【ニュージーランド留学】私が通っている語学学校の1日の様子を紹介
こんにちは!
ニュージーランドにワーホリ中の「まゆ」です。
少し時を遡るのですが、クイーンズタウン空港に到着時にちょっとしたトラブルがありました。
悪天候で離陸が2時間遅れ、さらに税関で引っ掛かり(人の話を聞いてなくて書類にミスがあった。笑)そして極め付けは迷子になり、迎えに来てくれた車が見つからない…!
何かあったら学校(サザン・レイクス・イングリッシュ・カレッジ: SLEC)に連絡するようにと書かれた紙を握り締めながら、半泣き状態で連絡をしました。
そこで迎えに来てくれたのが、学校の先生でした。
既に手配してくれたタクシーはいなくなってしまったので、新たにホストファミリーまでの家までのタクシーを手配してくれるなど、とにかく親切でした。
休日でしたし、まさか迎えに来ていただけると思っていなくて、ここまでサポートしてくれるんだと感動しました。(笑)
こんなことが初日からありまして、不安に思っていた学校も先生が親切で少し安心したのを覚えています。
今日は、私が通っている語学学校での1日の過ごし方をご紹介したいと思います!
ニュージーランドでは最大何ヶ月学校に通えるの?
ニュージーランドのワーキングホリデービザで語学学校や各種スクールに通えるのは最大6ヵ月までです。
ちなみにオーストラリアは4ヶ月までと定められており、同じワーホリの制度でも通える期間がそれぞれ違います。
この6ヶ月学べるというのは長い方で、ワーホリ協定国の中でもカナダや香港くらいしかありません。資格の取得や日本に帰ってからの就職を考えると、どうせ行くなら長く学校に通えた方が良いですよね!
私はお金のことを考えて、まずは3ヶ月通うことにしました。学校によっては延長も可能なので、人によって最初に3ヶ月学校に行って、帰国前の3ヶ月また学校に行き直す人もいるそうです!
語学学校の選び方はどうすれば良い?
学校選び、重要ですよね…!
これから何ヶ月も勉強する場所なので、条件を絞って色々探しました。学校を絞って行くのに簡単な方法は、自分の中で大事な条件を幾つか絞っておくことです。
ちなみに、自分の中で譲れない条件だったのは2つありました。
① 田舎(自然の中)で勉強したい
オークランドやウェリントンも学校はありましたが、市街地ではなくもっと静かなところで勉強したいと思い南島を選びました。
② 日本人の割合が少ないところで勉強したい
私の選んだ学校の国籍割合は、『オーストラリア 5% 南米 19% ヨーロッパ31% 韓国人 8% 中国人 4% 日本人8% その他アジア7%』と紹介されていました。
実際日本人は少なかったのですが、入学と卒業が頻繁にあり、人の流れが変わりやすい語学学校では、この記載は参考にはならないそうです。
この後詳しく書きますが、語学学校に入る前にレベル分けテストをします。その際に大体同じレベルのクラスに日本人が偏るらしく、今の私のクラスは15名中4名が日本人です。(笑)あくまでも最初のクラスなので、今後個々のスキルによってクラスは分かれていきます。
日本人が少ない学校に行きたいのであれば、もちろん学校説明で載っている国籍別生徒数の割合(パーセント)も見つつ、留学前の勉強で英語力のレベルアップをしておく必要があると感じました。
他にも色々な条件があるので、自分が語学学校に求める条件が明確であればあるほど、自分にあった学校が見つけやすくなります。
どんな条件があるのか良く分からない人のために、一般的な語学学校選びの条件を紹介すると、以下のような項目になります。
・多国籍な学校
・日本人が少ない学校
・少人数でアットホームな学校
・TOEIC対策に力を入れている学校
・IELTSやケンブリッジ検定試験に強い学校
・日本人スタッフがいて安心な学校
・ロケーションが抜群な学校
・田舎でのんびりと勉強できる学校
・リーズナブルな学校
・夜間コースがある学校
余談ですが、学校を決める時に見ておいた方が良いポイントがあります。
それは、『NZQAカテゴリー』です。
NZQRとは何かというと、 ”New Zealand Qualification Authority” の略で、ニュージーランド政府系の教育機関教科組織のことを意味します。加盟校のコース認定をはじめ、卒業資格認定、授業料の補償などを行っています。
NZQAでは、語学学校や専門学校を4段階に分類していて、カテゴリー1が最高レベルで、4が最低レベルとなります。そのカテゴリーレベルが3や4というレベルになればそれ相応のペナルティーが科せられます。
いくつかの学校で迷った時は、このNZQAカテゴリーを参考にするのがオススメです!
それでは、以下からは学校初日の流れを紹介したいと思います。
各種書類の確認
学校に登校すると、下記の書類を提出し、学生登録をします。
ほとんどの学生が海外旅行保険に入っています。学校も生徒を預かるので、生徒が入っている海外保険は知っておきたいところですからね。
学校紹介 / オリエンテーション
SLECは、どんな学校なのか、学校のルールはどんなものなのか、先生についても詳しく説明がありました。
どの先生もフランクで、アットホームなのが伝わってきて、選んでよかったなと初日から思いましたね。
私が通っている学校は、専用のスクールアプリがあり、お知らせやお得な情報などをアプリ内で受け取っています。教室が急遽変わる、学校を欠席するときに連絡をするのもこのアプリなので、便利です!
英語力のレベル分けテスト
英語力のレベル分けテストは、スピーキングとライティング(文法の理解テストを含む2種類で構成されていました。
以下、テストの内容をご紹介します。
・スピーキング
こちらは、校長先生と会話をするテストです。フランクな雰囲気で、言われたことに答えるというシンプルなものでした。
最後に聞かれたのは「どうして英語を学びたいの?」という質問でした。スピーキングのスキルと共に、態度意欲みたいなものもここで評価をするのだと思います。
ちなみに、私が答えた回答は以下のような内容です。
・ライティング
文法のテストでは、4択の選択式になっていて、正解だと思う文法に○をつけます。
英文作成では、友達へ手紙を書くシチュエーションで英文を作成しました。
SLECでのクラスのレベル数は以下の5種類あり、テスト結果で振り分けられます。
2. Pre Intermediate(準中級)
3. Intermediate (中級)
4. Pre Advanced(準上級)
5. Advanced(上級)
レベル分けの仕方は語各学校により異なります。規模の大きな学校ですと、もっと細くレベルを分けているところもあります。
私が入学した最初のクラスは、Pre Intermediate(準中級)のレベルでした。
1月からは、1つクラスのレベルが上がる予定で、Intermediate (中級)のレベルで勉強する予定です。
学校周辺の案内
先生に案内してもらい、一緒に学校周辺の主要なスポット(銀行やオススメのカフェ、観光案内所等)を歩きました。
これで初日のスケジュールはお終いとなります。授業開始は、火曜日からとなります。
どの学校でも、入学初日はテストとオリエンテーションが行われ、授業開始は予億実の火曜日からとなります。
語学学校の1日の過ごし方
その日によっても、学校スケジュールや細かな行動パターンは変わるワケですが、SLECの平均的な1日のタイムスケジュールとしては以下のような流れになります。
7:00 起床
朝ごはんを食べる気力がないのでバナナだけ持って歩いて学校に通い朝ごはんは学校で食べています。私は徒歩で通っていますが、大半がバス通学のようです。
8:30~10:30 授業スタート
私が通う語学学校の場合、授業開始時間から15分以上遅刻をしたら教室には入れてもらえません。
海外あるあるなのかもしれませんが、私のクラスは時間通りに来ているのはクラスの半分くらいでした。そして、そのほとんどはアジア人です。(笑)
授業の内容は、テキストを使って文法を学んだりペアやチームを作ってゲームをしたりと様々です。1クラスあたり平均9名(私のクラスは15名)と比較的小規模なので、先生への質問もしやすいです。
10:30~10:45 休み時間
トイレに行ったり、コーヒーブレイクしたり、先生に分からなかった部分を少し質問したり、そんな時間です。
10:45~12:45 午前の授業終了
8:30からの授業と同様に、後半2時間の授業が行われます。
12:45~ ランチタイム
外食したり、学校で食べたり様々ですが、私は外食が好きです!
クイーンズタウンはザ・観光地なので、本当に色々な飲食店が集まっていて食には困りません!
学校周辺の飲食店だと学生割で安くなるところが多いので、たまに活用しています。
物価が高く、外食すると最低でも10ドル(750円)くらいかかります。東京より少し高いくらいですかね…。
ハンバーガーとかはかなり大きいので、友達と行く時はシェアして節約したりもできます!日本料理店もたくさんあります♪
イギリスからの食文化の影響で、フィッシュアンドチップスもあります!白身魚のフライとフライドポテトのセットです。
美味し過ぎて、週に2回食べました。
13:30 選択制の授業
午後の選択授業では、発音のクラス、試験勉強に特化をしたクラス、文法が学べるクラス等、自分が強化したい部分を集中的に学べます。
こちらの選択授業は、出席する日もあれば、友達とカフェに行くことも。今は入国したばかりで銀行の開設や履歴書作成に追われていますが。(笑)
曜日によって異なりますが、履歴書の添削や職探しのアドバイスももらえます。仕事を始めた人は、午後は授業に出ず働く人もいるそうです。
私が通っている上記で紹介したコースは、モーニングコース(8:30~12:45)になります。
その他に午後からスタートできるアフタヌーンコース(13:30~17:45)の用意もあります。朝が弱い人にはお勧めですね。
このように、自分のライフスタイルによってコースの時間を選べるのは良いですね!
私のクラスの国籍バランス
私のクラスには、ブラジル、コロンビア、ペルー、韓国、中国、タイ、日本、スペインなどの様々な国の生徒がいます。時には英語を通じて自国の言葉や文化を教えあう機会も多く、当たり前だった今までの価値観が崩れました。
嬉しかったのは、日本語や日本の文化について興味を持っている人が多かったことです。唯一困ったのは、自分の名前を漢字にして欲しいというお願いだったのですが、南米の方の名前は漢字にするには複雑で、何て説明したら良いのだろうと悩みました。(笑)
クラスに入って早々に感じたのは、お互いの国の訛りが激しすぎることです。
とにかく最初は何を行っているのか分からないので、スマホで翻訳したりして会話をしました。
今では耳が慣れて、スマホの翻訳無しでも話ができています。
今まではお互いが理解できないことは相手の言語に翻訳して会話していましたが、今は相手が理解できないことを簡単な英語で説明し直して伝えることができるようになりました。
学校独自のルール等
上記でも少し紹介しましたが、語学学校には幾つかのルールがあります。色々な国籍の人々が集まってきていますし、年齢層も幅広いです。
ある程度の規律を維持するためにも、一定のルールが必要なのでしょう。
私の通う語学学校の場合は、以下のようなルールがあります。
イングリッシュオンリーに関しては、実際ルールが緩く母国語で喋っている人をよく見ます。そんな時は、決まって先生からイングリッシュ プリーズと言われています。
語学学校によって、イングリッシュオンリーの厳しさのレベルも変わるので、よりしっかり守っている環境の方が良いのか、ルールが緩いくらいの方が心地良いのか、そこは自分次第だと思います。
ルールが厳しいかどうかは、学校や留学エージェントのホームページを見るだけじゃ分からないので、留学エージェントに確認するのが一番です。心地良い学校生活を送るためにも、自分の学校はどんなルールがあるのか、ルールの厳しさをチェックしましょう!
【まとめ】ワーホリは目標を持って過ごそう!
ワーキングホリデービザは、その名前の通り、勉強も働くこともできる自由度の高いビザです。
必ずしも学校に行かなければいけないという決まりもありません。
ちなみに、学生ビザは出席率を維持しないと強制送還になるので、学校にしっかり通うことが求められますし、結果的に規則正しい留学生活になりやすいと言えます。
一方、ワーホリは自由だからこそ、きちんと目標を持って過ごさないとあっという間に過ぎてしまいます。
学校に通い始めてまだ1週間強ではありますが、留学先での語学学校は英語だけでなく、色々な国の文化が学べる場所で毎日が刺激的です。
自分にあった学校と場所で素敵な学生ライフを!