アイルランド留学の1日のスケジュールはどのように過ごしているの?
アイルランド・ダブリンからこんにちは!重綱 蒼太です!
2月も下旬に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか?ダブリンは最低気温が氷点下まではいかないものの、最高気温は10度行くか行かないかぐらいです。
このまま春までほんの少しずつ暖かくなって、夏には20度ぐらいになるということなので、まだまだ冬っぽい天気が続きます。
さて今回は、ダブリンへの渡航を検討している中で、「どのような生活になるかイメージがつかみにくい!」という方がいらっしゃるかもしれません。僕自身がそうでした…。
日本から遠く離れた国ですし、海外旅行でもメジャーな国というワケでもなく、日本人にとっては気候や街並みのイメージが沸きにくいことが大きいと思います。
そこで僕の1日のスケジュールを平日と休日に分けて記載していきたいと思います。
※上記写真は、通っている学校のエントランスです。この中に教室が9つあります。
平日の1日のスケジュール
時間 | 詳細 |
08:00 | 起床・朝食 |
09:00~11:00 | フリータイム |
11:20~12:00 | 学校へ移動 |
12:00 | 昼食 |
12:30~13:30 | Conversation Class(会話クラス) |
13:45~15:15 | General English Class①(一般英語クラス①) |
15:30~17:00 | General English Class②(一般英語クラス②) |
17:10~17:50 | 学校から家へ移動 |
18:00~18:45 | 夕食の準備 |
18:45~19:15 | 夕食 |
19:30~24:00 | フリータイム |
24:00~ | 就寝 |
まず朝についてですが、2020年2月18日現在、日の出が7:36なのでかなり遅めです。さらに僕自身、朝にめっぽう弱いのと授業が午後からなので、8:00に起きれば早い方です。(笑)
その次にフリータイムですが、ここでは衣類の洗濯やこのコラムの書きおこしをしていることが多いです。
洗濯については、アイルランドの天気が非常に変わりやすく、午前中晴れていても午後から急に雨が降ることもしょっちゅうです。そのため、外に干すことが期待できないため、基本的には部屋干しになります。
また、午前中は時間があるので、早めに家を出てカフェでまったりと過ごすことも可能です。ダブリンには石を投げればカフェに当たると言われるくらい至るところにありますので、自分のお気に入りのカフェを探すこともお勧めですよ~。
僕は現在、週20時間のコースで授業を取っているので、1日のトータルが4時間 + 休憩時間です。Conversation Classでは日本人の方がもう1人いるのですが、先生の配慮でなるべく近くの席にならないようにしています。
General English Classでは今のレベルだと同じ教室に日本人の方が今はいないので、大変ではありますが非常に良い練習になっています。
ちなみに、今同じクラスにはブラジル人、メキシコ人、トルコ人、イタリア人、韓国人、マレーシア人、ロシア人、ボリビア人、エルサルバドル人など多国籍クラスです。(笑)
今までの人生で会ったことのない国籍の人たちばかりなので、英語の勉強は勿論それぞれの国の食べ物や文化などを学ぶことができています。
それもまたとても楽しいものですし、日本についても勉強になります。なぜなら、外国人から見た日本のイメージを生の声で聞けますし、相手にしっかり伝えるために日本の歴史や文化を見つめなおす機会になるからです。これも当然英語で説明するので、英語学習の一環になりますね~。
授業が終わると、行動は複数パターンに分かれます。
アイルランドのパブは、もはや文化に等しいのでふらっと入って1、2杯飲むという楽しみがありますし、一人で行って隣の席のおじさんと談笑するといった楽しみ方もあります。
しかし、そこは物価の高いダブリン。中心街でパブやレストランももちろん高くつきます。
パブの場合、ギネスビールの1パイント(568ml)が最低でも5ユーロ、食事も大体メインの物だと約10ユーロかかります。
ただ、食事に関しては移民が多い国なので、メキシコ料理やトルコ料理の店に行くと8ユーロ以下で物凄いボリュームの食事をとることもできます。
最近では日本料理のレストランも増えており、アジアンマーケットに行けば日本の調味料や袋麺(日本の物もありますが、中国、韓国の物がメイン)も購入可能です。もっとも、日本料理レストランは値段が高く、毎日行くと僕の場合は破産してしまいそうです…。(笑)
そこで、基本的には自炊をオススメします!TescoやALDI、Lidlといった大手スーパーがあるのですが、さすが農業国かつEU加盟国。ジャガイモをはじめとした野菜類、地元産の肉類、そして乳製品は基本的には日本より安いです。
以下は、この間ALDIで買い物をした際の実際の値段です。
合計12.15ユーロで大体4~5日分の食料を確保できました。このように、自炊していけば日本で生活するより節約することも可能です!
休日の過ごし方
時間 | 詳細 |
09:00 | 起床・朝食 |
10:00 | 洗濯・掃除 |
11:30~12:30 | 中心街へ移動 |
12:30~14:30 | ミートアップなどに参加 |
15:00~16:30 | 買い物など |
17:00 | 帰宅 |
18:00~19:00 | 夕食の準備 |
19:00~19:30 | 夕食 |
19:30~24:00 | フリータイム |
24:00~ | 睡眠 |
こちらが基本的な休日のスケジュールになります。土日にはミートアップが多く開催されており、土曜日はFootball Meetup、日曜日には中心街のスターバックスで行われるJapanese Meetupによく参加しています。
もちろん参加するかどうかは自由なので、郊外の方に出かけたり、日帰り旅行や土日を駆使して近隣国にお出かけしたりすることも可能ですよ!(この辺りは来週以降掲載します!)
アイルランドは上述の通り天気がコロコロ変わるので、外出のスケジュールが立てにくいです。正直、一日中晴れている天気の方が珍しいぐらいなので、外にずっと出るスケジュールよりも屋内の施設の見学を混ぜることや、いざというときはカフェに入り込むスケジュールにした方が快適に過ごせるかもしれないです。
ダブリンでは急に雨がふっと思いきや、30分後にはまた晴れるということも良くあります。(笑)
中心街には無料見学ができる施設が数多くあり、例えば、National Museum of Ireland-Natural History Museum(自然史館)、National Museum of Ireland-Decorative Arts&History(装飾品と歴史館:ここは中心街から少し外れにあります)、National Gallery of Ireland(絵画館)など至るところにあります。
この他にも無料見学ができる施設があるので、ふらっと立ち寄ることをお勧めします!
個人的にお勧めの博物館は、The Irish Emigration Museum(移民博物館)です。学生だと15ユーロかかるので中に入るまでは正直、割高だと思っていました。しかし、中に入ると展示の仕方がユニークでした。
博物館そのものは地下にあり、倉庫をイメージしたようなデザインでした。
以下のような、現代におけるアイルランド移民の状況やアイルランドの近代史など多くのことを学べる場所となっております。
僕が行った時は、大人だけでなく家族そろって見学に来ていた人も多く、子供でも興味思って学べる場所ではないかと思います。個人的にはアイルランドに住む人なら一度は行ってみても損することはない場所だと思います。
また、アイルランド最大のお祭りである「聖パトリックデー」が3月17日に行われるので、その前に行っておいて良かったと思います。また、世界各国での聖パトリックデーの様子も展示されていました。
日本では3月14日と3月15日に東京の代々木公園で「アイラブアイルランド・フェスティバル」という聖パトリックデーに合わせたイベントがあります。アイルランドに興味がある方は必見です!その他、日本各地でイベントがあるようなのでこちらも見逃せません!
アイルランドはインドア派向け
さて今回は一日の大体の流れを記載しましたが、今回の記事で何度か触れたとおり天気が安定しません。
夏の時期は涼しく過ごしやすいですが、冬はどうしても屋内施設で過ごすのが一般的な過ごし方になります。
特に気候も寒い国なので、カフェでゆっくり過ごしたい人や博物館見学が好きなインドア派向けの環境だと言えるでしょう。
次回は、休みの日に行ける小旅行編をお届けします。
北アイルランド(イギリス)のベルファストについてシェアしたいと思います!
では、次回また会いましょう!Slán leat!