英語圏以外の国への留学に挑戦してみよう!~スペイン語圏編その2~ | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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英語圏以外の国への留学に挑戦してみよう!~スペイン語圏編その2~

公開:2022/10/01 著者:高橋 美沙季 248 Views

今回の記事は、前回に引き続き「スペイン語圏への留学特集」をしていきたいと思います。前回は、スペイン語留学の行先としてスペイン以外の国(主に中南米と南米諸国)がおすすめですよということ、そしてそれぞれの国のスペイン語留学先としての魅力を紹介しました。

今回は、前回取り上げたメキシコとキューバを中心に、語学学校や生活情報について詳しく見ていきたいと思います。

前回よりも各国に関する知識が増えるため、中南米や南米圏への語学留学を考えている方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

① メキシコ

 

首都: メキシコシティ
公用語: スペイン語
人口: 約1億2,700万人
通貨: メキシコ・ペソ
日本との時差: 15~17時間
気温と気候: 雨季(5~10月)と乾季(11~4月)
治安: 都市部のスリや強盗、痴漢に注意

 

メキシコの首都はメキシコシティです。その他にもビーチリゾート地であるカンクンも有名で栄えています。日本との時差は滞在する地域により多少異なります。首都メキシコシティでは−15時間、カンクンは−14時間、南バハ、北カリフォルニア州などは−17時間と異なります。

気候に関してですが、こちらも南北に国土の広いメキシコでは地域によって差があります。北部や中央の高原部では乾燥帯気候、メキシコ湾沿いや太平洋側の地域では温帯気候、そして南部は熱帯気候と分類されているようです。首都に留学をする方が一般的かと思いますが、メキシコシティは朝晩の寒暖差が激しいのが特徴。体調を崩さないようは織物を用意しておくのがお勧めです。

メキシコの治安は日本と比べるととてもいいとは言えませんが、滞在先の地域の中でも治安の良い場所はたくさんあるので、近づいてはいけない危険なエリアのみ把握するのを忘れずに過ごせば良いでしょう。最近のメキシコシティやカンクンは、警察官の巡回が増えているので安心できます。

 

メキシコにあるおすすめ語学学校

Spanish Experience Center

アクセス: プエルトバヤルタ

 

注目ポイント

・実際に留学した学生からの評価の高い学校。

・メキシコの大農園内にある静かで自然豊かな土地。

・長期受講学生のアパート探し無料サポート。

・美しいビーチリゾートで有名な地域。

 

授業の様子

スペイン語のブラッシュアップのために独自に組まれたカリキュラムに加え、メキシコの伝統的な文化や活動を体験できるアクティビティも多く用意されています。例えば、メキシコ料理体験クラス、マルガリータデー、バルナイト、ウミガメの放流のボランティアなど魅力的な活動がいっぱいです。

 

開講コース

・一般スペイン語コース

・キッズ・ティーン向けスペイン語コース

・エグゼクティブ・スペイン語コース

・プライベートコース

 

使用教材について

使用するすべての教材は無料で配布されるため、購入する必要はありません。その代わり、コース終了後にはすべて学校に返却する義務があります。

 

メキシコでの生活について

メキシコは農業国家として多くの農作物を生産しています。そのため、野菜やフルーツなどは日本のスーパーで見るものよりもはるかに安く手に入れることができます。また、街に出ると屋台や出店も多く出店されており、そこで食べることのできる地元の料理やスイーツがとても安くて美味しいらしいです!まずはやはり本場のタコスをいただきたいですよね!

また、交通費の安さでも有名な国です。地下鉄は乗る距離に関わらず一律30円、バスも25円、タクシーは初乗りの運賃で約50円と破格です。そのため万が一滞在先のアパートやホストファミリーの家から語学学校が離れていて交通機関を使わざるを得ない場合でも、とても安く交通費を抑えることができるでしょう。

アパートを借りる場合も、物価が安いため多くの場合月の家賃が2~3万円ほどで住むそうです。

 

② キューバ

 

首都: ハバナ
公用語: スペイン語
人口: 1,100万人
通貨: キューバ・ペソ
日本との時差: 13時間
気温と気候: 亜熱帯性海洋気候で平均気温は25度
治安: 比較的良好

 

キューバにあるおすすめ語学学校

Estudio Sampere La Habana

アクセス: ハバナ

 

注目ポイント

・スペインとエクアドルにも校舎あり。

・認定機関からの認証を得るほど授業の質が高い。

・10人以下の少人数制授業でみっちりスペイン語漬け。

・サルサレッスンやトラベルアンドスタディなどのユニークな授業も。

 

授業の様子

語学のレッスンに加えて、トラベルや観光の際に必要となるフレーズや表現に特化したレッスン、キューバの歴史や文化にフォーカスしたサルサ体験のレッスンなどを展開しています。そのため幅広い年齢層、バックグラウンドを持った生徒が世界中から集まります。課外アクティビティも週に数回行われます。

 

開講コース

・週20時間スペイン語コース

・週25時間スペイン語コース

・Travelling コース

・スペイン語+サルサ・料理・文化・ダイビング・ボランティアコース

・マンツーマンコース

 

キューバでの生活について

キューバの物価は日本よりもはるかに安いため、日本人がキューバで生活をする場合は現地の人たちが使うCUP(キューバ人用通過)ではなくCUC(外国人用通過)を使うことが義務付けられています。

ただし、日本人でも現地の人と同じCUPを使うことも可能です。例えば、現地のマーケットや市場での買い物などではCUPを用いることも可能とのこと。

しかし、公共交通機関の利用や観光スポットでの買い物、ATMで引き出せるお金はCUCになります。覚えるまでややこしいと思いますが、慣れるまでこの2種類の通貨をたくさん使ってみましょう。

 

食費に関しても、現地の人が主に利用するようなマーケットや出店で食品を購入した場合、サンドイッチなどは25円程度ですが、外国人が多く利用するようなカフェやレストランでは同じサンドイッチでも600円以上はするようです。留学生活中に節約をするためにも、食料を購入する場所に気をつけていきたいですね。

街の様子について触れておくと、キューバは社会主義国であるためか資本主義の国にはない独特の魅力を感じることができます。時の流れがゆったりとしていて、建物は昔のまま。70年代の街並みがそのまま残っています。車も、日本ではほとんど見ることのないクラシックカーがたくさん走っており、まるで映画の中に入ったような感覚になります。

特に、首都ハバナにある旧市街「Old Habana」は有名な観光スポットです。正面入り口すぐのところにあるバー「フロリティーダ」はあのヘミングウェイがよく通ったのだとか。この旧市街にはキューバのお酒「モヒート」を飲みながらキューバ音楽の生演奏を聴くことのできるバーがたくさん並んでいるそうです。語学学校の合間や休日にぜひ訪れたいですね。

 

メキシコ留学・キューバ留学も検討の余地あり?

ここまで、メキシコとキューバへのスペイン語留学におすすめの語学学校と現地での生活情報をまとめてお伝えしてきました。如何でしたでしょうか?

同じスペイン語を公用語とし、中南米に位置するメキシコとキューバですが、文化や歴史、社会体制までもが全く異なるということもわかりましたね。スペイン語以外にも学んでみたい文化や歴史、体験してみたいボランティア活動、社会活動などがある方も、この2カ国への留学を強くお勧めします。

次回は、グアテマラとペルーにある語学学校と現地での生活情報について詳しくみていきます!お楽しみに!

 

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