英語が聞き取り難いのは当たり前?アイルランド英語に大苦戦… | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

英語が聞き取り難いのは当たり前?アイルランド英語に大苦戦…

公開:2020/02/26 著者:佐々木 由美 403 Views

アイルランドに来てもうすぐ3ヶ月。一般的には、そろそろホームシックが来る時期でしょうか?幸運にもまだその症状は感じませんが、アジアンマーケットで日本食を見ると懐かしく感じます。

つい最近、日本からお米を送ってもらって炊飯器で炊いた後は、日本いるような感覚になり、つい感動してしまいます。

お米の炊きあがった後の匂いは、まさに日本って感じで嬉しさが溢れかえります。アイルランドにもお米はどこでも売っていますが、日本のお米に勝るものはありません。

 

それにしても英語は奥が深いと言うか、難しいな…とつくづく思います。

 

アイルランドの英語はイギリス英語ですから、アメリカ英語に慣れている日本人にとっては、最初苦戦すると聞いていました。

さらに、アイルランド英語は訛っていると言われるので、二重の壁が私を悩ましています。慣れるしか方法はないのですが、短期留学だとアイルランド英語の理解は厳しいだろうな…と感じます。

今回は、アイルランドに来てからの英語学習について綴っていきたいと思います。

 

※上記写真は、セントラル図書館があるILACショッピングセンター。

相変わらず英語は苦戦中

こちらに来て2カ月以上が経ちましたが、未だにアイルランドのネイティブ英語のアクセントが聞き取れず、苦戦しています。

私のフラット(シェアハウスにはアメリカ人やイギリス人とたくさんの方が泊まりに来ますので、英語の比較ができる環境にあります。

 

その中でも、特にアイルランド人の英語は聞き取り難いです。聞き直してもわからず、どうやって勉強するべきか悩んでしまいます…。

 

アイルランドに長く住んでいる方は少しずつ慣れていくと思いますが、私のように限られた期間で英語を習得するのは至難の業ですね。

ですが、勉強するしかありません。機会は逃さず、ただ会話の練習をするのでなく、文法も学校の授業の復習もかかせません。

仕事が見つからないのは、経験がないのも一つの原因ですが、英語力も関係しています。

 

仕事がなかなか見つからないとストレスも溜まってきますが、基本的に私は学生ですからワーキングホリデーの方と違い自由な時間も限られています。

学生は勉学に励むことが必要だと、気持ちを切り替えています。その聞き取り難い英語を聞き取れるようにするためにアイルランドに来たのですし、まずはアイルランド英語を聞き取れるようにならなければ…。

とは言え、分かってはいてもストレスを感じる時があります。アイルランドに住んでようが日本に住んでようが、ストレスは存在します。

 

勉強するなら図書館に限る!

 

日本では、2年ほど住んでいた小さな1Kアパートが私のお城のような存在でした。誰にも邪魔されず、好きな時に寝て、テレビを観て、パソコンを使ってはたまの休みも充実していて、まさに心の休まる場所でしたね。

リフレッシュして次の日も仕事に行こうと気持ちを切り替えられます。当時掛け持ちしていた習い事も根気よく続けることができました。

では、アイルランドでは私の心の休まる場所はどこかというと…「図書館」です。前回でもご紹介したシティセンターにある「ILAC LIBRARY(セントラル図書館)」です。

 

こちらの図書館は町の中心を走るHenry Streetにあるので、アイルランドに来て間もない方には、利便性が高くもってこいの場所でないでしょうか。

 

友達を作ることにも時間がかかり、生活費のために仕事を探したり、宿泊先を探したり、学校までの道やバス停を覚えるのに時間を費やしたり、アイルランドに来るとやることがたくさんあります。そのため、肝心の勉強に身が入らなくなる時があると思います。

私はこのままでいいのだろうか…とかネガティブなことしか考えない時もあって、その後に決まって、時間を無駄に過ごしてしまったと後悔することがありました。日本でも集中したい時は図書館に行くことは何度かありました。

正直、日本にいた時と行動パターンは変わりませんが、図書館に来る人は多国籍です。当然ですが、図書館に来る度、「ここは日本じゃないんだ。」と圧倒されます。それでも席を探しては、怠けた分を復習し直します。

 

→ 図書館は色々な国籍の人が勉強している。

 

テスト勉強のためにだけでなく、日々の英語の勉強のためにここ来ています。もちろん私の狙いは英語だけではありません。日本にいた際、韓国語も多少ですが習っていました。使える言葉は多ければ多いほど多彩な人たちと交流ができますし、自分の可能性が広がります。

アイルランドでも、日本語を勉強しているアイルランド人に会いました。相手がどうであれ、自分は自分の目的を達成することが絶対条件です。

基本誰でも図書館を利用することができますが、こちらでも館内は静かに利用するのがルールです。たまに居眠りしていたり、使用者らが言い合いをしていたりする時がありますが稀です。

 

私も既に何度か来ていますが、新聞読んでいたり、パソコンを使用していたり、勉強していたりと、この辺は日本と変わりません。

私は特に英語のいろんな分野の本を借りて読んでいます。カードは身分証明証(ID)と住所証明があれば誰でも作れます。IDはパスポートなどあれば十分ですよ。基本3週間借りることができます。

たくさんの本がありますから、本が好きな方やお金を節約したい方には良い場所です。学校では知ることのできない知識も、ここで本やパソコンを使うことによって、より知識を深めることができます。

 

→ 本の貸し借りはセルフサービスで行います。

 

日本と多少違うのが、本の貸し借りがセルフサービスでもできるというところです。こちらの写真で分かると思いますが、本のバーコードをスキャンして借ります。手続きが完了すると、レシートが出てきますので返却日を確認しましょう。返却の際は隣のポストのようなボックスに入れます。

閉館時間が近い時は、セルフで行うと良いと思います、私も一度トライしましたが、意外と簡単でしたよ。どこに行っても英語とアイルランド語表示ですので、無意識に見ているうちに慣れてくると思います。

なお、水筒などの飲みものは持ち込み可能なので、日曜日以外は暇な時間に図書館でリラックスするのも悪くはありません。

 

現在、私は英語の初歩の本で発音の練習もしています。「th」と「s」の発音の違いなど日本語にはない発音の解説や、初歩の本にもたくさんの英単語や文法が記載されていますので、基本に戻って勉強し直す点もすごく大事なことだと思います。

図書館のカードを作る時や質問などする際、アイルランド英語が聞き取れなくて複雑に感じることもありますが、自分が現在まで習ってきた英語で十分通じるレベルです。

翻訳機を使うことも悪くはありませんが、自分の口から出した言葉ではありませんので ”How can I get a Library Card?” と受付の方に話しかけてみましょう。私の時も相手の英語が聞き取れない部分もありましたが、最終的にはカードをゲット出来ました!

 

図書館では、CDやDVDも借りることができますので、オーディオ機器を使った自習にも効果的です。

それと、勉強しながら私は周りをちょこちょこ見ています。どんな人たちが図書館に来ているんだろう?と気になるもので…。(笑)

周りをキョロキョロしているアジア人がいたら、それは私かもしれません。

 

セルフスタディー(自習)は大事

まだ寒いせいか、週末はフラットでのんびりと過ごすことが多いです。以前は、積極的に交流イベントに参加して、英語のリスニングを頑張っていました。しかし、「新たに単語や文法を勉強していないのに、どうやって英会話が堪能になれるんだ?」と気付きました。

そのため、平日に参加できる時に参加し、週末は自習に時間を費やすことにしました。フラットにゲスト滞在者がいれば、会話の練習ができるので、ゲストが来ている時は積極的に会話に入るようにしています。あと、週末外出を控えると、節約にはなりますね。日本にいた時と変わらず、家にいることも私は好きです。

節約のためもありますが、以前よりは普段の食事の内容も変わってきました。基本、自炊がメインですが、お腹いっぱいになると眠くなるので、ランチの量も減らして勉強に集中できるようにしています。しかし、正直量が足りません…。(笑)

 

→ とある日の自炊ランチの写真。目玉焼きご飯、コチュジャン付き。

 

本当は卵かけご飯が食べたいですが、こちらの卵の衛生面は日本より優れてないので加熱して食べなくてはいけません。お腹こわしたら大変ですからね…。でも、卵かけご飯を食べたいですね。日本ではキムチや納豆を入れて、よく食べていたのを思い出します。

デザートとして、洋ナシやリンゴを食べて満足します。ちょっと寂しいですけどね…。ですが、体調不良にならなければそれで良しです。外食は高いのもありますが、私には味が濃すぎて食べられないのもありました。

塩分がたくさん食事に含まれているのは、健康にはよくありませんね。高くて味が濃すぎるなら、自分で自炊した方がお得です。

 

→ スーパーで買った洋ナシをデザートとして頂きました。

 

海外で生活していると、食品からも単語を学ぶこともできます。後は、自分が普段の会話の中でいかに勉強した単語を使いこなせるかですよね?調理中は、台所用品など基礎単語などを勉強しています。

フラットのオーナーからは、初歩の単語も勉強しなさいとよく言われたので、図書館で初心者向けの本を借りては発音をチェックしながら、自然に口からその単語が出てくるように、ぶつぶつ独り言を言いながら練習しています。

たわいもない会話こそが自然に英語が話せるようになる大事な材料だと思うので、フラットのオーナーともよく話すようにしています。人によって勉強の仕方は違いますが、自分が少しでも疑問に思うこと、納得していないなら、勉強の仕方を変えるしかありません。

 

地道に英語の勉強を継続するしかない

英語の勉強は、地道に勉強していく他ありません。それでも、大人になってからの勉強はきっと現在の自分をより、大きな存在に変えてくれるものだと私は思っています。

一言であっても相手に何か聞くことができれば、相手は返事を返してくれます。今までできなかったことができたということは、その日の前の自分とは違います。

日々、考えさせられますよね。私もより勉強に励んでいきたいと思います。

 

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