他の人とは被りたくない!最高な環境でスペイン語を学びたい方へ〜通称「欧州の楽園」カナリア諸島のスペイン語留学を紹介します Part2〜
今回は前回に引き続き、カナリア諸島へのスペイン語留学について特集していきたいと思います。
前回はテネリフェ島にある3つの語学学校について紹介しましたが、今回からはテネリフェ島と同じく多くの観光客が訪れるリゾート地、「グランカナリア島」について特集していきます。
まずは、2023年1月現在のカナリア諸島(スペイン)の渡航情報を確認し、グランカナリア島にある数々の観光名所をたどっていきましょう。これであなたもカナリア諸島へスペイン語留学に行きたくなること間違いなしです!
カナリア諸島のコロナウイルス感染症対策・措置の最新情報
新型コロナウイルスの蔓延が続く中、世界では徐々に留学再開に踏み切り始めている国が増えています。欧米諸国や、ヨーロッパ諸国にはすでに世界中から留学生の受け入れを再開している国も多いです。
ヨーロッパの大西洋に位置するカナリア諸島はスペイン領ということで、カナリア諸島に留学を考えている方はまずスペインへの出入国情報を確認する必要があります。
以下、2023年1月現時点でのカナリア諸島(スペイン)の出入国情報をまとめてみました。
カナリア諸島への入国時
スペインへの入国時と同様に、カナリア諸島への入国者は規制なしで入国することが可能です。また、90日以内の観光目的やビジネス、家族訪問が目的の滞在にはビザを入手する必要がありません。
カナリア諸島から日本への帰国時
国籍を問わず海外から日本へ帰国・入国する場合、3回分のワクチン接種証明書の提出が求められます。3回のワクチンを終えていない方は、出国前72時間以内に行ったPCR検査の陰性証明書の提出が義務付けられています。
カナリア諸島滞在中のルール
基本的に屋外でのマスク着用の義務はなくなりました。しかし、公共交通機関や飲食店、ナイトクラブなどの屋内ではマスクの着用が必要とされています。
グランカナリア島ってどんなところ?
カナリア諸島の最新渡航情報をおさえたところで、今回深堀する「グランカナリア島」とは一体どんなところなのかを知っておきましょう。スペイン語を習得しに行くだけではなく、その土地の文化や食事、歴史などにも積極的に触れられたらより充実した留学生活になります。
グランカナリア島は、正式には ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアという名称。「グランカナリア島のラス・パルマス」という意味のスペイン語で、グランカナリア島の州都はラス・パルマスと言います。
そんなグランカナリアの魅力は、何といっても美しいビーチと古い街並み。一年中常春で暖かく、過ごしやすいため寒い地方のヨーロッパから数多くの観光客が毎年訪れます。
1. 市街地に現れる美しいビーチ「ラス・カンテラス」
州都ラス・パルマスの西側に、約3キロメートルに渡って続く美しいビーチ「ラス・カンテラス」。すぐそばには高層ビルや市街地が広がっているのに、そのビーチの水の綺麗さは世界でもピカイチ!ビーチは遠浅なため小さな子供でも安心して遊べるのが魅力です。
お腹が空いたらビーチ沿いにあるたくさんのレストランやバー、タパスの中からお気に入りを見つけて入るのがおすすめ。一日中いても決して飽きない素敵な観光スポットです。
2. 歴史的建造物に触れる「ベゲタ地区」
ラス・パルマスの旧市街地として知られる「ぺゲタ地区」には、狭い石畳の道にたくさんの歴史的建造物が存在しています。15世紀に世界へと旅立ったコロンブスの時代の雰囲気を味わうことができます。また、ぺゲタ市場には朝どれの野菜やフルーツ、摂れたて新鮮の魚介類がたくさん並んでいます。
3. カナリア諸島最古の教会「サンタ・アナ大聖堂」
カナリア諸島は現在もスペイン領です。15 世紀初めにスペインに占領された直後に建てられたのが「サンタ・アナ大聖堂」。完成までに350 年あまりの月日がかかったため、大聖堂の作りはゴシック・ルネサンス・ネオクラシックの3つの様式となっています。
ここで紹介した3つの観光名所以外にも、グランカナリア島には訪れるべき名所がたくさんあります。留学をした際には休日や放課後などにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
4. ショッピングはここへ!マヨール・デ・トリアナ通り
グランカナリア島の州都ラス・パルマスへやってきたら、ショッピングはマヨール・デ・トリアナ通りというところでするのがおすすめ。工芸品や大手ファッションブランド、ヨーロッパにしか展開していないブランドなどが多く点在しています。
また、ショッピングに疲れた時に小休憩のできるタパスやレストラン、カフェもたくさんあります。買い物の合間にモホソースと呼ばれるソースやサンコチョといったカナリア諸島の伝統料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
5. コロンブスの家で大航海時代の歴史に想いを馳せる
「コロンブスの家」と呼ばれる「カサ・デ・コロン」は、現在でもカナリア諸島の歴史やアメリカ大陸との関係に関する研究・調査を行っている博物館です。
この博物館はテーマ別に5つのゾーンに別れており、アメリカ大陸の植民文化、先コロンブス期のアメリカの人々に関する多くの解説パネルを閲覧することができます。
また、15~16世紀に描かれた絵画のコレクションも展示されているためアートに興味のある方にもおすすめです。
6. マスパロマス砂丘&ビーチ
なんとカナリア諸島には砂漠があるんです!ここは海辺の灯台の背後に広がる砂漠として世界でも有名で、海岸線からはおよそ1キロも砂丘が続いています。
この砂丘へは「Hotel Riu Palace Maspalomas」という小さなホテル門を潜ると辿り着くことができるため、このホテルは宿泊者以外にもこの門を開放しているそうです。
ちなみに、この砂丘の砂はお隣アフリカ大陸から運ばれてきたものだそう。
まとめ
この記事ではここまで、カナリア諸島にある島の1つ、「グランカナリア島」への最新渡航情報から、留学中に訪れたい現地でのおすすめ観光名所を紹介してきましたが如何でしたでしょうか?
前回の記事で紹介したテネリフェ島とはまた異なる魅力をもったグランカナリア島。ぜひ、スペイン語留学をして実際にその空気を吸ってみたいと感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
次回の記事では今回紹介したグランカナリア島にある複数のスペイン語学校の中で特におすすめなものを紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに!