アイルランドは豊かな自然と古くから伝わるアイリッシュ文化が有名で、ワーキングホリデービザ制度を利用して1年間現地での生活を楽しむことができます。アイルランドは国土の多くが牧草地で覆われていると言われており、エメラルドの島と呼ばれるほど美しい街並みや風景が広がっています。ワーキングホリデー以外にも、高い教育水準とその魅力的な文化に惹かれて、多くの留学生が毎年アイルランドに渡航しており、落ち着いてのんびりと過ごしたい方に最適な留学地です。
アイルランドワーキングホリデーの特徴
アイルランドのワーキングホリデービザ制度は、以前までは25歳までの若者のみ渡航が許されていました。しかし、現在では他国と同様に18~30歳までの年齢層まで申請資格が開かれているため、以前より一層渡航しやすくなったと言えます。ここではアイルランドのワーキングホリデー制度についてご紹介します。
項目 | 詳細説明 |
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申請資格 | 1. 申請時を含み、現在日本に居住していること。 2. 一定期間(最長1年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること。 3. 申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること。 4. 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと。扶養家族に申請資格がある場合は、それぞれビザ申請しなければなりません。 5. 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること。 6. アイルランド滞在中、宿泊費等を含めて生活に必要な資金を有すること 7. 以前に「ワーキング・ホリデープログラム」でアイルランドへ渡航した経験がないこと。 8. 健康かつ、犯罪歴が無いこと。 9. 医療保険に加入すること。 |
ビザ発給制限数 | 年間400名 |
申請時期 | 年に数回の申請受付 ※受付時期についてはアイランド大使館のホームページから確認が可能です。 |
申請方法 | アイルランド大使館より申請書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送にて申請。 |
就労 | 1週間に最大39時間まで |
就学 | 期間の定めなし |
※こちらの内容は、変更になる場合もございます。必ず申請前にアイルランド大使館のホームページよりお確かめください。
アイルランドワーキングホリデーの魅力
アイルランド人は英語を母国語として話し、アイリッシュパブでお酒や音楽を楽しみながら交流を深めることを好む気さくな人柄が特徴的です。他国と比べても教育水準は高く、のんびりとした生活ながらも都市部では様々なものが手に入る住みやすい国として有名です。ここではアイルランドでワーキングホリデーをするにあたっての魅力をご紹介します。
1.高い教育水準と日本人の少ない環境
アイルランドは、教育に力を入れている国として知られており、高い大学進学率が特徴です。そのため、高い教育水準を誇る大学や小~中学校、語学学校などで、留学生が受講できるコースが用意されています。広大なキャンパスが特徴であるトリニティカレッジ(ダブリン大学)は、過去数多くの著名人を輩出する名門校であり、大学周辺はもちろんのことダブリン全体にアカデミックな雰囲気が漂っています。日本人も少ないため、質の高い授業を受けながら、国際交流を楽しむことができます。
2.人懐っこくフレンドリーなアイルランド人
アイルランド人と言えばアイリッシュパブというくらいに、現地ではパブ文化が非常に発達しています。仕事が終われば友人や家族で食事をしながらお酒をたしなみ、アイリッシュ伝統音楽が流れる場所で楽しいひと時を過ごしています。アイリッシュパブで外国人に会うと、気さくに話しかけてくれるところにアイルランド人のフレンドリーさが表れています。アイルランド人との交流はもちろん、様々な情報が手に入るアイリッシュパブは、留学した際は必ず行っておきたいスポットです。
3.豊かな自然と観光スポット
アイルランドのナショナルカラーは緑となっており、国土の多くがその名の通り緑に覆われている国となります。首都ダブリンをはじめ、コーク、ゴールウェイなどの市街地でも都市と自然が共存する美しい街並みを楽しむことができます。観光スポットも自然を中心としたものが数多く存在しており、火山活動によって形成された石柱群であるジャイアンツ・コーズウェイや、海岸の断崖にそびえたつ古城跡地など、アイルランドの辿ってきた長い歴史を感じることができます。アイルランドという留学地は、都会の雑踏を避けて自然が好きな人にとって適した環境です。
4.ケルト文化が根付く国
ケルト民族はローマ帝国や中央ヨーロッパのゲルマン民族に追われ、西へ移動してきた民族として知られています。アイルランドに渡ったケルト人は、現代までに残る優れた音楽や文学、芸術を残しています。その独特の感性は現代においても様々な映画作品や音楽に影響を与えており、映画ハリーポッターや、世界的に有名な歌手であるエンヤなども影響を受けています。特に西アイルランドのゴールウェイではケルト文化の中心として知られているため、ダブリンから足を伸ばしてケルト文化を満喫しに行くことができます。