【ニュージーランド観光】クイーンズタウンに来たらベン・ロモンド山に登って大自然を満喫しよう!
こんにちは!ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。
クリスマス&ニューイヤーホリデーで学校がお休みのため、大自然のニュージーランドで観光を満喫しています!
第一弾は、『ベン・ロモンド(Ben Lomond)』をご紹介します。
24日クリスマスイブの日にベン・ロモンド山に登ってきました!
見て下さい、この景色…!!!もう全てが見渡せます。天気も快晴で遠くの方まで澄み渡って見えました!
この写真は、標高1,300mあたりです。疲れ切っていて顔が険しいですね。(笑)
ベン・ロモンド(Ben Lomond)とは?
クイーンズタウンの町から歩いて登っていける、山麓から1,748mの山です。往復約7~8時間かけて登ります。今回は、行き3時間、帰り3時間かかりました!
一日トレッキングコースとして人気が高い山です。クイーンズタウンの街中から歩いて行けるため、現地の方は毎年恒例にしてクリスマスに登っている人もいるようです。ちなみに、私がお世話になっているホストマザーも3年続けてクリスマスに登っています!
頂上でサンタ帽子を被り、ビールで乾杯しながら見る景色は最高だと言っていました♪平日も海外からの旅行者がたくさんこの山に登っていました。また、寝巻きで登っている人や、タンクトップで登っている強者を見かけました…。
体力に自信のない方や時短で登山したい人のために、スカイライン・ゴンドラもあります。このゴンドラを使うと、約450mの標高(時間だと1~2時間くらい)を登ることもできます!
ちなみに、ゴンドラの値段は、片道29ドル(日本円で2,000円強)です。往復で44ドルになります。 ※2019年12月現在
登山の時に役に立った持ち物
ベン・ロモンドに登山するにあたって、持って行って良かったと感じたアイテムを紹介して行きます。
・ユニクロのウルトラライトダウン
登山経験者の方はご存知だとは思いますが、場所によって温度差がかなり激しいです。当日は晴れたこともあり麓は暑かったのですが、上の方は震える程寒かったです。
標高1,300mのところで上着を着て、頂上に登っている人が多く見られました。ちなみに私のホストファミリーはかなり薄着でした。(笑)
現地の人と同じ服装は日本人にはオススメできません。しっかりとした装備で登ってください。
・ユニクロのUVカットパーカー
日差しの強いニュージーランドではかなり役に立ちます。完全とはいきませんが風も通さないですし、軽いので麓では半袖の上にこのUVパーカーのみで凌げました。
・無印のリュック(撥水広口リュックサック 黒)
こちらは、登山用ではないのですが、肩の部分のクッションがしっかりしていて疲れにくいです。ポケットもたくさんあってお気に入りです。
こちらのリュックは、登山だけではなく日常使いもできるので重宝しています♪
ちなみに、ユニクロと無印の回し者ではございません。(笑)
登ってみての感想
結果から言うと、登頂できませんでした…!
5年ほど前に富士山に登頂したこともあるので簡単に登れるだろうと甘く考えていましたが、かなり辛かったです。
フラットな道はほとんど無く斜面をずっと登っている感じです。記事を書いている今も筋肉痛がひどいです。(笑)
※山頂まで行っていたら、もっと遅くになっていたと思います。
麓からスタートし、最初からまあまあハードでした。
スカイライン・ゴンドラ付近からは水場は全く無くなり、日影や木陰もなくなるので水筒の補充や服装チェックをしました。また、この辺りはマウンテンバイクも盛んで、トレッキング用の道とバイキング用の道に別れています。
たまに、マウンテンバイクのコースに間違って入ってしまう人がいるらしいので、気をつけて下さい!バイクはかなりのスピードで来るので危険です。
川に簡単な橋(もはや、ただの木)が渡してある道です。「これ登山道?」と思いましたが、ホストファミリーを信じて渡りました。(笑)絶対他のルートがあるはずなのでご安心ください!
途中スナックを食べながら休み休み登りました。ゼリービーンズというグミをもらったのですが、歯にくっつき過ぎてたまに息ができなくなりました。(笑)
ランチはホストマザーが作ってくれたサンドイッチ。綺麗な景色の中で食べると一段と美味しいですね。
ベン・ロモンドへの途中、標高約1,300mのところに大きく開けた場所があります。ここで山の裏側の景色が一気に見晴らせます。ここにはベンチが一つあって、多くの人が休憩をする場所にもなっています。
ロードオブザリングの映画シーンを思わせるかの様な壮大な景色に圧倒されました。映画好きには本当にオススメです!
ここからの道は、それまで以上の角度のきつい斜面の道のりになることが一目瞭然に分かるので、ここで引き返す人が結構いました。
ベン・ロモンドの山頂までの道のりは本当にきついらしく、看板にはサドルから1時間ほどという表記ですが、ホストマザーいわくゴツゴツした岩場等も通るので1時間が長く感じるそうです。
頂上に行きたくて行きたくてたまりませんでしたが、足が生まれたての子鹿みたいに震えが止まらなかったので諦めて下山することにしました。(笑)
行く前にホストマザーから、帰れなくなった人をヘリコプターが救助しているという話を聞いていたので決断は早かったです。現に、下山最中に何回もヘリコプターを見ました!
標高はそんなに高くないので、ちょっとしたハイキングの気持ちで登る人が多いんでしょうか…。
1,300mあたりでホストマザーとハグをして別れ、頂上でみんなと乾杯するはずだったジンジャービール(ノンアル)とお菓子を貪りながら一人寂しく下山しました。(笑)
途中山羊にも遭遇。急斜面にもかかわらず、器用に崖を歩き、草をムシャムシャ食べていました。
その為ため、道路にはたくさんの山羊の糞が転がっていました。
常に膝カックンされているかの様な感じで下山していたのですが、ここで助け舟!途中でゴンドラがあるので、足に限界を感じていた私は迷わずゴンドラで帰りました。
ベン・ロモンド登山での反省点
現地の人と登らないこと!スピードが圧倒的に違うことがわかりました。
自分が遅いのかなと思っていましたが、すれ違う観光客らしき人はみんなスローペースでした。
私のホストファミリーは毎年恒例の様に登り続けている人で、性格的にもかなりアクティブな人なので、ペースが早かったのです。今回の登山中では、私の事を何回も気遣い休みながらの登山でしたが、それでも私にとってはキツかったです。(笑)登山をする際は、自分のペースで登ることをオススメします!
初めてニュージーランドの山に登ってみてわかったことは、人々の努力があってこの美しい自然が守られているんだという事です。
クイーンズタウンの街中は、ゴミが落ちておらず至る所にゴミ箱が設置されています。
分別のルールも明確で、一人一人の心遣いがこの景色になっていると思うととても感動しました。
登山客もみんなフレンドリーで、必ずすれ違った時に挨拶を交わしたり、お菓子を交換したり、『メリークリスマス』と言う挨拶が飛び交う素敵な登山のクリスマスとなりました。
ベン・ロモンドは登山好きな人だけではなく、ロードオブザリングやホビット好きの人にもぜひオススメです!
これに懲りずに1月中には、世界遺産のマウントクックとミルフォードサウンドに行く予定です。日本と真逆の季節とはいえ、夏と言う程暑くもなく天気が安定しない毎日です。
天気の様子を見てベン・ロモンドには絶対にリベンジしたいです!登頂できなかったので頂上の様子はシェアできませんでしたが、次こそは登頂した記事をアップしようと思います。
もうすぐ真夏がやってきます。真夏が来るまでに色々なアクティビティに挑戦したいと思います♪次回は、世界遺産のマウントクックの様子をシェアします!!!