アイルランドの語学学校ICOTの学校生活とは?日本では経験できない海外ならではの空気感が楽しい!
こんにちは。まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
現在、中国のコロナウィルス肺炎感染者が日本で増えているというニュースをネットで知り、家族に大丈夫かと確認して、大丈夫だよ。という言葉を聞いて安心しました。
ですが、私もアイルランドにいるからと言って、安全というわけではありません。精神的に体力的にもストレスが溜まって体調崩すことが普通にあります。
より体調には日々気をつけながら過ごしていますが、海外生活を通して精神的にたくましくなっている感覚があります。
そんな経験は日本で感じることは殆ど無いので、今肌で実感できている自分はとても幸せです。自分から行動し、言いたいことを言葉で表現できなければ海外では生活できません。
言葉が流暢に話せれば生活が豊かになるというものではありませんし、まだまだ英語が流暢に話せない自分はもっと大変だということはわかっています。
でも、それなりに楽しいこともあり、これは自分次第でどうにでもなるものだと分かってきました。
私は現在、Dublin2のWestmoreland StreetにあるICOTという語学学校に通っています。
活気のある学校で主にブラジル国籍の生徒が多いです。私のクラスは日本人が私を含め、2人しかいません。でもその方が私にとっては都合がいいです。
日本人がたくさんいたら日本語をばかり話してしまいそうで、何のためにアイルランドに来たのかわからなくなってしまいます。
私のドアップ画像で申し訳ないですが、学校教室内で毎日楽しんでいます。
まだ仕事は見つからず悪戦苦闘の日々が続いていますが、授業は今のところ全て出席しています。学生ですから学問優先ですが、仕事も欲しいです。
今回は私が通う語学学校ICOTでの授業風景や、私が実際感じたことをシェアしていきたいと思います。
語学学校は世代間ギャップを感じない
語学学校に来て驚いたことは、年齢ギャップを感じないことです。私のクラスは10代の子から、50代の生徒がいますが、みんな同い年のように思えて仕方ないです。
50代だから学校行くのはおかしいか?そんなことはありませんし、いくつになっても、誰でも勉強することは自由です。働きながら勉強している方もいるので、あくびをしたり居眠りしてしまったりする人には、よく先生が怒鳴ることも度々あります。
とは言え、先生もその辺は理解しているのか、よほどひどい態度でない限りは、軽くジョークの混じった叱り方をしています。
私が日本人だからかも知れませんが、余計この先生と生徒の上下関係がゼロに近い授業に新鮮さと驚きを感じています。
ブラジル人の子たちはよく喋りますし、日本人はどちらかというと大人しいので、すぐにどこの国から来たのかはすぐわかります。でも、それが悪いということでなく、単なる特徴なんですね。授業でもブラジル人はよく質問するし、私も負けまいと発言できるところは積極的に行きます。
間違えることも度々ありますが、最近は気にしなくなりました。時にはボーっとしていて、質問されて驚き、恥をかくこともしばしばあります。ここは気を付けなくてはいけないところですが…。
「私は日本でこんなに授業を楽しんだことあったのだろうか?」と時々考えます。今この年齢だからこそ、感じることなんだと思いますけどね!
また、どういう訳か、日本人は40代ぐらいの方でも20代に見られます。実は、私も実年齢より若く見られました…はい、本当ですよ?なんか嬉しくなりませか?学校や外で出会った人たちに驚かれます。
もしかしたら、この記事を読んで下さっている方の中には、40代、50代、60代の方もいるかもしれません。ですが、海外では年齢は関係ありません。年齢ギャップを考えることが、案外自分から壁を作っている原因の一つではないかと思っています。
その人のありのままの個性が大事なのですから、今を楽しんでいけばいいんだと思います。もう1つ、37歳という年齢でもGIRLって言われるのはどう思いますか?私は「この年齢でGIRL?」と耳を疑いましたが凄く嬉しいですね。(笑)
ICOTの先生達も生徒も、本当に生き生きしています。
メイクや服装も人それぞれですが、みんな今を大事にした生き方をしているのです。特に先生がとても魅力的なんです。年を重ねてもありのままの自分を大事にして生きているのが、他人の私にもよくわかるんです。同じ人間として正直羨ましいですよ。
授業の中でわからないことが恥ずかしいというのは日本人だけでなく、どの世界の人も同じことを思っているようで、先生はいつも必ず「気にしないでいいよ。」と言ってくれるんですね。
私たちは、英語に関してネイティブではないから学校に通っています。冗談を言い合ったり時々ふざけあったり、それでも仲間を大事にしているのが私には嬉しく思いました。留学前に年齢のギャップを心配していた自分が恥ずかしく思います…。
楽しくも退屈にもさせてしまうのは、日本人に限らず全て自分次第であって、どこの世界でも同じなんですよね!
自分から発言する大切さ
先生たちが決まってクラスメイトに言うことは、「もしわからないことがあるのなら、相手に聞きなさい!」と、その一言で終わります。もちろん、怒っている訳ではなく、クラスメイトと打ち解けて会話をしやすくしなさい、という意味で言っているニュアンスです。
実際自分の状況に近いのは先生ではなく、同じクラスメイトです。毎週金曜日にテストがあります。私は最初にテストの詳細や流れがわからなかったので、同じクラスの子に質問しました。意外にも彼らは私が話しかけてくるのを待っていたのか、しっかり笑顔で答えてくれました。
誰かから話しかけられるのを待っているのでは、きっと自分は成長しないでしょうね…。というより、そんな感じだと情報を遅れて知ることになったり、手続きの際に間違いや食い違いが生じたりします。
自分の実体験ですが、アイルランドの銀行口座を開設する際、朝並んで運が良ければ、当日に予約が取れて口座が開設できます。
学校には一言言っておく必要があるので、前もって先生に銀行に行く旨を伝えておく必要があります。私の場合は授業を途中で抜けて銀行に行かないといけなかったので、当日先生に伝えました。
GNIB(外国人登録)と銀行に関しては欠席扱いにならないので、言葉で直接伝える必要があります。私は英語力に自信が無かったので、何て伝えようか迷って困ってしまいました…。何とか先生に現在の英語力で言うべきことは伝えましたが、そんなことでモジモジしていると置いて行かれます。
ブラックジョークが言える関係
授業はそんなに長いわけではなく、3時間ほどで終わります。授業の合間の休憩は15分ほどです。
午前の授業が終わると家から準備してきたランチを食べて、クラスメイトとしゃべってまた午後の授業が始まります。
私の学校の横にカフェがあるので、そこでコーヒーなどを買って休憩する人もいます。
ちなみに、授業が退屈だったりすると、先生が途中で席を離れる時に、「みんなが先生に向かって、僕たちに構わないでごゆっくりどうぞ。」と堂々と言うんです。
日本では考えられない言葉ですが、海外ではこんなブラックジョークが普通に言えるんですね。
でも、それが私にはとても面白くて笑ってしまうんです。先生は怒るかと思えば、笑っているんですね。皆さんはどう思いますか?そういう学校に通ってみたいと思いませんか?社会人になってから、もう一度学生生活送るのも悪くないと感じた瞬間です。
放課後の時間の過ごし方
放課後は、真っ直ぐ家に帰る人もいれば、仕事に行く人、遊びに行く人、様々ですが、私はフリークラスにたまに参加します。フリークラスは、予約は必要ありません。
ICOTのフリークラスでは、誰でもイタリア語、スペイン語、フランス語、英会話、発音のレッスンが1時間受けられます。
私はよくフランス語レッスンを受けています。私はフランス語が流暢でもなく、簡単なフレーズをいくつか知っているだけですが、理解できた時はとても嬉しいですよ。
また、フリークラス以外の時は、自分の現在の状況を先生やクラスメイトに話したり、困ったことなどあれば仲良くなった先生に質問したりすることも積極的にしています。
英会話の練習だと思って、理解されなかったなら、もう一度単語を変えて聞いたりしたりと、頭がグラグラしながらも必死に伝えています。
時間が過ぎるのはあっという間!
そんな感じであっという間に週末になり、時間が経つのはあっという間です。それなりに充実した時間を過ごしているからだと思います。
のんびりする時間はありませんが、時々遅くまで寝ていたいな…と思うときがあります。
しかし、そんな時に限って、楽しいことがあります。そんなことの繰り返しで私は学校に通っています。
ちなみに、私の住んでいるフラット(シェアハウス)は民泊も可能なので、色々な国からゲストが来ます。
今週の楽しかったことですが、チリからいらっしゃった美青年とKILLINEY HILLへ強風、雨の中行って来ました。強風の中行きました…。
全てがびしょ濡れで折り畳み傘も壊れましたが、「まぁ…この美青年の笑顔を見たらまぁいいか!」となりました。自分の彼女が大好きでたまらないという彼、ロマンチストですね~。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。