多文化交流で英語が身につく!みんなが知らないドバイ留学の魅力を現地からご紹介
はじめまして。DC English Institute 日本人スタッフの大島です。私は2023年の2月にドバイに移住し、6月からDC Englishで働いています。
皆さんはドバイに対してどんなイメージをお持ちですか?恐らく、「芸能人やお金持ちが移住する場所」「節税ができる」「物価が高い」「ギラギラしている」などなど…、そんなイメージではないでしょうか?
実は、そうしたイメージは現実とは全然違います!現地ドバイに住んでいるからこその情報、視点があると思いますので、このコラムでは皆さんが知らないドバイの魅力をご紹介したいと思います。
ドバイの魅力とは?
上記のようなドバイのイメージが日本人には強いので、おそらくドバイを英語の留学先として考える人は少数派だと思います。
またドバイは中東の一つの都市で、一応母国語はアラビア語とされていますので、英語を勉強したい人がドバイを留学先として選ぶ人はなかなかいないかもしれませんね。
英語を学ぶ際には、セブやマルタ、欧米諸国が一見魅力的に映るかも知れませんが、実はドバイには下記のようなドバイならではの魅力があるのです。
ギラギラしたドバイのイメージは正しくもあります。ですが、それはドバイのたった一つの側面にしかすぎず、実際には私のような普通の人(=お金持ちでない人 笑)のほうがずっと多いです。大学進学を含む就学や出稼ぎのために、ドバイに移住してきています。
早速、上記3つのポイントを掘り下げてご紹介します。
ドバイは英語が共通語!
現在ドバイの人口は、90%が移民だと言われています。インターネットでは、ドバイには200ヵ国以上の人が住んでいると書いてありました。
DC Englishの留学生を見てみても、国籍は40ヵ国以上となっています。ロシア、コロンビア、アルジェリア、フランス、タイなど、様々な学生が在籍しています。
一方で、日本人を含むアジア人の数は大変少ないです。学校内や、街中を歩いているときも、自分だけがアジア人(東アジア)で、なんだか不安になるくらいです。(笑)
200ヵ国以上の国から人々がやって来ているドバイですので、ドバイではコミュニケーションを取るために必ず英語が共通語として使われます。当然、英語が流暢な人も、そうでない人もいます。また、例え流暢な英語だったとしても、母語のアクセントが混じっていたりします。
私はドバイに来て、ブラジル人とフランス人の友達ができました。ブラジル人の友達は、単語の語尾に「ィ」がついているような発音で話します。フランス人の友達は、「H」の音を発音するのが難しそうです。(笑)
私は、日本人あるあるですが、「L」と「R」の違いがずっと認識できません。きっと彼らも私の英語の発音をおもしろいと感じていると思います。
このように様々な種類の英語を聞くことができるのが、私が思うドバイ留学の一番の魅力です。
例え母語からくるアクセントがあったとしても、私の友人二人の英語力はとても高く、会話で詰まることは全くないです。
学校のクラスで先生やテキストから学ぶのはもちろんですが、私はノンネイティブから学ぶこともとても多いと思っています。
相手が知っている言葉を私が知らなかったり、逆に私が知っている言葉を相手が知らなかったりして、同じ英語学習者として分かり合える部分がとても多いからだと思います。
ドバイに住んでいる人は、みんなが英語ネイティブなわけではないので、英語が上手く話せない人に対しても、嫌な顔をする人はまず見かけません。
間違ってもいい、もしくはみんな完璧な英語を話しているわけではない。また、相手に伝わるように話せばいい、と思いながら英語を話すと、自然とプレッシャーから解放され、気楽な気持ちで言葉を発することができます。これは欧米留学などとは明らかに違う点ですよね。
欧米留学では現地の人は必ずネイティブスピーカーですので「間違ったらどうしよう…」と感じても仕方ありませんが、ここドバイでは「相手もきっと間違っている所あるから気にしない~」と思えます。(笑)
留学の目的は人によって様々だと思いますが、オンラインで英語を学ぶのではなく、わざわざ海外へ足を運ぶ理由は、やはり授業以外の海外生活にこそ大きな価値があるからだと思います。
ドバイに住めば世界中に友達ができると言われるくらい、ドバイは本当に国際色豊かな街です。これは他国への留学と比べた時に、ぐっと秀でるドバイ留学の魅力です。
ドバイは住みやすい!
次にドバイの住みやすさについてお話しします。実は、私もドバイへ移住する前は「ドバイの物価はすごく高いんだろうな~」と思っておりました。(笑)
ですが、実際に来てみて生活を始めてみると、日常生活を送る分には思ったほどではなかったんです。
「Carrefour(カルフール)」や「Al maya(アルマーヤ)」というスーパーが、私が主に利用しているスーパーです。そこで食材や日用品はなんでも揃います。
最近の私のお気に入りは ’Day to Day’と呼ばれるスーパーです。日本のドンキホーテのような感じですね。
日用品だけでなく、雑貨や化粧品、服まで色々と売られています。一般スーパーの半額~2/3くらいの価格でモノが売られています。
私は安いスーパーを利用して、生活費はなるべく抑えるように心がけています!一方で、ドバイの家賃と外食はとても高いというのが正直な所です…。
私はマリーナというエリアに住んでおり、そこで友人と1つのユニットを借りて生活しています。(DC Englishもマリーナに位置しています。)
マリーナはドバイの観光の中心地ですので、比較的家賃が高いエリアですが、ビーチがすぐ近くにあり、色々おしゃれなレストランやお店が揃っていて楽しい地域となります。
年間契約をしていますが、私の毎月の家賃は2,500 Dhs(100,000円)です。(ちなみにコラムのトップ画像は私が住んでいる部屋からの眺望です。笑)
また、欧米諸国と同じように外食も日本と比べると費用は高めになりますので、私は毎日会社にお弁当を持っていくことに加えて、なるべく自炊するようにしています。
特にレストランなどでお酒を注文する時は飲みすぎに注意してください!外で飲むと、ビール1杯= 50 Dhs (2,000円)くらいします。フードも含めてお会計をすると、とっても高くなってしまいます…。
私はお酒が好きなので、ここはドバイの生活でとても辛いところです。そのため、私はなるべく家でお酒を飲むようにしています。リカーショップでお酒を買えば、ビール 6缶 = 40 Dhs(1,600円)です。1缶= 7 Dhs (280円)ですので、絶対に宅飲みがお得ですね!
UAEはイスラム国で、イスラム教ではお酒は禁止されていますので、お酒についてよく質問されます。
確かに国の法律や文化は尊重しなければなりませんが、しっかりとルールを守ってさえいれば、不便や制限を感じる事はまったくありません。
具体的には、「お酒は飲んでいい場所で飲む、禁止されている所では飲まない」という単純なルールです。
また、ドバイの外食は高めではありますが、もちろんリーズナブルなお店もたくさんあります。
例えば、ローカルレストランを利用すると、例えばシャワルマ(トルコ料理のケバブのようなもの)と呼ばれるアラブのストリートフードでは、8 Dhs(320円)くらいで食べられます。
またDC Englishの入っているConcord Towerの1階に、テイクアウトのみができるローカルインドフードショップがあります。ここでカレーセットを頼むと、だいたい16~20 Dhs(640~800円)くらいです。安くて美味しいので、私はよく利用しています。
最後に、生活に欠かせない交通費ですが、ドバイではタクシーは物価に比べると交通費はとても安いです。例えば、タクシー初乗り料金 5 Dhs (200円~)、10分くらいの距離 20 Dhs~(800円~)が相場です。
私は車を運転しないので、メトロやトラムなどの公共交通機関を使ったり、タクシーを使ったりして生活しています。それだけでもどこでも自由に行けますし、全く不自由はないです。
また、Careemという配車アプリが便利です!こちらは配車だけではなく、食材やフードなどのデリバリーもしています。
いかがでしたでしょうか?日本の物価と比べると全体的に若干高いとは感じますが、欧米やシンガポールなどもっと物価が高い国はたくさんあります。
ドバイと聞くと、高い!というイメージが先走りますが、実際にはそうでもないですよね?
ドバイの物価が、みなさんにも私と同じ感覚で伝わっていれば幸いです。
ドバイには現地就職のチャンスも!
最後のポイントはドバイでの現地就職についての解説です。個人的には「ドバイは留学だけで終わるのはもったいない!ドバイでの現地就職もぜひチャレンジして欲しい!」と思っています。
ドバイは景気が良さそうだと、ドバイに住みながら日々実感しています。それは、ドバイに出稼ぎに来ている人が本当に多いからです。
レストランや雑貨店で働いているスタッフは、ほとんどがフィリピン人です。またタクシードライバーは、インド人やパキスタン人が多いです。
最近はロシア人の移住者もとても多いですね。情勢不安や経済衰退により、彼らもより良い生活と仕事のチャンスを求め移住してきています。
記事冒頭で書いたように人口の90%が外国人ということは、皆何かしらのビザを持ってドバイに滞在していることになります。
つまり、ドバイは外国人がビザを取りやすい場所なのです。それは長期滞在を考える人にとって、とても大きなメリットです。
欧米諸国の留学先(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア)では、外国人が取得するような長期滞在ビザには数多くの制限があり、たいていは就労が自由にできないことがほとんどです。
しかし、ドバイでは長期でしかも就労できるビザが外国人でも非常に取りやすいのです。DC Englishでは、長期留学(3カ月以上コースを取る方)を希望する学生へ、2年間有効のResidence Visa (for working)を代行手配できます。
学校でクラスを取りながら、もしくはコースを修了した後に、そのビザのもとフルタイムで就労ができるんですね。
就職活動をする際、自分がビザをきちんと持っているということは、雇用者がその人にビザを発給する手間や費用がなくなるので、就職に有利になります。(もちろん雇用者から別のビザがもらえる場合には、そちらに切り替えることも可能です。)
もちろん就職は学校が100%保証するものではありませんが、それは日本に住んでいても同じことだと思います。
例えば、日本の大学や専門学校でも、卒業後100%の就職を保証しているわけではありませんよね?
同じように海外でも学校卒業後に就職できるかどうかというのはやはり個人の能力・英語力次第です。
もちろん、勉強だけではなく現地就職でも何か困ったときには、学校の先生やスタッフがいつでも相談に乗りますので、そうした部分では少し気持ちが楽になるのではないでしょうか?
DC Englishでは学生の就職サポートへ特に力を入れています。例えば、履歴書の添削やLinkedinのプロフィール添削など、就職サポートの担当者にいつでも相談ができます。またパートナーシップを結んでいる人材会社が、学生の仕事探しを進んでサポートしてくれたりもします。
あなたは英語習得の後に何をしますか?
皆さんはまず英語力を伸ばしたくて留学すると思うのですが、英語を習得した後には何をする予定ですか?
ドバイはずっと発展し続けています。その意味は、仕事のチャンスや求人がとても多いということです。
「まだ具体的な目標がないけど、でも海外就職に興味があるなぁ~」という方なら「ドバイ就職を目指してみる、チャレンジしてみる」というのはぜひオススメしたいと思います!
またインターネットで留学について調べたりしていると、二か国留学がおすすめという記事をよく見かけたりします。(まずセブなどで勉強した後に、欧米諸国へワーキングホリデーなどに行くシステムですね。)
個人的には今後その二か国目として、ドバイが選ばれるようになっていけばいいなと思ったりしています。(笑)
以上、ドバイの魅力を3つのポイントでご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか?
最近注目度が高まっているドバイですが、それはやはりドバイには様々な可能性が潜んでいるからだと思います。
もしこちらの記事を読んだ方が、ドバイ留学に少しでも興味を持ってくだされば嬉しい限りです。読んでいただきありがとうございました。
もっとドバイについて知りたいという方は、ぜひ下記のコラムもご参考ください!