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フランス留学に限らず、海外に行くと日本との文化や生活の違いに驚きカルチャーショックを受けることも良くあります。フランス留学中にも様々な文化や習慣の違いを目にするはずです。フランスの生活に早く慣れ、よりフランス留学を楽しむためにも、事前にフランスと日本の生活や文化の違いについて学んでおくことをお勧めします。ここでは日本と異なるフランスの生活スタイルの一部をご紹介します。
フランスと日本の主な違い
公共のトイレが有料 | フランスの観光地や駅のトイレはほとんどの場合が有料で、利用する際は50セントほど(約50円)を支払う必要があります。レストランやカフェなどでは無料で利用できるため、席を立つ前に済ませておくことをお勧めします。 |
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デビットカードの浸透 | フランスなどの欧米圏では銀行のキャッシュカードにデビット機能が付帯しており、街中でも普及しています。デビットカードは基本的に利用口座から即時引き落としとなるので、使いすぎる心配もなく安心です。 |
水が硬水の地域が多い | フランスの多くの地域では水道水が硬水です。そのため、水回りに白いカルシウムの跡が残っていたり、シャンプーや洗顔をすると軋みを感じたりすることもあります。特にヘアケアやスキンケア商品は、自分に合ったものを見つけておきましょう。 |
建物の階数の数え方 | フランスを含む欧米圏の多くでは、日本と建物の階数の数え方が異なります。日本の1階は欧米圏では0階、2階は1階というように1つずつ階をずらして数えているので案内された際などは注意してください。 |
ストライキが多い | フランスではストライキやデモがとても多く、地下鉄などが急に運休となってしまうこともあります。通学や通勤時間と被ってしまうこともあるので、予め複数ルートを考えておくことをお勧めします。 |
挨拶 | フランスでは個人店などのお店に入る際に「Bonjour(こんにちは)」と店員に挨拶をします。店を出る際も「Merci(ありがとう)」と挨拶をするのが一般的で、挨拶が無い場合は失礼と取られることもあります。 |
ビズ(挨拶のキス) | フランスでは、主に親しい男女または女性同士が会った際に『ビズ』と呼ばれる頬と頬をくっつけて音を立てる挨拶をします。地域によって異なりますが2~4回ビズを行うのが一般的です。 |
時間の感覚が違う | フランス人の時間の感覚は日本よりもゆったりとしています。電車が定刻通りに来ないことも多いですが、待ち合わせをしても20分や30分の遅れはよくあることです。もちろん個人差はありますが、そこはフランスらしさとして、気持ちに余裕を持って行動しましょう。 |