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航空券の片道チケットで渡航できるかどうかは、渡航国や留学の際に必要なビザの種類によって変わります。3~6カ月未満の短い期間で留学する場合は、観光ビザとなりますのでほとんどの国では往復チケットの提示を求められることになります。そのため、片道チケットのみで渡航しようとした場合は帰国の意思がないものとして、入国させてもらえない場合があります。学生ビザの場合も滞在期間が比較的短期の場合は、往復チケットの提示が求められることが多くなります。一方、ワーキングホリデービザで渡航する場合は、往復のチケットの提示は必要がない場合が一般的です。ワーキングホリデーで渡航する方は、1年の中でいつ日本に帰ってくるのかが明確ではないため、基本的には往復チケットを購入する必要はありません。現にワーキングホリデーで渡航する人の多くは、片道チケットで入国しています。
片道チケットで渡航できるかどうかは国の制度やビザの種類によって大きく変わりますので、自分の渡航国のルールが不明な場合は留学カウンセラーに相談した上で購入するのが確実です。留学生の中での片道チケットのみで渡航しようとした方が飛行機の搭乗を拒否されたというケースもありますので、渡航する国の制度を事前にチェックしておきましょう。