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アイルランドも新型コロナウイルスでパニック!スーパーは大行列!トイレも封鎖!

公開:2020/03/25 著者:佐々木 由美 532 Views

こんにちは。もうすぐ4月になるんですね。日が経つのはとても早いです。

新型コロナウイルスによって沢山の方が亡くなり、世界では入国制限するなど大変ショックなことばかり起きています。ここアイルランドでも沢山の感染者が出て、みんな不安が募っています。

 

私の通う語学学校も休校となり、現在はお家で勉強している状況です。

 

どんな状況下であっても、私は英語を勉強するためにここへ来たのですから、あるとあらゆる手段で英語を上達させなければいけないと強く思っております!

でも、ショックですよね…。少しでも英語を話せる機会を奪われるのは、学生の私にとってはとても辛いことです。

今回はアイルランドのコロナウイルスの影響について、身近な日常から報告したいと思います。

スーパーの大行列

先週の土曜日に近所のスーパーへ日用品を買いに行ったのですが、何やら行列ができていました。もしかして、並ばなくてはいけないの?少し前にも来たのですが、その時は外で並ぶことなんてありませんでした。

感染者が増えたからでしょうか。コロナウイルスの事態は深刻になり、お店側も自分たちの健康を守るために出入口を一定の場所にして、お店に入店できる人、風邪を引いている人を入店させないようにギラギラした目で見ていました。

店員の方からは、感染力が強いためにビニールの手袋をはめるように言われました。冒頭の写真がスーパーから渡されたビニール手袋をしたし写真です。

 

→ スーパーに並ぶ人々。並んで入店を待つしかありません。

 

土曜日ということもあり、次から次に買い物客が来ていました。「逆に行列を作って待ってる方が危険なのでは?」と思いましたが、私も当日はどうしても買わなくてはいけないものがありましたので、そのまま並んでいました。

みんな大きなエコバックを2~3枚は持っていたので、買えるだけ買うんだろうなと周りを見ていました。幸い、食料品は前日に別のスーパーで大量に買うことができましたから、食料品の心配はありませんでした。

学校の休校が延長したら、再びスーパーでまとめ買いしなきゃな…と思っているところです。予定では今月末辺りまでの休校ですが、さらに延長になったら色々と厄介です。

 

学校のクラスメイトには仕事を掛け持ちしている子もいて、仕事が休みになっているのなら生活費とか払えるか不安になりますよね…。ワーキングホリデーで来ている人は、仕事がストップしている人が殆どだと思うので、本当に不安だと思います。

パブでさえもお休みにしているところも多く、生活が不安になっているのは学生だけではありません。今回のコロナウイルスで私たちの生活や、世界中の経済にも大打撃を受けました。

私は仕事をしていませんので、そこは気にする必要はありませんが、学校が予定通り再開して通学できるのかどうかが心配です。

 

トイレも封鎖!?

外で並んでスーパーへの入店を待っていたのですが、肌寒かったのでトイレに行きたくなりました。入店したら真っ先にトイレに行こうと思ったのですが、なんとトイレが封鎖されていました。

ちょっと異常な気もしますが、この状況を考えたら仕方ないのかな…と我慢することに。

後から後から沢山の人が列に並んでいくので一度家に帰ろうかと思いましたが、いつの間にか入り口前まで来たので、中に入れるのを待っていました。結局、トイレは最後まで我慢することに!

 

周りをよく見ると、アジア人は私だけでひときわ目立ちました。ここは郊外になるので、アジア人はあまり見かけません。前の人との間隔を開けなければいけないので、誰かに話しかけることはできませんでしたが、会話を聞くことはできました。

日本でも同じだと思いますが、人込みの中で咳をしようものなら周りの人は警戒しますね。今回のコロナウイルスに限らず、インフルエンザがピークの時でも人々は敏感になりますよね。

今回のコロナウイルスの感染力はかなり強いために、ここアイルランドでも沢山の人が予防のためにマスクをつけはじめました。ネックウォーマーを鼻に被せている人もいました。

 

普段は風邪を引いてもマスクなどつけないヨーロッパの人でも、今回のコロナウイルスに関しては危機感を持って対応にあたっているといったところでしょうか。

 

休校中の私の日常

私もコロナウイルスを必要以上に恐れるのはもう個人的に嫌なので、予防できることがあるならきちんとして、規則正しい生活をすることにしようとここ最近考えるようになりました。

私にとっては学校に通えないのが一番辛いことですが、アイルランド政府が定めたことですからどうにもなりません。でも、長い休みの中で自分が学校に行けなくてもやるべきことはそれなりにあります。そして、時には厳しい状況の中でもやらざる負えないことってたくさんあります。

今回、この2週間の休みの中で色々と考えさせられることがありました。学校が休みならどう勉強するか。また、友達はどう過ごしているのか。

 

外国人の友達に電話してみるのも、リスニングの勉強になりますよ!

 

私にとって電話が一番難問です。電話特有のノイズによって聞き取り難いこともあります。ですが、ノイズの中での英語が聞き取れるようになってくると、リスニング力にも相当自信が持てるようになります。

机に向かっての自習はもちろんですが、それだけだと英語の勉強としては足りないので、コミュニケーションを取る部分に関しては、友達との電話トークを活用している感じです。

あとは、気晴らしのために公園に散歩に行ったりもしていますが、朝からみんな散歩に来ています。少しでも今のこの状況からすっきりしたいと思うのは私と同じようです。

 

→ 多くの方が自宅待機状態で体が鈍るため、朝から公園に散歩に来ています。

 

ワーキングホリデーで来ている子の実情

アイルランドで出会った私の韓国人の友達もワーキングホリデーで来ており、彼はカフェで働いています。カフェから連絡が来るまでは、仕事が無い状態だそうです。レストランやカフェで働いている子たちは、休んだ分の給料は当然入ってこないので、相当きついと思います。

また彼らの職場は英語環境で、お金のことだけではなく英語の勉強になるので、二重のショックですよね。私ももしアルバイトをしていたら不満が溜まります。

でも、こんな時にこそ冷静に物事を考える必要がありますよね。こうなってくると、全員が同じ条件なので、もはやジタバタしても仕方がありません。

 

資金が厳しくなっている子や、アイルランドでの先の見えない生活に見切りをつけたワーホリは、続々と帰国しているようです。

 

私としては、意外にのんびり過ごしている暇はありません。学校が休校になる前日、テスト勉強をしていましたが、金曜日から休みになったので、幸運なことにテストは受けずに済みました。しかし、休み明けにテストが間違いなくあるはずなので、広範囲のテスト勉強も必要になります。

私は、ちょうど今が中学生の後半レベルの勉強をしています。当たり前ですが、説明も授業もすべて英語、ここ最近ようやく私のフラットのオーナーの会話も少しずつ聞けるようになってきたので、聞き慣れることって重要なんだな…と分かりました。

アルバイトの職場では、毎日たくさんの専門用語や早口で会話をする時もありますし、色々な人種のお客様とコミュニケーションしないといけないので、彼らは英会話が成長するのが早いです。

 

アルバイト先は、ワーキングホリデーの子たちにとって、英会話力を伸ばすための場でもあるので、現状はキツイ状況だと思います。

 

語学学校が再開されるのを祈って待つのみ!

現在、ダブリン中心部では多くのお店が閉まり、静まり返っていて寂しい限りです。この状態がいつ正常化するのか、現状では検討がつきません。

予定では、3月30日(月)から学校が再開する予定ですが、予定通りの再開を祈って待つのみです。

同時にサマータイムも始まりますから、時間を間違えずに朝起きないといけません。

 

昔は学校なんて嫌いでしたが、自分がお金を貯めてアイルランドに来て英語を勉強しに来たこともあって、学校に行けないことがこんなにも辛いと感じたのは生れてはじめてです。

 

学校で学ぶことの大切さを感じられたことも、またコロナウイルスの影響です。学校が再開したら、学校生活を1日1日噛みしめて送りたいと改めて思っています。

何にせよ、予測もしなかったことが起こるのは日本にいてもあることです。一日でも早く、春らしい穏やかな日々を迎えられるといいですね。

 

→ アイルランドに来て桜を見ることができました。季節はもう春です。

 

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