ホームステイって実際どうなの? ~より良い留学生活を送るために必要なこと~
こんにちは。ニュージーランドにワーホリ中のまゆです!
初めてのホームステイって緊張しますよね…!どんな家庭なんだろう、何に気をつけた方が良いのだろう…等。
今回は、私が2回のホームステイ(カナダ&ニュージーランド )を通して学んだことを紹介しようと思います!
日本でのやっておいた方が良い事前準備
ホームステイはホテルではありません。お金を払っているとは言え、相手の家族にお世話になる立場です。
できる限り円滑な関係を築くためにも、日本にいる時からやっておきたいことを紹介します。
・ホストファミリーの家族構成を聞いておく
私の場合はエージェントを通していたので、エージェント経由で、家族構成を聞きました。 名前や住所、学校からの距離等の最低限の情報はわかります。
やはり、相手の家族構成やどんな仕事をしているのかとか、そうした情報を知っておくことで会話も膨らませることができます。
まったく相手に興味がない人だと思われたら、ファミリー側もあなたと距離を縮めることに躊躇してしまうかも知れません。
・メールで挨拶をしておく
家族構成を聞いただけでは、どんな家庭なのか想像つかないですよね。なので、行く前に メールでお互いの情報を確認することをオススメします。
お手紙を書く人もいますが、私の場合は渡航までに時間がなかったのでメールにしました。私は自分の英語に自信がなかったので、行った時にすぐに話題になりそうなことをメールしました。 メールやお手紙を送る際は、自分が写っている写真の添付もお忘れなく!
私の場合は、メールする際に下記の3点を基に文を構成しました。
1点目: お世話になる日程
○日~○日までお世話になります。と書きました。
ホストファミリーによってはこれまでたくさんの留学生を受け入れています。 今回お世話になったところも私で6人目らしく、着いた後も「何日までだよね?」と確認しました。
混乱しないためにも、お世話になる日にちはリマインドしておくべきです。
2点目: 受け入れてくれた感謝を伝える
実際生活してみると、不慣れな英語なので、思うような会話ができないこともあるかと思います。現に今、自分も伝えたいことが上手く伝えられなくて苦戦しています。(笑)
たとえうまく会話ができなくても最低限、感謝の気持ちや気遣いは忘れないように心がけたいですね。
3点目: 自己紹介
趣味や自分が日本でやっていたこと等、実際行ってから話題になりそうなことが良いです。週末一緒に過ごす場合もあるので、どんな過ごし方が好きなのか(アクティビティが好き、料理が好き等)書いておくのをオススメします。
お土産ってどんなのが良いの?
私が持っていたお菓子は、「歌舞伎揚・ハッピーターン・扇子・アートフェイスマスク」です。
なぜこのお土産を選んだかと言うと、「歌舞伎揚」はカナダ留学の際に喜んで貰えたからです。(笑)
このお菓子に限らずですが、味の説明をするのが難しかったですね…。
お米で出来ていて、揚げていて…くらいは説明できるのですが、ちょっと苦戦したのでどんなお土産でも簡単に説明できるように準備して行った方が良いですね。日本のお菓子は一言で表せないものが多い気がするので。
次に「ハッピーターン」ですが、こちらをお土産に選んだ理由は、私の好きなユーチューバーさん「 バイリーンガールちかさん」が紹介していたからです。
上記の動画以外も、留学に行く際に参考にした動画がたくさんあります。何と言っても、ちかさんの説明がとてもわかりやすいです。
日常で使える会話集や旅で使える会話などシュチュエーションに分けて色々な動画がありますので是非オススメです~!
ちかさんが出している『Help me travel』とうアプリもオススメです。会話集が音声で入っていて、オフラインでも使用できます。是非チェックしてみてください!
次に「扇子」ですが、今ニュージーランドは日本と真逆の夏なので持って行きました。ですが、実はまだ肌寒くて使えたものではないです。(笑)
今は100均でも十分可愛いのが売っています。びっくりしたのが成田空港・関西空港(←トランジットしたので)の100均には日本柄のお土産の品揃えが豊富でした!直前で足りないものがあっても用が足りそうです。
最後に「アートフェイスマスク」です。お江戸柄でザ・日本ぽいので、これは話が盛り上がりそうだな~と思って買いました。それに現地は日本よりフェイスマスクのバリエーションがない(あまり売ってないように思います)ので、喜ばれると思います。
男性用の柄もあるので、誰でも楽しめますね♪
今回は行き先が夏でしたが、冬の場合、ホッカイロやお鍋のキューブ等も喜ばれるそうです!
今までに何名も留学生を受け入れているともらうものも被ったりするので、案外消耗品の方が喜ばれるのかもしれないですね。
ハウスルールの確認
到着後挨拶を交わした後にした方がいいのが、ハウスルールの確認。これからスムーズな共同生活を送る上で重要なことです。
・門限の有無
学校に行く人は友達ができると放課後出かけることもあるかと思います。毎日大体夕飯の時間が決まっていると思うので事前に確認しておいた方が良いです。
・連絡手段の交換
門限に遅れた時や何かトラブルになった時に連絡をするため 。私はシムロック解除した携帯を持って行き、ニュージーランドのシムカードを挿し電話番号を取得しました。
契約するプランにもよりますが、電話番号を店員さんから言われるのでそれを国内で使用します。
あとは、スカイプのID、SNSアカウントのメッセージ機能等も伝えておくと間違い無いです!
緊急時のためにも、自分の連絡先を教えるだけではなく、お互いの職場や学校の場所と連絡先も交換しておくと安心です。
・洗濯物
いつ選択できるのか、自分の物は自分でやるのか、ファミリー側が洗ってくれるのか。その辺はファミリーによってルールが異なります。選択の回数も週1回の家庭もあると聞きますので、着る服が無くなる前にルールは確認しておきたいですね。持っていく服もとりあえず1週間分は持って行きたいですね。
・シャワー
私がお世話になっている家は特段ルールがありませんが、家族全員が 朝に入るので朝はバタバタしてしまうと聞きました。 お互いのタイムスケジュールを簡単に理解しておくと、ストレスなく使えますね!
家によっては水道事情で10分以上使うと、しばらくお湯が出なくなると聞いたこともあります。細かいことかもしれませんが、その国々によって違うことなので聞いておいた方がいいですね。ちなみに今回のお家はバスタブが無いです。湯船が恋しいです…。
・宗教
今回は聞かれませんでしたが 最初に宗教について聞かれることもあります。 私がカナダ留学した際は、 『私達はクリスチャンで、毎週日曜日はミサだけど問題ない? 』と聞かれました。
宗教については、わざわざ自分から聞かなくてもいいとは思いますが、聞かれた時は自分のことも話せるようにした方が良いですね。
個人的には、「宗教ってタブーな話題なのかな?」と思っていました。 しかし、海外は日本以上に宗教は身近な存在だったりします。自分が留学先で選んだ国は、どんな宗教が多いのかも理解しておくと良いかもしれません。
日常で使う言葉
ホームステイ先のファミリーは、移住をしてきた方の場合も多いです。ホストファミリーは必ずしも、その国で生まれ育ったネイティブスピーカーとは限りません。
私の場合、カナダではフィリピン出身の家庭、今回のニュージーランドではイギリス出身の方の家庭でした。そこで、行く前に理解をしておいた方がいいのが、どの国にもある訛りです。
外国人からしたら、日本人の英語も聞き取りづらいことがあるように、カナダでのフィリピン出身の家庭の場合は、以下のような独特の訛りがありました。
自分の知っている英語ではない…とかなり戸惑いましたし、慣れるのに時間がかかりました。
今回のニュージーランドでのホームステイ場合はイギリス出身の方だったので、日本人の感じる訛りみたいなものはなかったのですが、少し苦労したのは単語です。
例えば、以下のようなもの。
私たち日本人が聴き慣れているのはアメリカ英語が多いので、イギリス圏で学ぶ人は最初戸惑うかもしれませんが、これは覚えるしかありません。
聴き馴染みのない言葉があったら、これとこれの違いはなんですかと聞いて、イギリス英語を覚えるようにしています。
上記のように、国によって(もしくは人によって)発音やイントネーションの仕方は様々です。
結局慣れないといけないことには変わりありませんが、事前にこうした英語の違いを理解しておくと良いかと思います。
日本人の名前は発音が難しい場合もあるので、イングリッシュネームをつけてもらうのも面白いかもしれないですね!イングリッシュネームとは、日本で言うところの、あだ名、ニックネームのようなもの。
ちなみに私は、mayuko なのでmay(メイ)と呼んでもらっていました。
呼ばれ慣れないと反応できないので、ニュージーランドでは日本で呼ばれているニックネームで呼んでほしいと伝えるのも良いですよ!(笑)
学校やこれから会う新しい人にも『Please call me, 〇〇〇〇〇(イングリッシュネーム)』で伝えると距離が縮まるのでオススメです♪
まとめ
ホームステイは受け入れてくれる家族も、どんな人が来るのかと不安に思っているはずです。
しっかり準備をすること、受け入れてくれた感謝を忘れず、お互いの文化や生活を尊重して暮らすことができれば最高のホームステイ生活が送れるはずです!
現地の暮らしを体験して生活に馴染むことで、より英語を話す機会が増えますしね。そして、海外で暮らしてみると改めて日本の良さに気づいたりもします。
伝わらなくてもとにかく意思を伝える努力をすること。ホームステイ先はビジネスの場ではないので完璧を求めすぎず、たくさん英語を練習するチャンスの場です。
私は毎日、質問リストを作って、夕飯の時にひたすら話かけています。(笑)
朝起きてから寝るまで、日常会話が聞ける大事な環境なので、しっかり聞いてアウトプットの練習の場にしたいですね!