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ビザの種類は国により様々なものがあり、ビザ種類によっても「できること」と「できないこと」が決まっています。そのため、まずビザの種類を決めるためには海外留学で何がしたいか、どのような生活を送りたいかを明確にする必要があります。例えば、どの国においても学生ビザは勉強をするために用意されたビザとなりますので、海外留学の目的は学業ということになります。一方、ワーキングホリデービザの場合は休暇を目的としたものとなりますので、できることは多岐にわたります。以下の表では、目的別に適したビザについて、国を問わず一般的な観点からご説明しています。
ビザの種類 | ビザの内容説明 |
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観光ビザ | 観光を目的として発給されるビザとなり、ほとんどの国では3~6カ月以内の滞在が許可されています。あくまで観光目的のため就労は禁止されていますが、渡航国によって条件は幾分異なりますが語学学校に通うことは可能となっています。 |
学生ビザ | 学業を目的として発給されるビザとなり、学校にフルタイムで通うことが求められる国がほとんどです。通学期間に合わせてビザが発給され、多くの国では原則就労は禁止となっています。 |
ワーキングホリデービザ | 休暇を過ごすことを目的として発給されるビザとなり、滞在先の生活費をまかなうための就労が許可されています。また、語学学校には3~6カ月程度通うことができますので自由度の高いビザとなります。 |
上記ように、一般的にはそれぞれ目的に応じたビザを取得するということになります。そのため、まずは留学の目的をはっきりとさせたうえで、自身のやりたいことが実現できるビザを選べば間違いありません。ビザ制度は国によっては複雑なものもありますので、留学カウンセラーに相談しながら申請や手続きを進めることをお勧めします。