【穴場留学】日本人が少ないマイナー地域で頑張り留学のススメ!
「せっかく留学したのに、留学先は日本人だらけだった…」という情報をインターネットで見たり、人から聞いたりしたことはありませんか?
そうした情報を目にしたり、耳にしたりすると「えー!!そんなの嫌だ。やっぱり日本人がいない場所で留学したい!」と誰もが思うと思います。しかし、そもそも何で「その留学先が日本人だらけだった。」という状況だったのかを深く考えた事はありますか?
このコラムではズバリその答えと日本人が多い都市(留学地)と少ない都市(留学地)のメリット&デメリットなどをご紹介したいと思います!
人気留学地(メジャー都市)=日本人も多い
実は、どの国でも人気留学地(メジャー留学地)と不人気留学地(マイナー留学地)というものが存在します。
例えば、カナダの人気留学地はトロントとバンクーバーの2都市です。カナダへ留学したいという方は、まずこの2つの都市を検討されるのではないでしょうか?
しかし、カナダのバンクーバーやトロントといった都市にどうしても日本人が集まってしまうのは、単純に下記のようなたくさんの魅力があるからです。
→ トロントとバンクーバーの違いを知りたい方はこちらのコラムもきっと参考になると思います。
人気留学地(メジャー都市)の魅力
早速、一つ一つ見て行きましょう!
> 学校が多く様々な選択肢がある
まず、人気留学地には学校がたくさんあります。なぜ学校がたくさんあるのかというのは、「人気留学地だから留学生が世界中からたくさん集まる」→「学校もたくさんお客さん(留学生がいる都市)に出店(学校設立)したい」という背景があるからです。
例えば、みなさんも何かおいしいものを食べたい!と思った時には、お店の多い市内中心部へ足を運びますよね?市内中心部であればカフェ、スイーツ、レストラン、ラーメンなどたくさんの選択肢がありますし、市内部のお店は激しい競争をして生き残っている所ばかりなのでおいしいお店もやっぱり多いです。
そして、お店側も何か新しく新規出店をしようと思った時には、人が集まる、人通りが多い場所にお店を出したいと思いますので、市内中心部にお店が集まります。
つまり、「学校も飲食店と同じように人が集まる場所に出店」、「留学生も飲食店のお客さんと同じようにお店(学校)が集まっている場所に足を運びやすい」という事なんですね。
また、一言で留学生と言っても「大学に進学したい人、専門学校に進みたい人、英語を学びたい人、またバリスタの資格を取りたい人…」など留学目的についてもたくさん種類があります。
人気留学地には、そうしたあらゆる留学目的に対応可能な数多くの学校がありますので、結果としてこうした人気留学地へいろんな種類の留学生がどんどん集まってくるんですね。
イメージとしては、「ラーメンが食べたい人、おしゃれなカフェに行きたい人、雰囲気のある高級レストランで食事をしたい人…」といったいろんな種類の食事をしたい人が、様々な食事ができる都市部へ集まってくるような感じです(笑)
> 食事や食べ物の選択肢も多い
次は、食事や食べ物についてです。メジャー留学地はその国の中でも比較的大きな都市になりますので、レストランの数や種類も当然多くなります。具体的には、日本料理を含めたブラジル料理、イタリアン、中華料理、フランス料理、インド料理といった様々な種類の食事ができます。
日本人である以上、海外滞在中に恋しくなるのはやはり日本食になりますので…人気留学地ではおいしい日本食レストランやラーメン屋さんなどで日本とほとんど変わらない料理を食べられるのは私たち外国人にとって大きな魅力です(笑)
さらに、大きな都市だと日本食を専門で取り扱う雑貨食品店などもあるため、割高ではありますが「ポッキーのようなお菓子」、「ラ王のようなカップラーメン」、「エバラ焼き肉のタレ」のような日本ならではの食品も簡単に手に入ります。
> 気候が良い
次は気候です。国や都市によっても気候は大きく変わりますので一概には言えませんが、「人気留学地=気候も良く過ごしやすい」というケースが非常に多いです。
例えば、カナダのバンクーバーはカナダでもほとんど雪が降らない場所になりますし、アメリカのロサンゼルスがあるカリフォルニア州は暖かく晴天が多い場所です。また、オーストラリアのシドニーは四季があり夏や冬などもオーストラリア大陸の北側や南側と比べると過ごしやすい気候になっています。
留学は基本的に「各留学生が好きな国や都市を選んで渡航する」というケースがほとんどです。「あまりに寒い!暑い!」という気候だと、他の条件が良くても「やっぱりあんまり暑い場所(寒い場所)には行きたくないなぁ~」となってしまい、大勢の留学生が集まるという事にはなり難いんですね。
> 交通の便が良い
次は交通の便です。人気留学地は総じて交通の便が良い都市になります。
やはり留学生が現地で自動車を購入し、維持管理するのは余分なお金が掛かってしまいますので、「自動車がなくても便利に生活ができる場所」というのが人気留学地の条件の一つになります。
カナダのバンクーバーやトロントなども市内中心部には電車やバスが網の目状に走っていますし、ニューヨークやロンドン、シドニーなども市内交通がものすごく発達しているため、日常生活で不便を感じる事はありません。
> 外国人(留学生)でも住まいや仕事が探しやすい
次は外国人(留学生)であっても、住まいや仕事が探しやすいというのも人気留学地の特徴です。
まず大きな都市ですので、物件の総数自体が多くなります。また、多くの留学生が集まっている人気都市ですので、留学生がオーナーのシェアハウスなども当然多くなります。
オーナー自身が留学生であれば、「留学生歓迎!」というシェアハウスも多くなりますし、もしその都市に留学生が大勢住んでいれば、現地の人たちも「街に留学生がいるのが普通であり当然」という感じで慣れていますので、留学生と一緒に住むことにも抵抗がなく、「留学生でも全然ウェルカムだよ!」という人も多くなり、物件も探しやすくなります。
また、仕事についても同じような事が言えます。まず、大きな都市だと飲食店を含めたお店の総数が断然多くなるので、求人数もそれに比例して多くなります。
また、留学生が多い都市では飲食店も「留学生をアルバイトとして雇う」というのがある意味で当然であり、普通の事となっているので、留学生を雇うことにも抵抗がなく「留学生のアルバイトが欲しい!」というお店も自然と多くなるんですね。
さらにアルバイトなどは、留学生の友達や知り合いからの紹介などで見つかるケースも多いですので、人気留学地だと「留学生仲間や友達からアルバイトを紹介して貰う」というケースや確率も増えたりします。
> 留学生向けのサービスやサポートも多い
留学生が多い都市であれば、留学生向けのサービスやサポートも手厚くなるのも人気留学地の特徴になります。
例えば、人気留学地であれば語学学校内には日本人の担当者が在籍している事が多くなりますし、留学エージェントも人気留学地には複数ありますので、生活面で困った時などには非常に心強いです。
それに留学生が多い都市であれば…、留学生向けの携帯電話の会社、留学生向けの病院、留学生向けの不動産や引っ越し業者、美容院、自動車販売や修理業者、税理士などなど…様々なサービスもほぼ全て日本語のサポートを受けながら便利に利用ができたりします。
> 楽しめる場所(娯楽、観光スポット)が多い
人気留学地になるような大きな都市だと、娯楽や観光スポットも多くなります。ショッピングする場所、カラオケ、パブ、スポーツ観戦、映画、イベント(お祭り)といった娯楽はやはり都市部に集まりますので、留学をしながら友達と一緒に楽しめる、遊べる場所も多くなります。
また、大きな都市だとそれだけ歴史のある街になりますので、歴史的建造物や大きな博物館など多く、観光スポットにも困りません。
「せっかく留学するのであれば…勉強だけではなく、その国や街の事も存分に楽しみたい!」と考えるのは普通の事ですので、勉強以外にもいろいろな楽しみが多い都市部へと世界中から留学生が集まってくるんですね。
人気留学地(メジャー都市)の弱点!
上記のように人気留学地(メジャー都市)には、たくさんの魅力がありますので、「いわば当然の結果として、なるべくして人気留学地となっている」というのがなんとなくわかるかと思います。
しかし、こうした人気留学地(メジャー都市)が「欠点がないパーフェクトな場所」かと言えばと、そうではありません!
メジャー都市(人気留学地)には下記のような弱点もあるのです。
> 日本人や留学生が多い
人気留学地では留学生の総数が多くなるため、どうしても日本人留学生の数も増えます。
これは、街中はもちろん学校内にも言える事になります。具体的には市内を歩けば日本人を見かけたり、日本語が聞こえたりする体験が増えますし、学校内には何十人、何百人という日本人がいて、15人程度のクラス内にも日本人が3人、4人いるのが普通になります。
もちろん人気留学地の中にも比較的日本人が少ない学校というものは存在しますが、それでも10%程度は在籍していますし、多い所では40%以上という事もありえます。
例えば、100人規模の学校で日本人率が10%であれば10人の日本人がいる事になりますし、300人規模の学校で日本人率が40%であれば、120人もの日本人がいることになります。
やはり魅力たっぷりの人気留学地ですので、日本人の数については「当たり前といえば当たり前」、「仕方のない事と言えば仕方のない事」ではありますが…「日本人が少ない場所で留学したかった!」という人にはちょっと悲しい事実でもありますよね…。
> 現地人との交流チャンスが少なくなる
次は、人気留学地だと現地人との交流チャンスが少なくなるという点です。留学中は海外にいますので、たとえ人気留学地であっても現地外国人と交流する事自体は可能です。
しかし、人気留学地に滞在していると、現地外国人との交流チャンスは実際かなり少なくなりますし、それこそ意識しないとまったくゼロのような状態にもなってしまいます。
これはなぜでしょうか?
その理由は、「人気留学地がとにかく便利なので、現地人と交流しなくても生活ができる。また現地人との交流が一切なくても、めちゃくちゃ楽しく留学生活を送ることができてしまうから」です。
まず語学学校内には留学生しかいませんので、ここでは留学生同士の交流となりますね。
そして、学校外の住まい=シェアハウスも、基本的にシェアメイトは自分と同じ留学生というケースになります。(そうした留学生同士のシェアメイトだと探しやすく、住みやすく、割安な物件となりますし、留学生同士の生活なのでお互いに楽しく生活ができるためです。)
また、アルバイトについても、基本的に留学生が多く働いているアルバイト先(そうしたアルバイト先の方が探しやすく、内定が出やすく、働きやすいため)で働きます。
さらに、人気留学地には遊びに出かける場所、観光スポットがたくさんあります。
平日の夕方や週末は留学生の友達同士で遊んで出かけると、たとえ現地人との交流がまったくなくても存分に楽しい留学生活が送れてしまうのです!
これはある意味で人気留学地の罪深いところではありますが…人気留学地ではそれくらい留学生にとって生活しやすく、さらに楽しい環境が文句なしに整っているのです。
マイナー留学都市の特徴は?
一方、マイナー留学都市はメジャー留学都市とは真逆の都市になりますので…まとめるとこんな感じの都市と言えます。
人気留学地と比べながら、一つ一つ見て行きましょう!
> 学校が少なく選択肢がほとんどない
マイナー留学地だと留学生の総数も当然少なくなりますので、やはり学校数も少なくなります。(人口が少ない都市であれば、飲食店などのお店も少なくなるのと同じです)
しかし、マイナー留学都市であっても、留学生からの満足度が高く地元密着でコツコツ営業をしている「隠れ名門校」のような学校もあったりします。
マイナー留学都市の学校は規模も100名前後と小さいため、学校の先生と生徒の距離が非常に近く、「学校の先生が留学生全員の顔と名前を覚えている」というような事も珍しくありません。
小さくアットホームで仲良く英語を勉強するという雰囲気は、人気留学地ではなかなか味わえないものです。
何より日本人も少なくなるので「クラスに日本人は自分1人だけ!」という理想的な留学環境も十分にあり得ます。
「クラスに日本人が自分1人だけしかいない!」というのは、人気留学地の学校では絶対にあり得ませんので、こうした環境はマイナー留学地ならではの魅力とも言えます。
> 食事や食べ物の選択肢も少ない
マイナー留学都市では都市規模が小さくなるため、食事する場所や選択肢も少なくなります。しかし、それでもレストランやカフェがゼロで「外食する場所がゼロ」という事にはならないのでそうした部分はご安心ください!
ただし、飲食店の総数が当然減りますので…「日本食レストランはたった数件だけで選択肢がほぼない」、「そこで食べられる日本食も味が普通。抜群においしい!というわけではない」というような状況にもなり得ます。
また、都市によっては日本食が手に入る雑貨屋などがない場合もありますし、手に入らない日本食もいくつも出てくるかも知れません。
> 気候が厳しい
マイナー留学都市では「めちゃくちゃ気候が良い!」という事にはならず、寒かったり、暑かったりなど、少し気候に難があるケースが多くなります。
例えばアメリカのボストンなどだと、日本の北海道と同じ気候区分のため冬は寒さが厳しいですし、カナダのカルガリーなどは平均最低気温が-10度にもなります。また、イギリスのマンチェスターなどは降水量が多く変わりやすい天気だったりします。
もちろん、その都市でも普通に人間が生活していますので、到着したら身体も慣れていきますが、やっぱり話を聞くと「もうちょっと暖かい地域の方が…」、「もうちょっと温暖な気候がいいな…」と感じてしまう人も多いのかも知れません。
> 交通の便が悪い
たとえマイナー留学都市であっても、基本的に学校も「留学生が公共交通機関で通える便利な場所」に校舎を構えています。
そのため「秘境過ぎて学校に通えない、とても住めない!」という事にはなりませんので、そこはご安心ください。
ただ、電車がなくバスだけの都市や、仮に電車があっても線路の編み目が粗すぎて、決して便利とは言えないという状況も良くあります。
例えば、アメリカカリフォルニア州のサンディエゴについては、圧倒的な自動車社会になります。
そのため、「自動車を持っていないとバスが走っている都市部しか移動ができない」、「校外へ行きたいと思った時にはバスや電車だとものすごく時間が掛かってしまう」という状態です。
しかし、マイナー留学都市では、都市自体が小さく歩いても見て回れる、楽しめるようなこじんまりとしたサイズである事も多いため、不便さを感じない都市もあります。(ボストンなどは歩いて見て回れるサイズのため、同じアメリカであっても自動車なしでも便利に生活ができます。)
> 住まいや仕事が探し難い
マイナー都市では都市規模が小さく、人口も少なくなりますので、住まいや仕事の数も当然少なくなります。
例えば、ニュージーランドのクイーンズタウンという場所は人口約5万人ですが、オーストラリアのシドニーでは人口が約520万人となります。
住んでいる人口が少なければ、住む物件数も当然少なくなりますし、飲食店の数も少なくなり、アルバイト先(仕事先)の候補も少なくなります。
また、留学生の総数自体が少ないので、「留学生の友達や知り合いから仕事を紹介して貰う」という方法も使えません。
雇用主も「これまで留学生のアルバイトを雇ったことがない」というケースも多くなります。
そのため、留学生という特殊な立場や条件などは利用できず、現地外国人と同じ場所や条件で一生懸命仕事を探していく必要が出てきます。
> 留学生向けのサービスやサポートも少ない
マイナー留学地では、残念ながら学校に日本人担当者がいるという事はまずありません。これは学校も「学内に数人しかいない日本人のために、わざわざ日本人スタッフを雇用し維持する」というのは合理的でないためです。
また、留学エージェントも「お客さん=留学生」が少ないマイナー留学地にわざわざオフィスを構えるという事もしないため、現地生活や学校生活で日本語の手厚いサポートを受けるという事は難しくなります。
同じように日本人向けのサービスを提供する業者(携帯電話、病院、不動産、引っ越し、美容院、自動車販売や修理業者、税理士など)も、わざわざ日本人がほとんどいない都市で「お仕事やろう!」とはなりませんので、こうした日本語のサービスが使える便利な業者なども基本的にはありません。
> 楽しめる場所(娯楽、観光スポット)も少ない
どんな国のどんな地域であっても、その土地ならではの魅力や観光スポットというものはありますが、どうしても地域差は出てきます。例えば、日本でも京都のように圧倒的な歴史的建造物、観光スポットが数多くある地域もあれば、「うーん…もっと観光客を呼び込むにはどうしたら良いだろうか…」と頭を抱えている地方都市もあります。
海外でも大きな都市(人気留学地)であれば、歴史的建造物、観光スポットも数多くあります。また、エンタメ系(スポーツ、芸術、映画など)のイベントなども定期的に開催されますし、ボーリングやカラオケ、遊園地などの遊べるスポットなども多くなります。
一方で、小規模な都市(マイナー留学地)だと、歴史的建造物や観光スポットも限られますし、有名で大規模なイベントが開かれるという事もどうしても少なくなってしまいます。
マイナー留学都市の圧倒的魅力を紹介!
どうでしょうか?改めてこうして比べながら見てみると、マイナー留学地はお世辞にも「魅力たっぷりの留学地!」とは言えませんね…。
こうした比較情報を改めてチェックすると…「多くの留学生が人気留学地へ行ってしまうのも納得できるなぁ」と思う方も多いかもしれませんね。
しかし、マイナー留学都市ならではの魅力というのは、メジャー都市(人気留学地)の弱点の真反対に位置するものとなります!
・現地人との交流チャンスが少なくなる
・現地人との交流チャンスしかない!
まずマイナー留学地の圧倒的な魅力は、やはり日本人の少なさです。
人気留学地にはたくさんの魅力がありますので、大勢の日本人留学生が渡航します。
一方、マイナー留学地であれば、街中や学校の中で日本人をたくさん見かけたり、日本語が聞こえたりする時も珍しくありません。
しかし、マイナー留学地を選ぶ日本人留学生は圧倒的に少ないため、街中、学校の中で日本人を見かけたり、日本語が聞こえたりするという事はまず起こりません!
このように、留学ならではの貴重な体験が、マイナー留学地であれば簡単に実現できるのです!
さらに、そこに日本人がいない、留学生も少ないという事は…現地人との交流チャンスしかないという状況も大きな魅力となります。
シェアハウスを探したり、お仕事を探したりする時など、現地で何をするにも現地人とのやりとりが必要になります。
頼れる学校の日本人スタッフや留学エージェントもいないので、自分でやるしかないからです。
そして、マイナー留学地で住むシェアハウスや頑張って見つけるアルバイト先では留学生の方が珍しく、ほとんどが現地外国人となりますので、そうしたシェアハウス、アルバイト先で生活を続けることで、現地外国人との友達の輪がどんどんと広がっていきます。
また、もし仮に留学生がいるシェアハウスやアルバイト先であったとしても、日本人がいること自体が珍しいので、当然留学生同士の会話や交流も全部英語となります。
マイナー留学地へ行くことで物理的に日本人、日本語と離れる事となり、英語漬けの生活が送れるというのがマイナー留学地の何よりの魅力となります。
メジャー&マイナー留学地のメリット・デメリット
メジャー留学地(人気留学地)とマイナー留学地のメリットとデメリットを改めて表としてまとめると下記のようになります。
こうして見ると双方のメリットとデメリットがまさに正反対になっているというのがよく分かると思います。どちらも良い所、悪い所があるため、一方が「圧倒的に良い」、「こっちが優れている」という事にはなりません。
一番重要なのは、あなた自身が「どちらの都市なら、より充実した留学生活を送れそうか」という部分です。
例えば、こんな人であればマイナー都市を避けて、やはり人気留学地へ行った方が良いでしょう。
あまりにも出発前から不安が大きいとか、「自分だけではとてもできなさそう…」と感じるのであれば、やはり日本人が一定数いて、サポートも手厚く、便利なメジャー都市が間違いなく良いと思います。
「出発前から不安。到着したあとも不安や苦労がたくさん。毎日不安や苦労に押しつぶされそうになりながら生活していて、くじけてしまった…。頑張る気力がなくなってしまった…。」となってしまったら元も子もありません。
また、自分自身の限界に近いめちゃくちゃ大きな不安を毎日感じながらだと、充実した留学生活を楽しく過ごすという事も非常に難しいはずです。一方で、こうやって考える事ができる人は、人気留学地をあえて避けてマイナー都市へ留学した方がより充実した生活を送りやすくなるでしょう。
もちろん人気留学地であっても、意識的に身の回りで外国人の友達を作りながら、人気留学地ならではの便利な環境を利用しながら頑張ってみるという方法もあります。
しかし、日本人や日本語を物理的に避ける都市選びをする事で、外国人と英語だけに囲まれた留学を断然実現しやすくなります。
まとめ
このように多くの留学生が集まる人気留学地には、やはりちゃんとした理由がそこにあるんですね。
でも「留学生全員が人気留学地へ行くべき!」、「留学生全員がマイナー留学地に行くべき!」、「断然こっちの都市の方が生活は充実する!」と決めつけてしまうのも大きな間違いで、都市選びはそんなに単純な話ではありません。
例えば、大都会の東京でも充実した生活を送っている人もいれば、そうじゃない人もいます。また、地方であっても充実した生活を送っている人もいれば、そうじゃない人もいますので、決して「人気の都市に行く=正解」ではないんですね。
やはり一番重要なのは「あなた自身の希望に合った都市を選ぶ事」です。
両方の魅力や特徴を知らずに都市を決めるよりも、まずはその特徴を押さえてから都市を選ぶ事が大事です。
そうすることで、充実した留学を実現しやすくなりますので、このコラムの情報が少しでもあなたのお役に立てると幸いです。
少し裏技的な方法としては、「不安があるから人気留学地も気になるけど、日本人が少ない場所でも留学したい!」という人には、人気留学地とマイナー留学地の両方にキャンパスを構えている学校で転校を上手に利用するという方法もあります。
これは「最初は留学しやすい人気留学地へ行って身体を慣らす」→「数ヶ月したら転校をしてマイナー留学地で日本人と日本語から離れて生活を楽しむ」という方法です!
留学ドットコムでは、こうした裏技的なご提案や学校紹介も可能ですので、もし気になる方はぜひお気軽に公式LINEからお問合せください。