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海外旅行保険は、海外先で病気のみならず事故に巻き込まれた際の最後の頼みの綱になります。海外留学では突発的に予期せぬ出来事が起きるため、必ず加入しておくことをおすすめします。渡航先では事故や病気、怪我、盗難被害などのトラブルが起こるケースは、多くの留学生をサポートしていると1年に数件は遭遇しています。特に慣れない土地で生活を始めることになりますので、体調を崩したり盗難被害に遭ったりする可能性は日本にいるよりもリスクは高くなることが予想されます。海外旅行保険に入っていた場合は保険会社から補償がありますが、万が一加入していなかった場合は全て自費で支払いをしなくてはいけません。手持ちのお金がない場合や病気の治療費が大きな金額になった場合は、治療自体が受けられないということもあり得ます。軽い風邪などであれば問題ありませんが、急を要する手術が必要な場合は命に関わることになりますので、予防策として海外旅行保険には必ず加入しましょう。
海外留学に当たり、渡航先の大学や語学学校では海外旅行保険に加入していることが必須条件であることがほとんどです。そのため、学生ビザを申請する際にも海外旅行保険の証明書が必要となることがありますので、渡航する国や学校の制度をよく調べた上で、必要な手続きを済ませるようにしましょう。