私のマルタとアメリカでの短期留学中に困ったことを3つずつ紹介
こんにちは!
そろそろ大学院の卒業が近づいてきて、センチメンタルな気分になっているしばたこうです。
留学に行く前って、不安が大きいですよね。「〇〇があったらどうしよう…。」とか「海外でうまくやっていけるのかな…?」などなど。
留学へ行く前に事前に知っておいた方が、安心できますよね。
マルタで語学留学、アメリカでインターンシップを経験した私がそれぞれの国や留学内容ごとで、留学中に困ったことを簡単に3つずつご紹介したいと思います。
留学に行く前に、何か不安なことがある人への参考になれば幸いです。
初めての留学先 – マルタ編
私の初めての留学は、マルタへの語学留学でした。
期間は3週間で、学校が管理しているシェアハウスに住んでいました。海外に1週間以上滞在した経験がなかったので、なにもかもがドキドキでした。
日本人以外と住むのは初めてのことで、買い物、洗濯、授業など普段していることでさえ、新鮮に感じました。そんな中、私が困ったことは、以下の3点。
① レベル分けのテスト結果と授業のレベルが合わない
リスニング、リーディング、ライティングのテストを受けてから、クラス分けが行われたのですが、正直クラスが自分のレベルにあっているかわからなかったです。
リーディングは丁度いい難易度だったのですが、リスニング、スピーキングは結構追いつくのが大変でした。
生徒同士が言っていることは聞き取れるのですが、先生や教材から聞こえる流ちょうな文は、一発ではなかなか理解できなかったです。また、文法問題は少し簡単すぎるくらいでした。
面白いことに、他の国の留学生は日本人のリーディングや文法把握の能力に一目置いているイメージがあります。
リーディングや文法問題の宿題は、必ずと言っていいほど参考にされました。(移されたとも言う。)
自身のレベルとクラスのレベルがちぐはぐだったおかげで、スピーキング、リスニングが全然できていないことが知れてよかったのですが、もう日本で少しバランスよく勉強できていれば授業を受けている時もう少し違ったのかな…と思います。
② 思ったより英語が話せなくて落ち込む
私はもっと自分が英語を話せる人間だと思っていました。(笑)
初めての国際交流は台湾の方々だったのですが、「こうは英語が上手い。」とか「発音がきれいだね。」とたくさん褒めてくれたのでうぬぼれていました。
本当に英語が流ちょうだったら、そこまで褒めませんよね。(笑)きっと、優しかったので褒めて伸ばそうとしてくれたのだと思います。
私はまさにそれだったので、マルタに行って少し落ち込みました。先生に授業で当てられて、別の意図で言ったことが違う意味で受け取れられ、「でも言い返せないし…。」と歯がゆい思いをすることが多かったです。
また、シェアハウスのメンバーと夜に英語で話す練習をしていたのですが、「なんで日本は過労死や自殺率が多いの?」と聞かれた時、うまく答えられませんでした。
英語で話す前に、日本語で説明できないと話になりません。
「私って、日本語でも言えないことが結構あるんだなあ…。」と、英語を勉強したからこそ、気づけました。
③ 友達とのコミュニケーションが難しい
宗教上の問題だったり、生活基盤の問題だったり…色々な違いがあります。
ただ友達をつくる、空き時間にお話しするというだけなら、そこまで難しくありません。問題は、国毎に合わせて気を使えるかだと思います。
一度、国毎の料理を持ち寄るパーティーをしたのですが、普通日本ではお皿は洗剤で洗ってから、水できっちり泡を洗い流しますよね。
しかし、泡がついたまま水切り棚において、そのままふきんで拭く方が結構いました。海外では一般的で、体に害のない洗剤のようです。
最初は驚きました!善意でお皿を洗ってくれたので、やり直すのも感じが悪いな…と思ったので、そのままにしていましたが…。(笑)
その洗剤がどんな成分かは分かりませんが、いずれにせよ洗剤で死ぬ人はいないですし、私はその人たちが洗った時は、そのスタイルでに従っていました。
でも、「いや、無理!」という方もいると思うのですが、やはり生活スタイルの違いが暮らしいるとどうしてもあるので、知っておいた方がいいと思います。
私が洗う時は、水で洗い流していましたが、ヨーロッパの方は日本と違い水が潤沢ではなく、硬水なので日本とは水の使い方が異なります。
また、政治の話は要注意です。多くの人はそうではありませんでしたが、とある人に日本の歴史上の問題を指摘されたり、外交問題について喧嘩腰で話題をふられたりしたことがありました。(笑)
純粋に話がしたいわけではなさそうで、仲が深まっていないうちに、友好的ではない態度でそのような話をされると高確率でわだかまりが残ることは考えればわかるはずなのですが…。
仲良くなりたかったのに、出会った最初から敵対心マシマシなのはすごく残念に感じました。
初めてのインターンシップ! – アメリカ編
インターンシップをしたのは、アメリカのサンフランシスコでした。滞在期間は6週間で、シェアハウスに滞在していました。
語学学校は、ネイティブよりセカンドランゲージとして英語を学びに来ている人と触れ合う機会の方が多いですよね。アメリカでは、現地に住んでいる人の様々な特徴や速さの英語をたくさん聞けたため、かなり勉強になりました。
インターン目的だったのですが、現地にいることでおのずと英語の勉強にもなりました。
2回目の海外滞在とはいえ、海外慣れしているわけでもなかった私は、やはり行く前は少し緊張していました。そんな中、アメリカに行き私が困ったことは以下の3点でした。
① 物価が思った以上に高い
サンフランシスコへ行き、ネットで物価は調べていたつもりなのですが、やはり現地に行ってみると、また別物でした。サンフランシスコが物価や地価が高いことは、耳にしたことはありましたが、予想以上でした。
チップ制度自体に馴染みがなかったので、チップでお金が減ることは考えていませんでした。食費に対して、さらに15~20%は出ていくと考えると辛いですよね…。
私は奨学金があったものの、ギリギリだったので、基本的にはズッキーニ、モッツアレラチーズ、パンでサンドウィッチを作って過ごしていました。贅沢をする時はウインナーソーセージ付きです。(笑)
現地のスーパーでは、見慣れない食材が多く、どう調理していいものか…と思っていました。
ニンジンやジャガイモも、味のしみ具合や硬さがちょっと違うし…と考えていたら、料理のメニューが固定化されてしまいます。
結局、使い勝手の良かったズッキーニのリピーターになりました。
② 年の近い同性の友達がなかなかできない
シェアハウスでも、職場でも年が近い女の子がいなかったため、なかなかできませんでした。また、欧米の文化からして、男性の方は女性に優しいです。そのため、男性の友達はよくできるのですが、女性はなかなか難しかったです。
語学留学や大学留学なら、同世代の学生が多いと思うのでまた違うと思います。インターンシップとなると現地企業に出社する形となるので、友達ができ難い環境でした。
そのため、私はいつもインド人の男の子と一緒にいました。年や性別が違っても、日本に帰国した今でも仲良くしています。
③ 洗濯の時間が長い
日本だと、洗濯の時間は大体30~40分くらいですよね。アメリカでは、1時間半から2時間くらいかかりました。洗濯機にもよると思いますが、私のシェアハウスではそのくらいかかりました。
基本的に部屋干しはしないので、乾燥する時間も。また、お湯で洗うのが普通なので、洗濯物が痛みます。
私は海外へ行く時は、基本的に捨ててもいい服で行くので、おしゃれな服だけで行かないで正解でした!ただ、おしゃれ着を選択した時は、お気に入りの服が毛玉だらけになったことも…。
アメリカに限らず、海外の洗濯機は衣類が傷みやすいと良く聞くので、「ある程度捨ててもいいや!」という服を持って行くことをおすすめします。
困った時の経験は成功体験へ!
誰かの経験をもとに、心配ごとを減らすことはいい選択だと思います!ただ、自分自身で一回失敗してみることもおすすめします!
まあ、海外へ行くと困ったことには必ず直面するとは思うのですが。(笑)
何かトラブルに巻き込まれた際は、災難だとあまり思わないことです。そのハードルを乗り越えたら、必ず人間的にも成長しますので!
そして、話のネタになりますし、なによりいい経験となります。
海外で、「あっ、やらかした。」とか「困ったな…。」という経験は日本でやったら、なんとも思わなくなりますし、次に同じような場面があったら絶対に次に繰り返さなくなります。
海外でのトラブルは、自己成長のチャンスをもたらしてくれると思って、前向きに受け止めて対処してみましょう!
自分の自信と成長にもつながるものなので、たくさん困ってきてください!(笑)