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カテゴリー:現地生活情報

【ニュージーランド留学】ウェリントンってどんな街?街の魅力を紹介

公開:2019/11/02 著者:宮本 里穂 423 Views

ニュージーランドの首都であるウェリントンですが、あまり知られていないように思います。私も正直ウェリントンに引っ越しを決める時点まで、首都であることさえ知りませんでした…。

私は元々オークランドで学生をしていましたが、少し都会の生活に疲れたこともあり、田舎の地域に引っ越すことを考え始めて、この街に決めました。

ウェリントンは首都ではありますが、都会という言葉とは少し離れているという印象でした。今回の記事では、2015年世界で最も熱い街1位になったウェリントンの街をご紹介いたします。

ウェリントンってどんな街?

ウェリントンの街は、海と山に囲まれたこじんまりした街です。

国会議事堂もあるビジネスの街でもありますが、人口も少なく日本人も少ないように感じました。私がウェリントンに住んでいた時期は2016年頃でしたが、今も大きくは変わっていないはずです。

 

日本人が少ない街を探している学生やワーホリの方にお勧めで、これがウェリントンに行く最大のメリットだと思います。

 

また、ウェリントンは風が強いことでも有名です。地震で地面が揺れているのか、風で揺れているのか錯覚するほど強い日もありました。雨が強い日は、レインコートがオススメです。傘は差さないようにしてくださいね。すぐ壊れてしまうからです。(笑)

交通手段としては、バスと電車になります。電車は日本の昔ながらの車掌さんが自ら回ってチケットをカチっとする方式で、何だか懐かしさを感じます。街中はそれほど大きくないので、歩いて観光できる規模です。

港街なため湾岸が街に沿ってあり、そこには長い歩道があります。晴れている日はみんなベンチに座ってゆっくりしたり、サイクリングやスケートボートをしたり、レストランも多いので水辺で食事をしている人々もよく見かけます。湾岸沿いは、私の大好きな場所でもありました。ある日、仕事の帰りに湾岸に行くと野生のアシカを見たこともあります。

 

ウェリントンは世界で有名な「コーヒーの街」としても知られています。

 

街にはたくさんのカフェがあり、週末はもちろんのこと、会社のミーティングの場にも使われるほど。朝には必ず片手に一杯コーヒーをもって通勤している人々をよく見かけます。

そしてアートの街でもあります。無料の美術館はもちろんですが、街中にはオブジェが溢れています。また、壁のアートもよく見かけます。

新しいものを発見しに行くにも楽しいですよ!

 

観光地としてのウェリントン

ウェリントンの観光地としては、まず挙がるのが国立博物館のテ・パパ・トンガレワです。マオリ語で「私たちの場所」という意味らしいです。日本人の観光客が多いようで、はじめて行った時に「こんにちはー!」とスタッフの方が挨拶してくださったのを覚えています。

ニュージーランドの歴史や文化をテーマごとに分け、子供も楽しめるようにタッチパネルの解説もあって、家族で行っても楽しめる場所です。

テ・パパ・トンガレワの規模はとても大きく、カフェも併設されているので、ゆっくり回れば一日中楽しめる博物館ですが、無料というのも魅力的です。

 

そして、ロード・オブ・ザ・リングやアバターなどの映像特殊効果を手掛けているWETAスタジオも人気です。

入り口ではロード・オブ・ザ・リングのトロールに出会えます。中に入ればゴラムにも会えます。また、有料のツアーも行っています。

中に入ると、様々な作品に登場したキャラクターや小道具が展示されていて、限定のお土産を購入することもできます。

 

→ ウェリントンに行ったらWETAスタジオに行こう!

 

自然が好きな方には、ヴィクトリア山ボタニックガーデンがオススメです。

山に関しては、山頂からは、ウェリントンの街と湾岸、海が360度のパノラマで眺められます。歩いても車でも登頂できます。

私のお勧めは、夜に車で登って夜景を見ることです。ニュージーランドは星空が綺麗な上、街の明かりも加わってさらに素敵な景色を見れますよ。

後者は、よくガイドブックでも見かける名物の赤いケーブルカーをシティ中心部から乗りたどり着いた先にあります。とても広大でバラ園や温植物などがあり、お天気がいい日はピクニックもできちゃいます。

 

少し車で行けば、マーティンボロなどのワイナリーに行くこともできますし、フェリーを使えば簡単に南島に旅行することだって出来ちゃいます。ウェリントンから南島のピクトンへフェリーが出ています。

またインターシティーバスという手軽に乗って小旅行ができるバスが北・南島両方を走っています。比較的安価なので、学生、ワーキングホリデー、バックパッカーの方にお勧めです。Webサイトで簡単に予約ができます。

学校やバイトのない週末を使って、観光するのもいいかもしれませんね。

 

ウェリントンの魅力とは?

まず始めに、気候です。暑すぎることもなく、寒すぎず過ごしやすいです。そして、すべてがコンパクトにまとまっているということ。

部屋探しをする際もちろんシティ中心は高くなりますが、少し離れると家賃も安くなります。ですが、バスや電車でそれほどかかりませんし、ラッシュアワーの時間でもそれほど混まないので、バイトや学校への通勤通学に便利かと思います。

またとても綺麗なバックパッカーがありそこで長期暮らすのもありかと思います。

 

学校に関しては、語学学校が何校かあり、ヴィクトリア大学もあります。ヴィクトリア大学は、国内研究機関トップであり、音楽学部もあるのも特徴的です。

大手のスーパーマーケットもいくつか街内にありますし、映画館、大きな図書館、たくさんのカフェすべて徒歩圏内です。仕事の後にゆっくりするのも、勉強するのも買い物するのにも便利です。

映画館といえば、The Embassyという古い建物があります。ローオブザリングのワールドプレミアをして有名になった場所です。一度映画を観に行きましたが、椅子がとてもいいものなのか分かりませんがとても快適でした。

 

次に仕事について。ワーホリの方はお仕事をされると思いますが、もちろんお寿司屋さんをはじめとした日本食レストランも複数あります。

カフェ文化の強いウェリントンは、カフェがたくさんあるので、カフェで働くという選択肢もあります。

まず、履歴書を持っていくとその場で「じゃあ、一杯入れてみて!」とお店の方から言われ、そこから採用か否か判断される場合もあるので、経験があると良いです。

 

さらに、週末のファーマーズマーケット。湾岸では大きなマーケットが、他にも小学校などでも小さなものが開催されており、新鮮な野菜や果物が安く手に入ります。豆腐なんかも売っていました。街のマーケットは、何店舗か屋台もあり各国の料理を楽しむこともできます。

上記で紹介した通り、ウェリントンはアートの街でもあるので、アートが好きな方は週1回開催されるアートのマーケットもお勧めです。現地アーティストの作品を買うこともできますし、作り手と会話をすることもできますし、自分で出店するチャンスもあります。

かわいいものがたくさん売っていて、毎週足を運んでも飽きませんでした。

 

大手のスーパーマーケットもあり、運動が好きな方にはスポーツジムもあるので、生活面では特に不便さは感じません。スーパーはカードを作っておくとポイントも貯まりますし、何が安いかメールが届くので便利です。

スポーツジムに関しては、日本に比べると安い設定になっており、留学先で筋トレをはじめる人にも手頃にスタートできると思います。ジムと契約する際は、最低契約期間を確認してから手続きをしましょう。

マシーントレーニングのみかヨガなどのクラスも参加できる場合とでは、値段も変わってくるのでご注意ください。私はそれを知らずに一年以上のコースで契約をしていたようで、退会する時に少し手間がかかりました…。

 

ウェリントンでのワーホリ1日スケジュール例

次に私のウェリントンでのワーホリ生活の平日1日の流れについてご紹介します。

 

7:00 起床
8:15 仕事開始
14:15 仕事終了
15:00 ジム
※その後、友達と買い物、カフェに行った後に帰宅

 

幸運なことに仕事先で2回まかないの時間があり、朝と昼食には困りませんでした。

午後2時前後には仕事が終わるので、ジムに行ったり図書館で勉強したり、自由に使える時間がたくさんありました。

キューバストリートには多くのレストランやカフェがあるので、仕事終わりに友達や職場の人とお茶をしたり、ごはんを食べに行ったりすることもありました。

 

週に1回、地域の体育館でバドミントンに参加していたのですが、地元の方と友達になることができ交流ができました。

実はこの人が「友人の友人だった!」なんてこともあるくらい、狭い街です。(笑)

週末は、現地のバンドのキーボード担当として活動していたため練習などがありました。また、日曜日にはとある協会のオルガンを弾く機会を頂き、月に何回かオルガンを弾くボランティアもしていました。

 

【まとめ】 地域コミュニティーに溶け込める街ウェリントン

私自身、ワーホリビザにて半年このウェリントンに住みました。

過ごしやすく、徒歩圏内にすべてがある。そして何より人々が優しい。

全く知らない土地に行くことは不安ですが、自分の得意なことを通して現地のコミュニティーに入っていくと入りやすいかもしれません。それがスポーツであれ、音楽であれ何でもいいと思います。

 

現地の人は、家族や友達との時間を非常に大切にしているなと感じました。

 

働くことももちろん大切ですが、自分や大切な人との時間を大切にすることも大事だなと気付かせてもらえた街でもありました。それがあってこそ一生懸命働いたり、勉強したりできるんだと思います。

ウェリントンは、自然が好きで、のんびり過ごしたいという留学生の方におすすめです。

この街に今でも戻りたいほど私の大好きな街です。

 

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