ドイツ留学の魅力 | ワーキングホリデー・海外語学留学はドイツ留学ドットコム

英語がいまや世界的な共通言語となっている中、海外留学といえば英語圏を真っ先にイメージされる方が多数派ではないでしょうか。しかしながら、ドイツは依然として人気の留学先の1つです。ドイツではドイツ語はもちろん、同時に英語も学べるため「英語＋α」の言語を身に付けたい方にも注目されています。こちらのページでは、豊かな文化や歴史、教育環境など様々な魅力を持つドイツ留学についてご紹介します。

ドイツといわれて思い浮かべるものは何でしょうか。近年では多くの日本人サッカー選手がドイツの名門クラブで活躍しており、日本にとってドイツのサッカーは身近に感じられます。サッカーが好きな方であれば、生の試合を現地ドイツ人と熱狂しながら観戦することは、とても魅力的ではないでしょうか。また、地形を生かしたウィンタースポーツや、自動車産業の発達からモータースポーツも盛んです。ドイツはアートに関しても魅力的な国です。クラシック音楽のコンサートやオペラ、バレエなどをリーズナブルに気軽に楽しむことができます。また、ベルリンをはじめとして近代アートや建築などの分野においても充実しています。さらに、文学や哲学に興味がある方にとってもドイツはとても魅力的な一面を持っています。

ドイツを語るには、お酒についても欠かせません。ドイツではビールが比較的安価に購入でき、ものによっては水より安いビールもあります。また、ドイツワインも有名です。さらに、特産品であるソーセージやハム、チーズもお酒にとてもよく合います。また秋にはドイツ各都市でオクトーバーフェストが開催され、屋台やビール、音楽、踊りを楽しむことができます。特にミュンヘンのオクトーバーフェストが有名ですが、知らない人とでもビールを乾杯し一緒に歌うことで、様々な人々と交流することができます。そして12月にはクリスマスマーケットが各都市で開催されます。世界中から観光客が集まり、屋台のかわいい雑貨を眺めながら、温かいドリンクやお酒を楽しむことができます。

ドイツ語を使う人種はドイツ人だけでなく、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、ベルギーなど、ヨーロッパの中で最も多くの人々に話されている言語です。また、世界では約1億3,000万人がドイツ語を話すと言われています。ドイツ語を身に付けることにより、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国において、旅行やビジネス、学問、アートなど、様々な分野で可能性を広げることができます。また、ドイツの都市部で生活する人々や若者には英語が得意な人が多く移民も多いため、ドイツ語以外の言語に触れることもできます。都市部で短期間生活する分には、英語だけでも不自由なく過ごすことが可能です。世界各国からドイツに留学する学生は英語が得意である方が多いため、留学生同士の会話はドイツ語だけでなく英語が使われることも多くあります。そのため、ドイツに留学しながら英語も実生活を通して学ぶことができます。もちろん、ドイツは英語教育も充実しているため、語学学校で英語を学ぶことも可能です。

ドイツには歴史のある大学が多く、ミュンヘン大学やハイデルベルク大学など、世界大学ランキング200位以内に位置している名門大学も数多くあります。ドイツの教育は世界のなかでも質が高く、語学学校に関しても同様に、専門的な高い教育を受けた教師が授業を提供しています。ドイツの学費は非常に安く、語学学校の学費もリーズナブルですが、進学を目指している方は国立大学であれば1学期に500ユーロほどです。大学によっては、学費が無料の場合もあり、ドイツでは質の高い授業を比較的安価で受けることができます。

ドイツには歴史的な建物や教会が多く、街を歩いているだけでも楽しむことができます。ドイツは世界で5番目に世界遺産が多い国で、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が38件、自然遺産が3件で合計41件もの世界遺産が存在します（2017年現在）。ケルン大聖堂やヴィースの巡礼教会が大変有名で、ロマンチック街道という観光街道も人気の観光ルートの1つです。古い街並みが残る中世都市や、城壁で丸く囲まれたネルトリンゲン、ノイシュヴァンシュタイン城を巡ることができます。ドイツは連邦制のため、各州が独自の文化や伝統を持っており、それぞれの都市の特色を楽しむことができます。ドイツはヨーロッパの中でも中央に位置し様々な国と国境が隣接しているため、ヨーロッパ各地にアクセスしやすい土地にあります。フランス、スイス、オーストリア、チェコ、ポーランド、デンマーク、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクといった国などに隣接しています。鉄道を使うと、ベルリンからはポーランドまでおよそ1時間、フランクフルトからフランスまで2時間ほどで行くことができます。ドイツ留学中に、近隣のユーロ圏内の国へ足をのばしてみることもお勧めです。

ドイツは最近の国際情勢もあり日本と比べると注意が必要ですが、ヨーロッパの中でも比較的治安が良い国です。ドイツは環境に配慮している国であるため、自然や公園がいたるところにあります。休日の晴れた日には散歩をしたり、ピクニックをしたり、芝生でリラックスしている人も見受けられます。さらに、生活費に関しても比較的安く抑えることが可能です。ドイツでは外食に高い税金がかけられている代わりに、日用品はスーパーマーケットなどで安く購入することができ、また定期的に各地の広場ではマルクト（市場）が開かれ、野菜や果物など、新鮮で安価な食材を購入することができます。さらにメンザと呼ばれる学生食堂を利用すれば、3～5ユーロで安くて栄養バランスの良い食事を摂ることができます。ドイツ人は日本人の気質と似ている部分があり、真面目で、時間や秩序を守り、誠実な人が多いと言われています。陽気というよりは落ち着いた人が多く、日本人と似た雰囲気を持っています。日本人も個人差はありますが、一般的にドイツ留学に来られる日本人は、さほど大きなカルチャーショックを受けるということは少ないのも特徴的です。