フランスでの生活はビザや学校、現地での目的によっても大きく異なります。学校に通う場合は基本的に午前中が学校、コースによっては昼過ぎに授業が終了するため、その後はアルバイトをしたり友人との時間を楽しんだりと過ごし方は様々です。ここでは、フランスの一般的な留学生活やフランスでの生活情報について紹介しています。事前に現地の生活についてしっかりと情報を集め、自分に合った留学プランで充実したフランス留学を楽しんでください。
平日のタイムスケジュール例
時間 |
内容詳細 |
7:00~8:30 |
朝食・身支度 |
8:30~9:00 |
通学 |
9:00~10:30 |
授業(1限目、2限目) |
10:30~10:50 |
休憩 |
10:50~12:40 |
授業(3限目、4限目) |
12:40~13:40 |
ランチ |
13:40~15:20 |
授業(5限目、6限目) |
15:20~ |
フリータイム(自習、アルバイト、学校アクティビティなど) |
フランスでの生活情報
項目 |
内容詳細 |
ホームステイ |
ホームステイは、留学生の最初の滞在先として最も人気の滞在方法です。現地の家庭での滞在を通してフランスの文化や習慣を体験することができ、フランス留学が初めての方にも安心の滞在方法です。またホームステイでは食事の提供もあり、現地での生活に慣れない間はとても助かります。ホストファミリーとの会話は基本的にフランス語で行われるため、日常生活の中で活きたフランス語に触れる事ができ、学校で学んだことの復習や会話力の向上にも大変効果的です。 |
学生寮 |
ホームステイの次に人気の滞在方法として、学生寮があります。フランスでは学校が持っている学生寮の他、民間の寮もあり学校に通う多国籍な学生だけでなく現地のフランス人も利用しています。食事の用意など身に回りのことを自分でする必要はありますが、学生寮は1人部屋のタイプも多く、自分のペースで生活したい方や多国籍な学生と交流して楽しく過ごしたいという方にお勧めの滞在方法です。 |
アパートメント |
フランス留学では滞在先としてアパートメントを選択することもでき、渡航前から現地の不動産屋を通して手配しておく方法が一般的です。フランスには日本人経営の不動産屋もあるため、何かあった場合もアフターケアを受けることができるため安心です。他人との共同生活に不安な方や自分のペースで生活したい方にお勧めです。 |
シェアハウス |
シェアハウスは、ホームステイ後の滞在先として多くの方が選択します。フランスでは留学生だけではなく現地の社会人や高齢者もシェアハウスを利用します。シェアハウスは、費用を抑えて様々な人の交流を楽しみながら滞在したいという方にお勧めです。また、シェアハウスを探す際は事前の情報と異なる場合もあるため、実際に自分の目で見て住んでいる人や物件ごとのルールもしっかり確認することが大切です。 |
食事 |
美食の国フランスと言われるように、フランスには美味しいものがたくさんあります。伝統的なフランス料理の他、日本でも人気のマカロンなどスイーツも充実しています。パリなどの都市部では世界各国の料理を楽しむことができ、最近では日本食人気あって多くの日本食レストランもあるため、フランスにいながら日本食を楽しむこともできます。 |
インターネット環境 |
フランスでは、日本と同じくらいインターネットが普及しています。特にWi-Fiの普及率は高く、パリであれば街中に無料Wi-Fiスポットが約260カ所も設置されており、図書館や公園、カフェ等でも気軽に利用することができるため大変便利です。街中でWi-Fiを利用する際は周囲に気を配り、スリやひったくりには十分注意してください。 |
公共交通機関 |
フランスの交通機関は発達しており、慣れると不便なく生活することができます。特にパリは、地下鉄やバスの他パリ中心部を走るトラムウェイ(路面電車)もあり、大変便利です。ただし、フランスではストライキやデモも多く、急に運休したり遅延したりすることもあるため注意してください。また、日本とは違い越し精算はありません。目的地に注意してチケットを購入しましょう。 |
電圧・プラグ |
フランスの電圧は日本とは異なる220Vです。また、プラグも異なるため、日本の電化製品を持ち込む際は注意が必要です。フランスのプラグはC型もしくはSE型です。 |
治安 |
フランスではパリを中心にスリやひったくりといった軽犯罪が発生しています。可能な限り夜の1人歩きは避け、海外であることを意識して日中も周囲に目を配り注意しましょう。 |
物価 |
フランスは、他のヨーロッパ圏に比べて物価が安いといわれています。外食費は日本と比べて高くなりますが、交通費や入場料は安く気軽に利用することができます。家賃については住むエリアによってかなり差があり、特にパリ市内は高くなります。費用を抑えて滞在したいという方は住まい選びに注意し、自炊を心がけましょう。 |
医療機関 |
留学中は環境や生活の違いから、体調を崩してしまう方も少なくありません。フランスでは渡航前に海外旅行保険への加入が義務付けられています。海外旅行保険であれば、現地で日本語アシスタントサービスの利用やキャッシュレスで治療を受ける事も可能です。事前に自分に合ったプランや、滞在先で利用できる病院などを確認おくことをお勧めします。 |
ショッピング |
フランスのお店は地域や種類によっても異なりますが、基本的な営業時間は月曜日から土曜日の8時半から19時頃までです。最近では減ってきましたが、日曜日が休業日となっているお店も少なくないため注意してください。都市部であれば日曜日や夜遅くまで営業しているお店も多くあります。 |
税金 |
フランスでは付加価値税といって商品やサービスによって税率が異なります。標準税率は20%、その他軽減税率は対象によって10%、5.5%、2.1%となっています。外食や趣向品などは20%に設定されているため、滞在費を抑えたい方は自炊がお勧めです。また、税率は毎年1月1日に変更されることがあるため注意してください。 |
車の運転 |
国際免許証を所持していれば、フランスで車を運転することが可能です。ただし、右側走行であること、車の約90%がマニュアル車となる点など日本とは異なる車文化に注意が必要です。日本の車のほとんどはオートマチック車なため、マニュアル車の運転が不安な方はフランス留学中の運転は控えましょう。 |
アルバイト |
フランスでは、ワーキングホリデービザと学生ビザのどちらもアルバイトが許可されています。多くの方は日本食レストランなどの飲食業に就きますが、フランスでは犬の散歩やブランド品の買い付け、画家のアシスタントなど珍しいアルバイトもあります。フランスでの滞在費を補いながら、フランスならではのアルバイトにチャレンジしてみるのもお勧めです。 |