【体験談】外資系就活に成功した留学経験者になぜドイツ留学を選んだか聞いてみた
きっと大学生の皆さんには「留学は就職活動で結局有利になるの?」、「留学経験はどういう風にアピール出来るの?」という疑問があると思います。
留学は就活のためにするものではありませんが、せっかく留学するならそこで得た経験を効果的に面接官へアピールしたいですよね!?
そんな疑問に答えるべく、今回は!!留学の経験を活かして見事、超有名な外資系企業の内定を勝ち取った留学経験者の方へインタビューを行いました。
コラム前編では…以下の内容について語っていただきました。
また、コラム後編では…以下について答えて頂きました。
この記事を書いている私も実は現在絶賛就活中なのですが、ほんっっとうに役に立つアドバイスや情報ばかりでした!
就活中の大学生には激レア情報ばかりなので、ぜひ1人でも多くの人に読んで貰いたいです。
インタビュイーあやさんのご紹介
今回インタビューを行ったのは、名古屋の大学に通う4年生のあやさんです。
・留学経験: ニュージーランド1ヶ月、ドイツ1年間
・ドイツ留学は学校の交換留学を利用し、2年生の後期から3年生の前期まで
・卒業後は某外資系企業へ就職
なぜあやさんはドイツへ留学を決めたのか?
そうなんです。あと、自分の視野を広げたいと思ったのも大きな理由です。
私は1年生の時にニュージーランドへ1ヶ月留学をしたことがあるんですが、その時に「日本と文化も人も全然違うじゃん!」と衝撃を受けて、もっと多文化に触れたいと思うようになりました。それでドイツ語好きだし、交換留学に応募してみようと思ったんです。
う~ん。英語は自分の中で伸びしろが少ないと思ったんです。大学受験でも英語はかなり勉強したし、もう違う言語が良いなと。(笑)
あと、今の時代は英語を話せる人は多いから、3言語話せたほうが需要もあるし、ドイツ語好きだしって考えてました。
「ドイツ語をこのレベルまで上げるぞ!」とか語学としての目標はなかったかもしれません。それよりも、外国人の友達をたくさん作るぞ!みたいな意気込みでした。(笑)
勉強を机に向かってカリカリやるより、旅に行ったり、遊んだり、多くの人に出会いたいっていうのが目標でしたね!
大学の授業は自分で全て選ぶことができます。1セメスター(学期)目はまだドイツ語が出来なかったので英語で受けることができる授業を取ってました。
2セメスター(学期)目から、私も他の留学生も「ドイツ語で受ける授業半分」、「英語で受ける授業が半分」取るようになってましたね。
私は最終的に1番上のクラスになりました。でもこれは「やる気採用」っていうか…。(苦笑)
実は、ちょうどクラス替えの前のオリエンテーションで「そんなに話せないけど、私は結構ドイツ語話せるんだぞ!」っていう風に友達と話してたら、先生に「君は今度から上のクラスに来なさい。」って感じで連れてかれました。(泣)
ドイツ留学中の生活について
ヨーロッパ留学の魅力の1つは旅行のしやすさでもありますよね。私のカナダ留学中にはアメリカくらいしか行くところがなかったので羨ましいです~!
では、そんなドイツ生活の中で、あやさんが特に印象に残ったことを教えていただきたいです!
海外の友達と話すと自分にはなかった視点を持っていて面白いですよね!
では、次に勉強面について知りたいんですが、ドイツではどんな勉強をしてましたか?
机に向かう勉強はあまり好きではないので、日本から1番薄いドイツ語文法書だけ持って行きました。文法的には日本でやっていたレベルで足りたと思っています。あと、単語帳は日本に帰ってから買いました。
なので、勉強らしい勉強よりもとにかく覚えたことや授業で習ったことを友達と話していく中で勉強していきました。
え!!!単語帳持っていかなかったんですか?!
わからないことはどうしてたんですか?
確かに、私も本当はわかってないのに、わかったふりしたことあります…。でも、それじゃその場では良くても成長しないですよね…。
あやさんはドイツ語が出来なくて落ち込むことありましたか?
母国語が英語にも影響してくるんですね…面白いです!
では、あやさんが留学中に1番頑張ったことを教えて下さい。
とても自由というか、その時間までに仕事を終わらせたら、すぐに帰るのがドイツでの当たり前だったんです。
なので、スーパーも閉店前から掃除が始まって、15分前くらいには店の人から「帰ってくれオーラ」が発信されます。(笑)お客としては微妙ですが、従業員側からしたら時間ぴったりに帰れるので良いルールだと思います。
ドイツは先進国の中でも最も労働時間が短いと言われているよ!
*日本人の年間総労働時間(1,719時間)ドイツ人の年間総労働時間(1,371時間)
それに、有給休暇を年間24日は取らなくてはいけないという法律が決まっているから、1年に1度バケーションを楽しむ事ができるんだ!
まとめ
お話を聞いていて特に印象的だったことが3つありました。
1つ目: あやさんの勇気と思い切りの良さ
ドイツ語を大学で受けていて「自分に合っているかも。」と思ったら交換留学に応募したり、留学中持って行ったのも薄い参考書1冊のみなど、お話を聞いていて、あやさんの思い切りの良さや行動力にとても驚きました。
私は不安に思って事前にぐるぐると考えてしまったり、荷物も「もしかしたら必要かも!?」と思い、ついつい多くなってしまうタイプなので、こうしたあやさんの思い切りの良さは私にとってすごく魅力的に感じました。
2つ目: コミュニケーション能力の高さ
特に、後半の半年間は「家で1日もごろごろして過ごさない、毎日誰かと話しに行く」と決めてそれを達成したのは本当に素晴らしいことだと思います。
もちろん無理をせず疲れたら休むことは大事です!ですが、留学期間は期限付きです。
留学中だから出来ることにこだわって留学生活を過ごすことが、やっぱり成功への秘訣ではないでしょうか?
3つ目: 楽しむことを1番大切にしている
インタビューであやさんは机に向かう勉強が好きじゃないから、友達と会話しながら勉強していたと語ってくれました。
留学に行ったのもドイツが好きというのがきっかけでした。また、外国人と話すのも好きだったあやさんは自分から会話をしに行ったり、質問も積極的にするなど実践を通して英語力、ドイツ語力を高めていったそうです。
自分が楽しめる方法で無理なく勉強していたからこそ、最終的にはドイツ語も1番上のクラスまで上がることが出来たのだと思います。
長期間の留学ほど、楽しむ事を忘れずに毎日を過ごすことが重要なんですね ♪
コラム後半では、3年生の秋学期から学校に復帰したあやさん就活の軸やどのように超有名外資系企業へ内定を決めたのかなど、気になる部分をどんどん掘り下げます!
後半の就活編もどうぞお楽しみに!
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