2021年現在の留学可能な国ですが、イギリス、アメリカ(ハワイ)、カナダ、マルタです。(※弊社取扱可能国)
4ヵ国の状況をまとめました。
イギリス
・現在「出国前のPCR検査+入国後に10日の自己隔離+到着後のPCR検査費用の支払い」で渡航や留学が可能です。(追加費用と検査をして自己隔離を5日にするプランもあります)
・イギリスは現在世界でもトップレベルでワクチン接種が進んでいる国のため、現地での生活も以前の日常に戻ってきています。
→全体の70%以上の大人(3700万人)が第一回目の接種を完了済み。
→ソーシャルディスタンスやマスク着用は室内ではありますが、それでも小売店、レストラン、カフェ、映画、テーマパーク、観光スポット、ジム、スイミングプールなども現時点で既にオープン済み。
アメリカ
・渡航自体は「陰性証明」だけで可能です。州によってもルールが異なりますが、「入国後7日~14日の自己隔離を推奨」という形になっています(例外的にカリフォルニア州でのみ隔離が必要になっています)。
・アメリカは成人人口の約60%が第一回目の接種済みで、5月14日にバイデン大統領が「ワクチン接種完了者はマスク不要」という指針を発表してます。
→市や州によっても差はありますが、レストランや映画館なども徐々に収容人数なども緩和されていて、感染がひどかったカリフォルニアでも先日ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどが営業再開しているような状況です。
・特にハワイについては新規感染者が100名弱とかなり少なく、事前に提携先病院で検査をすれば自己隔離も不要という状況です。
カナダ
・カナダは「事前検査+入国後の自己隔離2週間強制(最初の3日間は政府指定ホテル)+到着後の2回検査」というルールで渡航や留学可能です。
・ただし、ビザについては原則学生ビザのみという形になっています(ワーキングホリデービザについては現地カナダ企業から内定を貰った人のみ、観光ビザについては現在国境クローズ中のためです)。
・カナダはまだ店内飲食の禁止などの制限が出たり、解除されたりていますが、ワクチンの接種率は46%超と日本よりもかなり進んでいるので、今後アメリカやイギリスのように状況はどんどん良くなっていくかと思います。
マルタ
・マルタは「陰性証明」だけで渡航ができて、到着後の自己隔離なども不要になってます。
・実は、マルタも一時期感染が増えて学校閉鎖になってしまったのですが、来月から学校の対面授業が無事再開予定となっています。
・マルタの1日の新規感染者数は10人以下で、ワクチンの接種率(1回目)は70%近くとヨーロッパ内でもトップクラスになってます。
・ビザも学生ビザ、観光ビザにて入国ができ、またマルタ政府から「1日10ユーロ(最大30日日まで=300ユーロ)の補助金を出す( https://bit.ly/3yjH8kY )という発表もあったため、国としても観光客、留学生の受け入れに力を入れてますね。
人気国(タイプ別)について
現在私たちの方でも「長期滞在、留学を希望される方や現地で働きたい」という方が選ばれているのはカナダになってます。
カナダではCo-opと呼ばれる「学生ビザで働くプログラム」があるためです。
Co-opビザについて
https://www.ausbiznet.com/canada/column/24406
学生ビザの申請や入国後の自己隔離などはちょっと大変ですが、一度入国してしまえば長期間で留学、働く事もできるため長期希望者には人気になってます。
一方で、短期で留学されたいという方には、入国しやすいハワイやマルタが人気です。渡航や自己隔離などのルールが緩く渡航しやすいためです。
ちなみに、マルタについては学生ビザで働く事はできるのですが、物価が安い国という事もあり就労条件はあまり良くないので、働きたい、稼ぎたいという方はカナダのCo-opビザの方が人気になってます。
マルタでの学生ビザ(就労について)
https://www.ausbiznet.com/mlt/column/12716
尚、カナダはカナダ現地企業から内定(内定書類)を持っていれば、ワーキングホリデービザの申請や入国ができますので、既に英語力や海外生活や就労経験があって、「到着直後からすぐに働けるぞ!」という場合には候補としても良いと思います。(英語力や海外生活経験ゼロの方だと、到着直後に学校に通わずいきなり働くのはなかなか厳しいですので…^^;)