マルタ留学では、大まかに分けて短期用ビザと長期用ビザの2種類があります。短期用ビザは観光目的のビザとなり、日本人であれば事前の申請は必要がなく手軽にマルタへ旅行や留学をすることができます。一方、長期用ビザの場合は留学生のための学生許可証、ビジネスマンのための労働許可証、移住を目的とする人のための居住許可証とそれぞれ目的に合わせて取得する必要があります。ここではマルタ留学をする際、留学生が取得するべきビザについて詳しくご紹介しています。ビザの種類によって手続きや準備が変わってきますので、事前に情報を集めて確実にビザが取得できるように準備しておきましょう。
観光目的の短期ビザ
日本人の場合、3カ月以内の短期入国であればビザの取得は必要ありません。そのため3カ月以下の短期留学の場合は事前取得不要の観光ビザで留学することになります。マルタの空港にてパスポート(3カ月以上の残存期間があるもの)と往復の航空チケット、宿泊先の情報を入国カードへ記入して空港の審査官へ提出して下さい。提出した時点で審査官がその場で確認を取り、観光ビザを発給します。3カ月以内にマルタ国内から出国する意思がないとみなされた場合は入国拒否される場合もありますので、必ず往復のチケットは提示できるようにしておきましょう。
長期ビザ(留学・就労等)
留学や就労などで3カ月以上の滞在となる場合は、マルタへ入国した際に申告が必要となります。そのため、事前にビザの取得をせずにマルタへ渡航し、その後現地の警察へ出頭して申請する形式となります。その際に、申請書を準備しておく必要があるため、マルタ共和国名誉総領事館ホームページより直接ダウンロードして記入しておきましょう。現地で語学学校に通う場合は学生許可証が必要となりますので、以下の書類を揃えて現地で申請となります。申請はマルタ滞在から70日程度経過したら申請を始めることになります。
学生許可証の申請に必要となる書類
・申請書(マルタ総領事館ホームページよりダウンロード)
・写真(5cm×5cm)
・入学許可証のコピー
・パスポート原本
・滞在(学習)計画書
(※形式は自由ですが、英語で記入&署名が必要です)
・財務計画書
(※形式は自由ですが英語で記入&署名が必要です)
・本人名義の預金残高証明書
(もしくは滞在費支払い能力を示す英文の書類)
・現地で住居が確保されていることを示す証明書(英語の原本)
(住居が決まっていない場合は現地英語学校の斡旋を証明する書類)
・往復の航空チケット
※こちらのビザ情報は予告なく変更になる場合がございます。取得する場合は必ず最新情報をお調べの上、申請するようにお願い致します。