仕事を辞めて37歳でアイルランドに語学留学!アイルランド留学するキッカケとは?
初めまして、佐々木由美と言います。
37歳で初めてのアイルランド語学留学で、Westmoreland streetにあるICOTと言う語学学校に通っています。2月でちょうど滞在2か月目になります。
アイルランドをチョイスしたのは、単純に日本人留学生が少ないから…と言う理由なんです。
でも、実際来てみると、意外に沢山日本人に会いました。バーやレストラン、カフェMeetupでの集まり、フラット(シェアハウス)など至るところで日本人と出会いました。
でも、まだまだアイルランドは、日本人が少ない方だと思います、そのうち、アイルランドにも沢山日本から来るのかな…と思っています。
今回は私がアイルランドを留学先に選んだ理由や、これまでのアイルランド生活についてシェアしたいと思います。
※上写真は学校前から撮影。KFCなど色々なお店がありますから、学校帰りに便利ですよ!
私のこれまでの経歴とアイルランドに来たきっかけ
私は静岡県富士市の出身で、以前はパチンコの店員を18年間勤めていました。普通のヒラ社員でやれそうなことは色々やってた…そんなところです。
18年ヒラ社員って決して自慢になりませんが、頑張って稼いでいました。とは言え、色々あり、お金を無駄に使ってはろくに貯金もせずに、使いたい放題の日々を送る時もあったんですね。ギャンブルにハマり、お酒は呑むし、ブランド品買いまくるし…なんて言うか…。
お先真っ暗な人生と言ったら嘘ですが、先が見えないことは確かでした。
そんなある時、もう一度勉強したいと思い浮かんだのです。
元々、いつかはまた勉強したいな…と何度も考えたことはありましたが、実行せずに10年以上もただひたすら仕事し、遊んでの繰り返し。ですが、30歳 を過ぎると突然焦りというのがやってきます。
この先どうしようという焦りがジワジワと感じ始めました。これは、私だけではなく沢山の方が経験することではないでしょうか?
婚活にも積極的に参加し、うまくいかなかったら将来どうしようかと不安になり、「私…どうしたらいいんだろう。」と時々泣いてしまう日もありました。
たった1度限りの人生だから、「もう、やりたいことやろう!」 そう前向きに真剣には考えたものの、仕事から家に帰りビールを飲みはじめた途端…怖くなりはじめ、独身なのに仕事も辞めたら私どうなるの?とそればかりでした。
なかなか一歩を踏み出すことが出来なかった自分に嫌気がさし何回も悩んだ末、昨年仕事を退職
しました。最終日は泣きました…。
でも、やるべきことは山のようにあったので、ずっと泣くことはなかったです。私が長く働いたことは無駄ではなく頑張ってたんだ…と改めて実感しました。それだけは堂々と言えます。仕事を辞めたことは後悔していません、むしろ辞めてよかったです。
海外に来て感じる初めての体験と刺激
全く海外に縁が無かった私ですが、貴重な経験が出来ることに感動しています。これまでに留学経験は一切なく、高校生の時にオーストラリアに2週間ほど行ったぐらいです。
まさか、この年齢で語学留学するなんて思ってもいなかったです。何もかもが知らないことばかりで戸惑うことが多いのですが、何をするにしても「最終的には楽しかったな、いい経験したな。」という心境になるんです。本当なんですね、これが。
私の年齢だとワーホリビザが取得できないので、学生ビザで滞在しています。私は学生ビザで8か月の滞在予定なのですが、滞在及び語学学校では85%の出席が必要とされます。実は私、留学するまで「ビザって何?」というレベルでした…。(笑)
37年間、一体何をしてたのだろう…。ついでにパスポートはどこで作れるかも知らなかった…マジで恥ずかしい。海外旅行行ってない人バレバレです。
今はアイルランドの学生ビザしかわかりませんが、そのうち海外旅行に行くようになり、仕事をGET
できれば、精神的にもっと成長していくだろうな…と思っています。色々楽しみなことばかりですが、残念なことにまだ仕事がなかなか見つからないのが現実です。
いつになるやら…気楽にCV配ります。CVはラテン語のCurriculum Vitaeの略語で、日本で言う履歴書です。記事を読んで下さっている方の中には、私のようにパスポートは?ビザは?どうやって
取得できるかわからない…そのような方がいると思いますので、自分の時の手続模様をシェアしますね。
役所でのパスポートの取得と各種手続き
私の場合、市役所で手続きを済ませて約1週間後に受け取りました。パスポートは直ぐには受け取れないので、留学や旅行を考えてる方は余裕を持って出発の1か月、2か月前に市役所、区役所に行くことをお勧めします。
申請手続きには、戸籍謄本、住民票の写し、写真、身分証明書(運転免許証、またはマイナンバーカード)などが必要です。必要な書類等は、必ずインターネットで下調べしてから行きましょう!
パスポートの種類は5年用、10年用とあり、私は10年用で16,000円支払いました。既にパスポートを持っている方は有効期限を確認しておきましょう!
次に市役所は滅多に行かないし、様々な手続きをどうしたらいいかわからない…と言う方もいると思います。
日本での仕事を退職して長期留学を考えている方は、住民票や国民健康保険、国民年金、住民税の手続も必要になります。
これも手続き漏れがあったりすると、余計なお金が掛かったりすることがあるので、留学前にはしっかり手続きをしておきましょう。
良く分からない人の方が圧倒的通だと思いますので、役所の受付にいる人に「これから留学するから必要な手続きを教えて欲しい!」と伝えると良いでしょう。
受付の方も、過去に同じような対応を何度も経験していますから、その後に何階の何課に行って下さいと指示されます。
私でも出来ましたから大丈夫ですよ!
アイルランドのビザについて
ビザの種類によって、滞在期間やその国で働ける時間も変わります。アイルランドのビザですが、他国とは違って日本で取得する必要はありません。
ダブリン空港に着いた際、入国審査でパスポートのビザのページに滞在期間が記入されたスタンプが押され、最高で3か月間滞在できます。
3か月未満の留学や観光ならば、これで大丈夫です。あとは、滞在先のホテルやホームステイなどの住所、どこで生活する予定かなどを答えられれば大丈夫です。
一方、3か月以上滞在となると、日本国内でLONG STAY VISAを取得する必要があります。学生ビザの手続きもアイルランド入国後に行います。
また、入国後には外国人登録があり、入国管理局に行きGNIBカード手続きが必要です。(現在はIRPカードと名称変更になりました。)長期留学の方は、入国審査官にGNIBの予約はしてあるのか聞かれます。
これがまた面倒で、なかなか予約が空いてないのです。私も予約するのに何日もかかりました。GNIB予約専用のアプリがありますので、ダウンロードするといいですよ。日本時間の夜7時を狙うといいと私は聞きました。
おそらく、何度もトライする必要性があります。私は2週間くらいかかり、今日もダメだった…と
思った数分後、予約できたよーんってメール来ました。
語学学校の書類は忘れずに持っておくこと!
長期留学や短期留学の方も、語学学校に通うと思いますが、学校から発行された書類は印刷して携帯しておきましょう。
と言うのも、お仕事の都合など明確な理由でアイルランドに行くとかない限り、空港での搭乗手続きや入国審査ではいくつか書類が求められる場合があります。日本のパスポートは信頼性が高いと言われていますが、テロの関係でかなり厳しくなっているようです。
私も成田空港のCheck In(搭乗手続)でビザが無いのに長期滞在するから何か証明するものはないかと聞かれて、私は学校のEnrollment Letter(入学証明書)を提出し、事なきを得ました。そのため、学校の証明書などの書類は、すぐに取り出せるカバンのポケットに入れておきましょう!
語学学校の選び方
高校生以来勉強なんてしてなかったし、毎日通えるか心配していたのですが、実際通い始めると結構楽しいですね。
私が通っている学校(ICOT)は、生徒の年齢が10代から60代までと年齢の範囲が広くアットホームな学校です。放課後にはフリークラスがあり、誰でも参加できます。
沢山の語学学校がありますのでどこがいいかは迷いますが、私の場合、沢山友達をつくりたいのでアットホームなところを選びました。
自分が今迄貯めてきたお金で支払うので、あまり金額が高いところは選べませんでした。やはり学費が安いところ…という条件は外せませんでした。
もう少し早くから準備すればよかったなと少し後悔していますが、そこはどうにもならないので日本で学費を全て支払った後は、退職するまでコツコツ貯金しました。
学費は学校に直接問い合わせすると全て英語でのやりとりですから、日本の代理店を通して手続きしました。
ダブリンまでのフライト
私は昨年の10月に会社を退職し、11月30日に成田空港のカタール航空の経由便で20時間以上かけてダブリンに到着しました。飛行機も高校生以来乗っていません。現在は飛行機チケットもネットからの手続きが主流になっていますので、あれもこれも初めてだらけ…。
代理店の方に聞いたり、ネットで調べたりと時間はあっという間に過ぎていきました。ちなみに、私はエアトリを使って、OPENチケットを購入し、クレジットカードで支払いをしました。OPENチケットとは、帰りのチケットの日付が変更できるタイプのチケットです。(変更できないのがFIXチケット)
成田空港からカタールのドーハ空港に到着した後、3時間ほど待ち、ダブリン行きのフライトに搭乗してお昼頃にダブリン空港に無事到着しました。
日本では親切にまだ搭乗手続きが済んでない方のアナウンスを入れてくれますが、海外では全て自己責任で、乗り遅れたら自分で次のフライトの手続きをしないといけません。
日本では案内してくれたのに…とかは通用しないです。私も肝に命じて時差用のアプリを予めダウンロードするなど、それなりに工夫しました。どこの空港でも同じですが、到着した際、直ぐに出発ゲート番号の確認した方がいいです。出発ゲートの変更は普通にあるからです。
ちなみに、カタール航空の税関を通る際、パスポートとチケットを持って通れますが、必ずボディチェックがあると思います。服のポケットに何かモノが入っていると、出すように言われます。
私がそうでした。荷物は絶対目を離さないようにして無事ボディチェックが終わったら、何か盗まれていないかどうか、急いで荷物の中身を確認しましょう。
留学は誰でも可能ですよ!
日本にいる時には2年前から留学を考えていて、どこの国・どの学校にするか探してきました。「やるなら今しか無い!」と毎日自問自答しながら、ネットで留学エージェントを探しました。初めての留学手続きをする私には、サポートしてくれる方も必要でした。
自分と同じ立場の会社を退職して語学留学を考えている方のために、これから出来るだけ細かくアイルランドの暮らしや手続き関係、自分が具体的にどんな手続きをしたのか紹介して行きたいと思っています。
夢が実現できるってなかなかできないことですが、実現出来た時の喜びは言葉では表せないぐらい嬉しいものです。
次回、また私の実体験お伝えしますが、「なんだ意外に簡単だった!」と思って自信を持って下さる方が増えると私も嬉しいです。
現在の私のアイルランド生活はまさに節約生活です。現在はdublin18というダブリン郊外のアパートに住み、仕事はまだ見つかっていないため、外食もたまにするだけです。学生ですから学問優先ですが、せっかくアイルランドに来たのに外食も無しはさすがに寂しいですよね。
下写真はdublin18の近所のcafe31で食べたハンバーガーです。美味しくてかなりの量だったけど、私の作るハンバーグには負けるかな…。いいえ、レストランの方が美味しいです。
とは言え、外食は基本高くて、仕事無しではちょっとキツいかもしれません。しかし、自炊をすることも単なる節約ではなく、自分の健康管理にもつながります。実際、アイルランドに来て以来、私は体調崩していません。
精神的には色々と辛いことも困ることが沢山ありますが、日本に住んでいるわけではないので、こればかりはどうにもなりません。体調崩して学校を休めば、英語の勉強にも支障がでます。
当然自炊をした方が節約にもなるので、今後スーパーのtescoやlidl、aldiのお買い得商品も紹介したいと思っています。この辺は得意分野です。興味のある方は是非またご覧いただけると嬉しいです。
CVを配る時に夕飯何しようかとか、冷蔵庫の中綺麗にしようとか、あまり日本と変わらないところもありますが、でもやはり海外です!
180cmのかっこいいお兄さんや綺麗なお姉さん普通に歩いていますので、そこは日々ドキドキします…素敵な人に出会えるといいなぁ…。
私の記事を読んで、1人でも多くの方が夢や希望を持っていただけると幸いです。