比較

 

国際ヘルス・ラケット・スポーツクラブ協会(IHRSA)による『世界のフィットネスクラブ会員数』では、日本は第10位となっています。

 

1位: アメリカ(20.3%)
2位: ドイツ(12.9%)
3位: イギリス(14.8%)



10位: 日本(3.33%)
※IHRSAによる『世界のフィットネスクラブ会員数2018年の資料より

 

カッコ内は人口に対する参加率ですが、20%以上参加しているアメリカと比べ、日本はたったの3%…なのです!なぜ、これほどまでに大きな差が生まれるのでしょうか?

正確な答えは分かりませんが、アメリカと日本における「体型」や「健康」に対する考えやシステムの違いは大きいな要因でしょう。例えば、保険が挙げられます。

日本には国民健康保険がありますので、病院へかかっても1~3割程度の負担で済みます。一方でアメリカには日本のような公的保険システムがなく、医療機関の受診はすべて自己負担。もちろん民間の保険はありますが、こちらも高額なため一般的ではありません。

 

日本は肥満を始めとした生活習慣病になっても、気軽に医療機関への相談が出来ますが、アメリカではそうはいかないんですね。進んだフィットネス文化の背景には、「病気になったら大変」というプレッシャーもあるのかも知れません。

そして、体型に対しての考え方も日本とは異なります。最近でこそボディポジティブの考えが広まっているアメリカですが、ひと昔前までは「肥満は怠慢」と思われることも多々ある社会でした。

特にビジネスの場で肥満体型はマイナスに取られるケースも多く、極端に言えば肥満=悪だったんです。おそらくアメリカのフィットネス文化が進化したのは、こうした背景もあるでしょう。

 

個人的な印象ですが、最近では肥満解消というよりも、純粋にワークアウトを楽しんでいる方が多い気がします。

私も週3~4回程度はジムに通っているので分かるのですが、痩せる・太るといった概念だけではなく、ボディメイクが楽しいんですよね!

何もかもアメリカの真似をする必要はありません。しかし、ダイエットばかりが先行しがちな点は間違いなく日本の悪い部分です。健康のためのフィットネス、ボディメイクのためのワークアウトはどんどん真似ていきたい姿勢だと感じます。

 

どんなジムがあるの?会費やシステムを詳しく知ろう

 

フィットネス先進国・アメリカには、多くのジムが乱立しています。日本でも馴染み深いジムと言えば、『GOLD’S GYM(ゴールドジム)』、『ENYTIME FITNESS(エニタイムフィットネス)』ですよね。

『GOLD’S GYM』は世界30カ国、700以上の店舗を有している正に業界トップのジム!有名なボディビルダーも通っていることが多く、運が良ければ会えるかも知れませんね!

『ENYTIME FITNESS』は24時間営業のコンビニ型ジムです。ライフスタイルに左右されず通えるのは、忙しいワーホリ中にも強い味方となってくれるでしょう。

 

もちろん、この2つのジムだけではなく、個人経営も含めると数えきれないジムがあるでしょう。まずは通いやすい立地のジムを候補に挙げつつ、何店舗か見学に行ってみたり、ビジターで利用してみたりするのがおすすめ。

さて、気になるのは月会費だと思いますが、ジムの数が多い分、料金設定も幅広いのが特徴です。ただ日本のジム(月額平均6,000~7,000円程度)と比べるとかなりリーズナブル。

一方、一般的なアメリカのジムは月額20~40ドル程度となっています。キャンペーンやペア割、長期契約を活用するともっとお得になることも多いので、ぜひ気になるジムの公式HPなどをチェックしてくださいね。

 

さらに、とにかくコスパ重視したい方には、日本にはまだ進出していないアメリカのジム『Planet Fitness』がおすすめです。こちらは月額利用料たったの10ドル!プラス10ドルで店舗間の相互利用も可能になります。月に一度、ピザやベーグルが食べ放題になるイベントも開催しているとか。(笑)

余談ですが、高級なジムでは『EQUINOX』もあります。パーソナルトレーニングやスタジオレッスンはもちろんのこと、テラスやレストランまで整っているアメリカ国内で最高級のジム。ただ、入会金だけで600ドル、毎月の利用料は200ドルするのでちょっとワーホリ中には厳しいですね…。

話を戻して、登録時やトレーニング時に必要な物をチェックしていきましょう。

 

・パスポート(登録時)
・南京錠(ロッカー使用時)
・運動に適した服装

 

事前公式HPからサインアップできるジムもありますが、現地での本人確認に備えて、初回はパスポートを持参しましょう。また、ロッカーのシステムはジムにより異なるものの、一般的には自分で南京錠を用意して利用します。

服装は運動に適していれば問題ありませんが、ドレスコードが決まっているジム(タンクトップNGなど)もありますので、事前に確認しておくとベター。またアメリカはジムでも基本的に土足OKなので履き替える必要はありません。

また、必須ではありませんが、イヤホンとグローブもあると快適ですよ!そうそう、プロテインも忘れずに。

 

ジムで使える英語表現

 

ここからは、いくつかジムで使える英語表現を覚えていきましょう!

 

入会したいのですが。
「I would like to register.」
★登録: register

 

体重を減らす/増やす
「lose weight / gain weight」
★減らす: lose
★増やす: gain

 

有酸素運動
「aerobic exercise/cardio」

 

筋トレ
「weight training」

 

筋肉痛
「muscle soreness」

 

このマシンの使い方を教えてくれませんか?
「Could you show me how to use this machine?」

 

補助なしでベンチプレスが出来ます。
「I can do a bench press without a spotter,」
★補助: spotter

 

補助しましょうか?
「Do you want me to spot you?」

 

シックスパック目指して腹筋に取り組んでいるんだ。
「I’m working on my abs to get a six-pack.」
★取り組む: work on~

 

(順番待ちの人に)マシン使い終わったからどうぞ!
「I’m done with this machine.」

 

初めてジム通いをする人じゃなくとも、使い勝手が分からない場面はきっと多くあると思います。そんな時、「Could you show me~?」や「How~?」を活用すると、スムーズに聞くことが出来ますよね。

 

ジムでの出会いを望むなら話しかける時はマナーを大切に

 

実は「出会いの場」としても充実しているのがジムです。時間帯によってよく顔を合わせる人や、似たようなトレーニングをしている人と仲良くれるかもしれません。私たちとしても、留学やワーホリ中に語学学校以外での出会いがあれば嬉しい限りですよね。

ただ、それぞれがトレーニングに集中していますし、ジムで声をかけるタイミングって意外と難しいんです。いきなりトレーニングについて根掘り葉掘り聞こうとせず、何度も顔を合わせる人に「Hello」程度から始めましょう。体型についていきなり指摘するのもタブーですので、注意してくださいね。

無理にジムで友だちを作ろうとしなくても、スタッフやトレーナーとコミュニケーションを取るだけで十分に英語練習の場として活用できますよ!

 

【まとめ】 海外生活は太りやすいのでジムで汗を流そう!

留学やワーホリでは、食生活の違いから多くの人が太ります。

たっぷり砂糖が入った大きなマフィン、安くておいしいピザ、夕食後のアイスクリーム…。個人的には、そんなジャンクな文化もぜひ触れて楽しんで欲しい部分ではあります。(笑)

とは言え、太り過ぎは身体にも良くないですし、ジム通いをルーティンに加えるのはおすすめです!ぜひ海外に行ったら、本場のフィットネス文化も体験してきてくださいね!

 

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