ハワイは小さな土地側もあって、人の繋がりが強い社会です。最近はホストファミリーからの新規ホストファミリーの紹介も多く、横のつながりで登録ファミリーが増えています。新規のファミリーにとっては、身近にホストファミリー経験者がいて、そうしたファミリーから紹介されてホームステイを始めるため、より安心につながっています。
ホストファミリーの登録は しっかりと手順を踏んで行っており、現地スタッフが犯罪歴などのバックグラウンドチェックを行い、家庭訪問を行って登録作業をしています。家庭訪問時は家族側の求めている生徒像、生活習慣、家族環境、受け入れ体験談、食事内容、趣味、など正確な家庭イメージを理解するために念入りにチェックを行っています。
ハワイのホストファミリーの特徴
ハワイは南国特有のバカンス地の土地柄もあって、非常に陽気でフレンドリーな方々が多いのが特徴です。それ故、見知らぬ人々を受け入れることに慣れているファミリーが多く、ホスピタリティに溢れた親切心が強いという特徴があります。特にクリスチャンのファミリーは優しいファミリーが多いです。
ハワイにはアジア系移民も多いことから、アジア文化に慣れています。ハワイは多くの移民が住む人種のるつぼです。複数言語を話す人々も多くいるハワイでは、英語が母語ではないホストファミリー(英語が第二外国語)も多くいます。登録ファミリー全てが英語ネイティブではないので、その点は予めご理解ください。
ハワイのホームステイで知っておくべきポイント
・殆どの家庭は両親共働きであること。
・食事は日本の一般家庭と比較すると質素なことが多い。
・小さな子供がいる家庭は多いが、中高生のいる家庭は少ない。
・多くのファミリーが複数の留学生の受け入れをしているケースが多い。
ホームステイステイ先での食事の一例
ホームステイ先によっても家庭環境は様々ですし、移民系ファミリーであれば出身地によっても食事内容は様々です。ホームステイ先での食事は、朝食と夕食が用意されています。食事内容は簡単に説明することは難しいですが、下記献立を一例となります。
朝食: セルフサーブの朝食
シリアル、パン、ヨーグルト、フルーツなど置いてあるものを自分で用意して食べます。家族全員そろって食べるというよりも、個々で食事を取るケースが多くなります。食べ終わった後は、個々に後片付けをします。なお、日本の朝食のような「ご飯と焼き魚」といった朝食ではありません。
夕食: 肉 + 炭水化物 + 野菜の組み合わせ
肉類は、鶏肉、豚肉、牛肉料理がローテーションで提供されます。炭水化物はお米が一般的ですが、パスタやパンなども多いです。お魚も食べる習慣はありますが、欧米社会ではたまにしか出てきません。「肉」が主な食事となります。
ハワイを含めた欧米社会では、日本のように一日に何種類もの野菜を採る習慣がありません。野菜類は、冷凍野菜の付け合わせや、サラダが多くなります。また夕食がピザのみといった場合もあるため、はじめはビックリするかもしれませんが、現地の食文化として理解に努めましょう。
食事は生活の中でも大切な事項になります。こだわりのある食生活や偏食気味の方は、長期のホームステイ生活はストレスになる可能性があります。そのため、ホームステイは数週間の短期間で様子を見て、生活感が合わなければ他宿泊施設に移動する選択肢も視野に入れておきましょう。
なお、日本出身のホストマザーの家庭だと和食系が多いメニューになります。そのため、食事面での心配が少なく、留学生側の食事に対する満足度が高くなる傾向にあります。そのようなファミリーに当たるかどうかは空き状況によるため、お早目にお問い合わせください。
ホームステイをする上での心構え
互いに思いやりを持ち、生活エチケットを守る意識を持ちましょう。双方が気持ちよく楽しく生活できるように柔軟な気持ちでいれば、問題があっても都度解決して改善できるでしょう。
ホストファミリーの生活の中に自分が入っていくことになるので、受け身にならず積極性を持ってコミュニケーションを取りましょう。英語が初心者であっても、話そうとしている姿勢が見えれば、ファミリー側も理解しようと協力してくれます。「お客様」にならずに、「家族」になるための努力が必要です。
困った事や相談事がある場合は、我慢してモヤモヤした気持ちのままでいないで、その都度自分からファミリーに問いかけて、一つ一つ解決していくように心がけましょう。
ファミリーによって、それぞれの生活スタイルが異なります。ハウスルールがある家もあれば、ない家もありますが、どのような場合でも、全てがルールで管理される訳ではなく、やはり互いの「思いやり・気持ち」があっての毎日の生活となることを忘れずに、楽しいホームステイ経験して欲しいと願っています。
逆に、「どのファミリーに滞在になっても自分は大丈夫!」というくらいの心構えの方が最も有意義で楽しい滞在ができます。
ホームステイ料金表 ※18~59歳、個室、食事2食(朝食/夕食)の場合
・手配料: 300ドル
・4週間: 1,120ドル($40/日×28日)
・8週間: 2,240ドル($40/日×56日)
・12週間: 3,360ドル($40/日×84日)
・空港送迎: 60ドル(片道) / 110ドル(往復)
・送金手数料: 100ドル
※請求額にはハワイ州消費税(4.712%)が加算されます。
※対象年齢外、相部屋希望、食事なし希望の場合は、お問い合わせ下さい。
現地スタッフからのメッセージ
それぞれの渡航・滞在目的に合わせて、ベストマッチのホストファミリーをご紹介します。また、私達現地スタッフもホストファミリーとして、留学生の受け入れに参加しています。ハワイで会えるのを楽しみにお待ちしております!
「ローカルのファミリーと共に生活をし、ハワイの魅力を存分に経験して欲しい!」
「ホームステイ」は楽しみな反面、実際にホストファミリーに合うまでは、心配・緊張が先にたってしまう人が多いです。「もし上手く生活できなかったら…」と色々な心配をしてしまうのも普通のことです。
私達現地スタッフは、皆さんのそのような心配を少しでも「期待」と「楽しみ」に変えられるよう、最善を尽くしてホストファミリーをご紹介させて頂きます。
ホームステイ体験談
【親子留学体験談】ノゾミさん / 大阪在住 / 滞在期間:1カ月
双子の息子を連れて初めてのハワイに。子供をハワイの学校のサマースクールに通わせる目的で1カ月の親子滞在でした。初めてのハワイで、英語も自信がなく、入国審査からとても緊張していて、空港の出口に出てきた時には既に親子でグッタリ。
そこに日本語で「こんにちは!」とお迎えに来て下さったスタッフの方に会えた時の安心感は、今でも忘れられない思い出です。滞在先のホストファミリーは、息子より2歳年下の息子さんがいて、息子達とはすぐに打ち解け本当に有意義で楽しい時間を過ごすことができました。
ホストファミリー宅はホストファーザーが英語、ホストマザーと息子さんが日・英と、英語初心者の私達家族には、とても居心地のよい環境でした。ホストマザーは息子達の食べたい日本食を作ってくれる配慮もして下さり、本当に楽しいホームステイの滞在となりました。また来年も是非お願いしたいと思いながら、旅の計画を立てています。
【単身休暇滞在体験談】サオリさん / 鹿児島在住 / 滞在期間:2週間
仕事柄毎年決まった時期にしか休暇を取れず、友人ともスケジュールが合わないことが多いため、休暇は旅慣れたハワイに単身で行くことが多く、例年ホテルに滞在してゆっくりと過ごすのが常でした。
今回初めてホームステイ滞在にチャレンジしてみて、今までのハワイとは全く違う滞在ができて、とても楽しい経験となりました。初めは「ホームステイは若い学生じゃないとダメかな?」とも思ったのですが、全くそのような心配は要りませんでした。
スタッフの方もお問い合わせ時点から親身に色々と希望事項などを聞いて下さり、渡航前の心配は「緊張」以外何もありませんでした。「挑戦」は何歳になってもワクワクするものですね。
【家族滞在体験談】三宅さん一家 / 神奈川県在住 / 滞在期間:1週間
高校生の娘の希望で、ホームステイ滞在をはじめて経験させて貰いました。英語だけの環境は心配もあったので、ハワイならではの「日英環境」のホストファミリーで、言葉の心配がないことで旅が数倍楽しめたと思っています。
市バスの乗り方なども詳しく調べて教えて下さり、平日は市バスを利用して色々と散策ができました。ハワイ大学に近いお宅だったので、娘の憧れのハワイ大学も訪れることができました。
週末はホストファミリーと船に乗ったり、BBQをしてもらったりと、観光でホテルに泊まっていた今までのハワイ滞在とは全く違うハワイを満喫できました。次は娘のハワイ留学が叶った際は、またお世話になりたいと思っています。
【中期滞在体験談】クミコさん / 栃木県在住 / 滞在期間:1.5カ月
アラモアナの語学学校に短期留学をしました。はじめはホームステイがどのような家庭になるか不安もあったので、3週間だけホームステイで申込みをしたのですが、到着して3日で「残りの滞在もホームステイしたい!」と即決。運良く滞在延長ができました。
ホストファミリーは日本出身の方々で、食生活も和食中心でとても有難かったです。息子さん(長男)は小学生、私とは英語で優しくコミュニケーションをとってくれ、英語初心者の私にはぴったりの環境でした。
今回は学生ビザなしの短期滞在でしたが、将来もう一度、長期滞在してみたいと次の夢を思い描いています。その際はまたよろしくお願いします。