短期留学を経験して英語の虜に!翌年には3週間のフィジー留学に挑戦! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

短期留学を経験して英語の虜に!翌年には3週間のフィジー留学に挑戦!

公開:2020/04/04 著者:長谷川 優 609 Views

海外留学に興味があるけど、様々な理由や疑問で飛び出せずに迷っている方は多いのではないかと思います。

前回は、私にとって初めての留学である、フィリピンのセブ島での留学体験記を書きました。

 

ほぼ海外旅行気分での留学デビューでしたが、それがきっかけで英語学習や英語を使ってのコミュニケーションがより一層楽しくなりました。

 

フィリピン留学を経験して留学への不安も無くなり、英語中毒になったかのように、翌年にも格安留学に挑戦しました!

やはり一度経験することで人間は成長しますし、留学前には見えなかった世界が開けてくる意味が分かった気がします。

今回は、そんな2カ国目の格安留学先である、フィジー留学体験記を書きたいと思います!

 

フィジー留学で通った語学学校と予算

私がフィジー留学で通った語学学校は、Cross-Cultural Learning Instituteという学校で、生徒は全員日本人でした。基本的にフィジー留学は日本人経営者の学校が大半で、日本人学生が大半を占めるようです。

今回のフィジー短期留学は、3週間の予定で渡航しました。レッスン料と宿泊費、空港送迎合わせて10万円ほどで、食事は別です。航空券はソウル経由で往復15万円くらいしました。

食費、お土産、アクティビティ費などのお小遣いとして約3万円。合計で30万円弱といった予算になりました。

 

※この学校は、中心地から離れた小さな村にポツンとあるバックパッカー兼語学学校だったのですが、実は残念ながら最近閉校してしまったとのことです。フィジーには中心地に語学学校はありますので、予算や生活の様子の情報として読んでください!

 

レッスン内容と学校生活について

私が通った学校は小規模だったので、初級か中級の2つにざっくりと分けられたレベル分けでした。クラス分けは、確か事前に英語のレベルを申告して、学校側が決めていたかと思います。私は中級コースに振り分けられていました。

1クラスは10〜15人程度で、まずはモーニングスピーチから始まります。お題は特に無く、昨日あった出来事や何でもみんなの前で発表したいことを簡単に発表するというものです。文法や単語の勉強もありましたが、ペアになって宿題をして、それをクラスの前で発表するといったような、アウトプットのクラスが多かったです。

午後からの授業は、選択制となっており、追加料金でマンツーマン授業が受けられます。子のマンツーマン授業は、大学院生やフィジー留学の後にオーストラリアやニュージーランドで留学やワーキングホリデーを控えている人たちが数名受けていました。

 

私は当時その予定は無かったので、午後は宿題をしたり、街に出かけたり、隣の村にお散歩に行って現地の子供達と触れ合ったり、夕日を見たりなどリラックスした時間を過ごしました。

この学校はバックパッカーの施設内に建てられており、学生はその施設内に泊まるか、ホームステイにするかを選べます。私は、学校まで徒歩1分の学校施設内の宿にしました。バックパッカーということもあり、学校外では日本人学生だけでなくオーストラリアやニュージーランドからサーフィンをしに来たお客さんと関わる機会もありました。

ネイティブスピーカーとスピーキングの練習をさせてもらったり、ちゃっかり宿題を手伝ってもらったりしました。学校で学んだ英語を即実践できる環境だったので、とても良かったです。

 

→ これから波に乗りに行くサーファー達と。私は泳げないので格好だけ。

 

フィジーでの生活あれこれ

食事は頼むことも出来ますが、自炊をすることも出来ます。物価は日本より安いとは言え、毎回外食のように出費するわけにもいきませんので、基本的には自炊を頑張りました。でも、これが結構大変で、いろんな失敗をしました。

例えば、シリアルのコーナーには、オーストラリアやニュージーランドではポピュラーなWEET BIXという無味で水分をよく吸収するシリアルがあるのですが、それが1番安く売っていたので訳も分からず購入しました。

いざ食べてみるとミルクがあっという間に吸い上げられる上に味がない…!正直な感想は、「段ボールみたい!」正しい食べ方は、たっぷりのミルクや砂糖、ジャムで味付けして食べます。

 

→ オーストラリアやニュージーランド人御用達の無味のシリアル「WEET BIX」。

 

また、米を買ったけど「炊飯器がない!」とか。そのお陰で、鍋で炊く技を覚えました。ジャムやチョコレートなどをちゃんと密封せず放っておけば、物の見事にアリの大群に占領されるとか…。(泣)

最終的にはとりあえずインスタントラーメンに玉ねぎを入れて、あとはリンゴを食べとこうか…と、まぁハプニング満載の不便な生活の中で色んなことを学びました。

振り返ると、オーストラリアやニュージーランドからの輸入品が多かったなという印象です。今ならもう少しマシな自炊が出来る自信アリです。

 

お客さんが多くいる週末などには、Lovo(ロボ)という地中に掘った穴に食材と焼いた石を埋めて調理をする、フィジーの伝統料理がビュッフェスタイルで振舞われる日がありました。

ココナッツを使用した料理も多くて、スタッフが敷地内にあるココナッツを採って、割って身を削り、ココナツミルクを絞り出す所まで見た時はすごく勉強になりました。

異文化の料理をたくさん食べられて良い経験でした。そして栄養補給にも!

 

また、Kava(カヴァ)というフィジーの伝統的な飲み物を飲む機会もありました。

カヴァは、歓迎の儀式に用いられていた文化背景があるそうなのですが、現代ではもう少しカジュアルなカヴァセッション(飲み会?)という感じで根付いているようです。

中身はというと…木の根っこを粉末にして、それを布で包んで水と混ぜて手で絞って飲むもので、木の根っこと水そのままの味がしますよ。(笑)1つの器をみんなで回し飲みをします。

 

→ 右上がカヴァセッション、左上がロボの調理中風景、下2枚がもぎたてココナツ削り体験中の様子。

 

フィジーでは、男性はブラシャツにスルという巻きスカート、女性はスルチャンバーという半袖のトップスとスルが正装なんだそうです。学校の先生方もそれらを着ていました。

なんと町に行けば、そんな正装が誰でもオーダーメイドできるんです!自分の好きな布を選んで寸法を測ってもらい、数時間から1日後に出来上がります。

学校で卒業式に着るのが流行っていましたし、値段も日本で安い服を買う位だったので、初のオーダーメイド服を作ってもらいました!

 

→ スルチャンバーで卒業式の1枚。

 

フィジーの治安

フィジーの治安についてですが、日本人留学生は良いカモにされる印象でした。

初めに学んだこととして、両替を正しくしてくれないことがあるので気をつけてください。

フィジーに限らず、レシートを渡さない人は怪しいです。クラス内でその話になり、レシートをいつでも要求した方が良いとアドバイスを受けました。

 

そう言えば自分のお金も計算上ちょっと少なくて、暗算間違ったかなと思った瞬間がありました。その時にレシートを渡されなかったため、勇気を出してレシート下さいと言ってみました。

そうしたら、レシートと共に不足分のお金も渡してきたんです。悪びれるそぶりもなく…。

何か相手にクレームを言えるような英語力がなかったので、「Thanks!(怒)」と言って去ったんですけど…今思うととっても悔しい!

 

また、学校を含め施設は市内からかなり離れた村に位置していたため、夜は真っ暗でした。その代わり、星は超絶キレイです。朝日を見ようと、暗いうちに近くの丘に登るため宿を離れたのですが、野犬に囲まれてめちゃくちゃ怖かったです。ですが、宿から賢い番犬がついて来てくれて、追い払ってくれて助かりました…。

それだけではなく、日中に市内でもよく声をかけられます。こちらが愛想良くしていると身の危険を感じるようなことを言われたことも。

例えば、結婚しようとか、ホテルに行こうとかいう内容を言われました。本当に夜や早朝は、下手に動き回らない方が良いと感じました。日中であっても単独行動をするのは好ましくないと思います。

 

フィジー格安留学の総論

超短期だったので、あまり詳しい情報や英語力の伸びについてはお伝え出来なかったかもしれませんが、フィジーでの生活の様子についてイメージは少し出来たでしょうか?

どの国、どの学校で、どんな環境でも、そこでの英語学習を自分のものにして伸ばし、次に繋げるのは自分次第だと思います。

また、前回の記事で述べたように、迷っているくらいなら海外旅行気分で格安留学に挑戦してみればいいんです!

 

フィジー留学では、ほとんど日本人に囲まれた生活だったので、英語がその3週間で伸びたかと言われると、正直言ってそんな事は無いかもしれません。

ですが、ネイティブスピーカーとも話す機会があった環境だったので、セブ留学の時のようにアウトプットの楽しさを感じ、もっと英語を学んで広い世界を見たいというモチベーションになった事は間違いありません。

ただし、ネイティブスピーカーと交流を持てたのは、たまたま私が通った語学学校の特徴であって、他校に通う場合にはそのチャンスは無いと思います。フィジー留学全般の特徴ではないので、そこは誤解の無いように!

 

フィジーも発展途上国の一つですから、日本のような便利な生活はまずありえません。シャワーの水圧は気まぐれで冷水なことが多いし、ヤモリは部屋にもシャワーにも居るし、突然停電になるし。

それでも、そんな不便さや異世界、異文化を知り、この身をもって経験することで、たくましく成長出来たのが英語学習以上の収穫だったと思います。ただ、こういった不便さや異文化を受け入れられない人にとっては苦痛でしかないので、あまりオススメできません。

兎にも角にも初めの一歩を踏み出す勇気が大事なのです。このワイルドな格安留学体験記が、留学を決断できずに迷っている方々の背中を押すことが出来ますように…!

 

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