マルタの日本食レストラン ‘Tokyo Fried House – 東京揚屋’ を紹介
海外留学の中でマルタは、日本国内ではそこまでのメジャーではありません。
観光地としても日本ではそこまで聞きませんし、単純に国として見た時に規模が小さいこと。
そして、日本から渡航することを考えると、多少距離的に遠いこともあるかも知れません。
しかし、だからこそ日本人留学生が少なく、穴場の留学地とも言える国がマルタなのです!
マルタと言う国は、ヨーロッパ圏の人々から取って見ると憧れのバカンス地です。日本人からしたら、沖縄やハワイに近い感覚かも知れませんね!
私はマルタに移り住んで約2年が経過しましたが、日本食レストランを経営しています。普通の観光客や留学生では気付かないマルタの魅力を体感してきました。
今回は、現地目線でマルタの魅力を語ります。また、私がマルタに移住したキッカケや日本食レストラン以外の活動などもご紹介したいと思います!
マルタはヨーロッパ有数のリゾート地!
マルタ共和国は地中海に浮かぶ3島からなる独立国で、イタリア最南の島、シチリア島のさらに南の沖合約 90 キロの距離に位置します。
日本との 時差は8時間(サマータイム中は7時間)。
ヨーロッパ有数のリゾートとしても有名で、年間約150 万人が美しい景色やビーチを求め訪れています。
移住先として超富裕層・富裕層からも人気があり、第二のモナコとして不動産売買等も含め注目されています。
土地面積は淡路島の約半分の小さな島国ですが、人口40万人に対して観光客は150万人。留学生の姿や移民者も多く、街を歩けば様々な国籍の人に出会えます。
また、データによるとマルタは猫の住む島としても有名で、島内には80万匹もの猫が住んでいるそうです。猫たちは住民によって手厚く保護されており、街の至るところで餌やりをする姿もしばしば。猫がよく集まるスポットも点在しているため、観光がてらにちょっと覗いてみるのもいいかもしれません。
晴天率が高くバカンス地らしい気候
ヨーロッパ随一のリゾート地とあって、透き通るような青い海と併せて晴天率も高い温暖な気候です。
特に5月中旬から9月までは雨がほとんど降らずカラッとした天気が続きます。そのため、日差しは日本と比べ物にならない程眩しいので、日中はどこへ行くにもサングラスが必須です。
また、日没時間が大体日本より2~3時間程遅く、サマーシーズンは夜9時頃まで日が落ちません。
しかし、マルタは年中温暖な気候な訳ではなく、日本と同様に「四季」が存在します。
11月から春先にかけては、厚手のジャケットやダウンジャケットが必須。
「リゾート感覚で留学に来て、いざ到着したら超寒かった!半袖しかない!上着持って来れば良かった…。」という日本人留学生の声もよく耳にします。
どのシーズンにマルタ留学しても、念のため薄手のダウンジャケット等を持参されることをお勧めします。レストランなどの屋内施設では、冷房が効きすぎている場所も多いです。
マルタは治安が良く観光地巡りも最高!
マルタはヨーロッパの中でも比較的治安の良い国なので、日本人の思う最低限の注意を払えば盗難等に遭うことは少ないかと思います。
また、大通りや人気のある道路沿いであれば夜間の女性の一人歩きも問題ないので、うっかり遅くなってしまっても安心です。
しかし、旅行客を狙ったすり集団の多いクラブ街で有名なセントジュリアンのパーチャビルや、人の密集するバス内、マルサシュロックのサンデーマーケットなどでは要注意。
観光地として最も有名なのは、マルタの首都でもあり街全体が世界遺産に登録されているヴァレッタ。長い戦争の歴史がある中で、現在も教会やマルタ騎士団の宮殿をはじめとした数多くのバロック様式建造物や、毎日12時と16時に発射される大砲台など、中世ヨーロッパの風景が色濃く残されています。
マルタの主な公共交通機関はバス。乗車する際に運転手に「1 ticket please.」と言うとチケットをその場で渡してくれるので、1.5ユーロ(ハイシーズン時は2ユーロ)を支払ってください。また、このチケットは発行されてから2時間以内であれば何度でも利用出来るので、チケット1枚で大体の観光スポットへ向かえます。
長期滞在される場合は 回数券のバスカードの購入や、学生ビザを申請する方でしたらバス会社の窓口やオンラインから申し込むと、より格安でバスを利用することが出来ます。
なお、マルタには付加価値税がありますので、旅行者でも負担しなければなりません。
付加価値税は18%。また、食料品を中心に一部のモノは形減税率が設定され、 0~7%となっています。また、一定の条件を満たすと、払い戻しが受けられます。
具体的には、免税店 実施1 店舗あたり 1 回の購入金額が 一定額以上に達した時、会計時にパスポートを提示し、レシート・払戻書類を受け取ります。ただし、払い戻しを受けるためには、マルタ出国時に購入した商品が未開封・未使用であることが条件です。
出国時の搭乗ゲート近くにある空港税関で、パスポート・レシート(原本)・払戻書類・未使用・未開封商品を提示し、スタンプを押してもらいます。あとは現金・クレジットカード口座振込・銀行小切手から払戻方法を選ぶだけです。
マルタの食はシーフードがオススメ!
マルタ料理と言えば、リコッタチーズをパイ生地で挟んだ『パスティッチ』やウサギ料理など有名ですが、 地中海に浮かぶ島なだけあって、シーフードを取り扱うレストランは250店舗以上存在します。
ただ、味付けが単調で盛り付け重視のお店がほとんど。 近隣のイタリアをモチーフにしたイタリアンが多いが、イタリア人からすると「これはイタリアンじゃない!」というレベルのお店が多いのも現状です。
勿論、シーフードをはじめ美味しいレストランは、探せばいくらでも存在します。弊社の運営する日本食レストランを訪れた方から、「オススメのピザ屋さんは?」、「マルタ料理で有名な店は?」といった質問をよく頂きます。
情報収集も兼ねて、マルタにお越しになった際は、是非弊社が運営する『Tokyo Fried House』にお越しくださいね!
マルタ人が料理に併せるのは、大抵よく冷えた白ワインかビール。マルタにはマルタ独自のワインを製造するワイナリーやビール工場が存在し、弊社を通じて予約すればワイナリーやビール工場見学も可能です。
また、マルタで90年の歴史をもつ『CISK』は、スッキリとした喉越しでマルタの気候にピッタリ。どちらもお土産としても人気です。
マルタの住まい事情に関して
マルタでは賃貸をする場合、夏と冬の価格相場が大きく異なります。 ヨーロッパに住んでいる人たちが、春~夏にかけて長期バケーションを取りマルタに住むことが多く、夏の間に物件を探すことはなかなか大変です。
しかし、オフシーズンの秋~冬に1年契約すると家賃は安く済むことが多く、同じ間取りの物件でも値段が2~3倍変わる事もあります。
通年を通して、家賃相場は東京とほぼ同等とお考え下さい。不動産の賃貸や売買については、是非弊社に日本語でご相談くださいませ。
【番外編】マルタでビジネスを行いたい方
長期滞在の場合はビザが必要となります。最初の3ヶ月までは無査証でいられますが その間に会社設立、事業主ビザの申請、ID取得という手続きが必要になります。ビザは1年毎の更新です。
どこの国でもこういった役所手続きには時間がかかりますので、6ヶ月かそれ以上くらいを考えていた方がいいです。また、現地での銀行口座開設は ID番号が必要となります。まずはビザを取らないとIDは発行されません。
順番としては、会社設立(登記)−労働局に事業主としてビザ申請、就労許可がおりたら移民局にID申請、ID受け取りまで3~4ヶ月と言ったところです。
納税については、法人税が35%、VAT(消費税)18%が基本的にかかります。その他、家賃、人件費、設備投資費、 弁護士・会計費等が毎月かかってきます。
マルタは「ほぼ」タックスヘブンと言われている所以に、還付制度があります。外国法人でマルタに支店を出す場合、法人税は約5%となります。一度35%支払って、翌年還付されるという制度です。
これには一定のルールがあり、マルタで設立した企業で雇用主がマルタ在住である場合は適用されません。実質どのような手続きを取るかは、弊社に依頼することをおすすめします。
また、マルタで学生ビザ・学生就労ビザ・就労ビザ・永住権を得ることは可能です。
しかし、申請には不動産の賃貸契約を含め一定の条件が必要です。
こちらも併せて弊社にお問い合わせ頂ければ、各種ビザ・ビジネスのサポートを行っております。
マルタを起業場所に選んだ理由
日本では大阪・名古屋で美容院の運営、アパレルショップ、エステ器具の販売、飲食店投資していた私がマルタで起業すると決めた際、「なぜ無名のマルタなのか?」とよく聞かれました。
簡単にすると下記の理由からです。
治安が良く、これらの条件を満たす国は、マルタ共和国くらいでしょう。調べられる範囲で調べてみた結果、マルタは知れば知るほど可能性が満ちています。
例えるなら、「第2の沖縄やハワイやモナコを今なら私が作る事ができるのではないか?」と思いました。
しかも表立って日本人相手に商売している方々は少ない。ほぼ全ジャンルの業種で先駆者利益が取れる可能性が非常に高い。
既にハワイなどのビーチリゾートで成功しているモデルを持ってくれば、大きく失敗もし難いだろうし、当たればかなり大きく、ローリスクハイリターンが見受けられる。
また、国自体が小さいので、政府関係者などへのアプローチがしやすいと考え、マルタをビジネス拠点に選んだという流れです。
弊社がマルタで行っている事業やイベントの紹介
マルタで会社を設立してから2019年の夏で約2年、まずは日本食レストランを繁華街セントジュリアン、PACEVILLEで運営を開始しました。
日本人が集まりやすいコミュニティの場としての役割も「Tokyo Fried House」が大きく担っております。「Tokyo Fried House」を通して、マルタに日本人街を作るために尽力しております。
マルタでの日本食のイメージが寿司に偏っているのもあり、マルタにある日本食料理屋の大半のお店が「なんちゃって寿司屋さん」なんです。
そこで、2018年春に私自身の好物でもある揚げ物、トンカツや唐揚げをはじめとした揚げ物専門店居酒屋としてオープンさせました。
その後、お客様の要望に応えてラーメンや寿司と続々とメニューが増えていき、現在はマルタ唯一の総合居酒屋として運営しております。
更に今年からはマルタの各地で開催されている音楽フェス等のフードブースにも精力的に出店し、通常メニューには無い焼き鳥などといった、いわゆる日本のお祭りメニューも販売しています。
今後はウエディング等でのケータリングや他事業や企業とのコラボレーション等、様々な角度で日本食の魅力を伝えていければと計画中です。
また、飲食店運営だけでなく、Sliema(スリーマ)にある美容室にて、日本人向けに美容師としてのサービス提供(カット・カラー・パーマ等)、マルタでのウェディングフォトの撮影やアテンドを行う事も可能です。
「観光客が知らないようなインスタ映えするポイントに連れていってほしい!」、「日本語で車を運転してくれる方にマルタを案内してほしい!」、「マルタっぽい景色を背景で撮影してほしい!」などほとんどの要求にお応えする事ができるかと思います。
その他、マルタに移住や起業した経験がある数少ない日本人として、以下のサポートも可能です。
現在のマルタはバブル期の日本のような状況ということもあり、今後観光客の増加だけでなく、不動産としての価値も年々上昇し、様々なビジネスチャンスが眠っている国です。
「これ!」というジャンルだけではなく、多方面に常にアンテナを張り巡らせ自らの足で情報を入手し、いち早くマルタでのパイオニアになれるよう尽力しております。
これからマルタへの旅行、留学を検討されている日本人の方や既にマルタに滞在されている方にとって、弊社の提供するサービスを利用し、より一層マルタを楽しんで頂き、滞在をより有意義なものになれば幸いです。
マルタにお越しの際は、是非「Tokyo Fried House」までお越しくださいませ。その時々のマルタでのイベント情報であったり、生活情報だったり幅広く情報をお伝えできると思います。皆様のお越しをお待ちしております。
店舗情報
Tokyo Fried House – 東京揚屋
営業時間: Lunch 11:30~14:30 / Dinner 18:00~23:00 (L.O. 22:30)
定休日: 毎週月曜日
住所: 29 Ball Street Paceville Malta
電話番号: +356 2711 0760