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【留学体験談】マルタ留学って実際どうなの?語学学校、生活環境、英語、施設などを徹底検証!
2017年3月、大学生2年生の春休みにマルタに留学した青山陽香さん。前回のインタビューでは、留学前のお話やマルタの魅力・観光地について教えていただきました。
インタビュー前半をまだチェックされていない方はこちらをどうぞ!
【参考記事】
【留学体験談】マルタ留学のメリット・デメリットをマルタ留学経験者に全部聞いてみた!
今回の後編インタビューでは、語学学校や現地での生活、さらに留学全体を振り返ってみて青山さんが思うことなどをたっぷりご紹介していきます!
目次 [非表示]
語学学校(IELS)を選んだ決め手は?
神谷
語学学校はIELSに通っていたとのことでしたが、どうやって決めました?
青山
日本人の割合と立地で決めました!日本人が少ない学校が良いなと思っていていろいろ調べた所、他の語学学校は日本人率10%程度なのに対して、IELSは3%しかいなかったのでいいなと思いました。あと、学校がスリマにあるのもいいなと思って選びました。
※学校の国籍割合は週ごとや時期ごとに大きく変わりますので、日本人の割合もあくまで目安の一つとして選ばれると良いと思います。
神谷
どうしてスリマにある学校が良かったんですか?
青山
落ち着いて静かな雰囲気があるからですね。セントジュリアンズという場所が一番語学学校の多い地域みたいなのですが、そこはクラブが結構多くてある意味にぎやかなイメージがあったんです。私はそういう雰囲気はあまり得意じゃないので…。(笑)実際行ってみたら本当にクラブが多く、比べてスリマは静かな雰囲気だったので、スリマにある語学学校にして良かったと思います。
神谷
スリマはロケーション的にはどうでしたか?
青山
バッチリでした!セントジュリアンズの学校は避けたのですが、セントジュリアンズ自体は有名な観光地なのでよく行っていました。IELSがあるスリマから徒歩30分くらいの距離です。また首都のバレッタも対岸にあって、スリマから船かバスで10分くらいでした。スリマには大型のショッピングモールもあったので、ロケーションはバッチリでしたね。
トム君
マルタの中心地、繁華街はセントジュリアンズという街で、マルタの語学学校はそこに集中しています。一方、スリマはセントジュリアンズから少し離れた場所にあって、お店が立ち並ぶショッピングエリアです。ちなみに、首都のバレッタは元要塞という立地と建物なので、お店やホテルなどは少ないよ。
IELSの授業について
神谷
語学学校はどんな雰囲気でしたか?
青山
先生はしっかり真面目な雰囲気だったけど、学生は割とふざけていたり、思っていたよりもゆるい感じでした(笑)マルタの語学学校は、日本人がイメージする「学校」よりもゆるいのかな?と思います。ただ授業中は先生がきっちりコントロールしてくれていたので、ちゃんと英語で話して勉強もちゃんとできましたよ。
神谷
学校でのスケジュールはどんな感じでした?
青山
私は週に20時間の普通のコースを選んで、午後から1日4時間くらい授業を受けていました。最初にスピーキングのクラスを1時間半1コマ受けて、その後にリーディングのクラスを2コマ受けていました。
トム君
語学学校は、通常 週20レッスン(1日4コマ*5日)や週30レッスン(1日6コマ*5日)など1日の学習時間数が選べます。自分の費用や希望に合わせてコースを選びましょう!
神谷
授業中はどれくらい英語を話す機会がありましたか?
青山
スピーキングの授業はペアで話す時間の後に、みんなでディスカッションの内容について先生にあてられて話す機会があって、かなりたくさん喋るチャンスがありました。リーディングの授業でもたまにあてられますが、やっぱりリーディングメインなので、そんなに話す機会はありませんでしたね。
神谷
クラスはどう分けられていたんですか?
青山
入学日に受けるテストで英語レベルを測って、自分の英語力に合ったクラスで勉強する形でした。IELSでは毎週金曜日にミニテストを受けて、その結果を元に先生と相談して、次の週のレベルを決めていました。
神谷
クラスのレベルは青山さんにあっていましたか?
青山
はい、十分ついていけるレベルだったと思います。もしついていけないなと思ったら相談して下げてもらえるので、そんなに心配はありませんでした。私は4週間だけだったので、ずっと同じレベルのクラスにいました。
神谷
クラスには何人くらい生徒いました?
青山
スピーキングは10人、リーディングは12人のクラスでそんなに大人数ではなかったです。
神谷
そのうち日本人はどれくらいでした?
青山
スピーキングのクラスには日本人は私だけでした。あと韓国人がもう1人いるだけでアジア人は他にいなかったです。リーディングのクラスにはもう1人日本人がいました。
神谷
IELSには「母国語使用禁止ルール」はありましたか?
青山
んー、なかったと思います。授業中はもちろんきちんと英語で話さないといけませんでしたが、休み時間は何語で話しても大丈夫なところでした。
トム君
母国語使用禁止ルールとは、「英語以外はしゃべっちゃいけません!」というルールです。学校によってルールの運用はまちまちなのですが、一般的には「授業中は英語だけ喋りましょう!」という学校が多いですね。一方、特にこのルールが厳しい学校だと、授業外やランチなどの休憩時間でも英語しかしゃべってはいけません。
学校での交友関係について
神谷
留学前に日本人が3%いると聞いていたそうですが、実際学校全体には日本人はどれくらいいましたか?
青山
ん~、3%以上はいた感じがしました。ちょうど春休みの時期だったので、日本人の学生がたくさん来ていたのかもしれません。あと、休み時間になると日本人が固まるので余計多く見えたのかも!?実際クラスには全然いなかったので、感じたよりは少ないのかなと思います。
トム君
語学学校では入学時にテストを受けて、自分のレベルに合ったクラスへ入ることができるよ!ちなみに、日本人の留学生はだいたいみんな同じような英語レベル(初級~中級)であることが多いので、その初級~中級レベルには日本人の割合が多くなっちゃう傾向があるよ。日本人のクラスメイトを減らしたい人は、日本で事前に勉強したり、フィリピン留学→マルタ留学の「2カ国留学」したりと留学プランを検討しよう!
神谷
学校の生徒は国毎に固まってましたか?それともいろんな国籍の人が混じって、みんな仲良くしていましたか?
青山
大体国ごとに固まってたかなぁ。私も日本人と一緒にいることが多かったけど、韓国人ともたまに遊んだりしていました。
神谷
他の国の人と仲良くなる機会はありませんでしたか?
青山
はい、ありました!ただ、私自身飲み会が苦手なのもあって、あんまりそうした場所には参加しませんでしたね。あとは、みんなで旅行に行こうという話もあったのですが、私がマルタに1カ月しか滞在していなかったので、みんなとスケジュールが合わず行けなかったのがちょっと残念です。
神谷
学校には同世代の人が多かったですか?
青山
はい、20代くらいの比較的同年代の人たちが多かったです。ただ、たまに結構上の40代くらいの人もいました。
神谷
仲良くなった日本人の方とはどう知り合ったんですか?
青山
入学日が一緒だった子や、クラスメイトの韓国人に紹介してもらって知り合ったと思います。
神谷
アクティビティには参加しましたか?
青山
はい、土日のアクティビティには何回か参加しました。マルタ共和国は、一番大きなマルタ島、次に大きなゴゾ島、そしてかなり小っちゃなコミノ島の三つの島で成り立っているのですが、そのゴゾ島の観光アクティビティに参加しました。マルタ島自体も小さいので、留学生は必ずゴゾ島へ1回は行くことになると思いますよ!
神谷
平日のアクティビティには参加しましたか?
青山
平日にもアクティビティ自体はあったんですが、映画鑑賞会とか観光系ではないアクティビティだったので私は参加しませんでした。
神谷
どれくらいの人が参加してましたか?
青山
そんなに多くなかったです。15人くらいかな…。毎週のように観光のアクティビティを開催していたので、日によって分散していたと思います。
トム君
青山さんが通っていたIELSについてもっと知りたい方は、コラムの最後をチェック!