ニュージーランド国内旅行するならInter City(長距離バス)を活用しよう! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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ニュージーランド国内旅行するならInter City(長距離バス)を活用しよう!

更新:2020/01/24(公開:2020/01/18) 著者:宮本 里穂 1106 Views
出典: Facebook

 

ニュージーランドにて留学をしている中で、旅行に行くこともあると思います。

北島のオークランドや私のようにウェリントンにいるのなら南へ、または南から北島へ日本に帰国の前には1度は周りたいな…となるはず。

 

そんな時、Inter Cityバスを利用すれば、安くたくさんの街を回れちゃうんです。

 

もちろん島から島へは飛行機を使うことになりますが島内ならそこまで離れていなのでバスの方がお得だしオススメです。

私は、帰国前にこのバスを使って南島を周り、フェリーを使ってウェエリントンに戻りました。帰国の際は、ウェイントンからオークランドまで夜行バスとしても使いました。

今回は、そんなInter Cityバスについてと、合わせていくつかの南島の観光スポットについてもお話したいと思います。

Inter Cityバスとは?

この長距離バスは、国内ほぼすべての街まで網羅していて、どこへでも行けてしまいます。

チケットはどこからどこまでと単体で購入するほか、走行時間に応じて購入するパスまで色々です。旅行や用途に応じて購入することができます。

一日に100本以上、南と北島合わせて600本以上の行先があります。

 

単体チケットとバスの中

例えば、Wellington~ Auckland間だと、走行時間は11時間45分となっています。

席タイプが2つあり普通とGOLDとあります。GOLDは、柔らかいレザーシートのリクライニングシート、足も伸ばせる空間ありとなっています。

またそれぞれチケットタイプが2つあり、Standardで$40~50 、Flexi$65~70ほどになっています(もちろん変動あり)。Standardは払い戻しなしですが、Flexiだと出発2時間前までなら全額払い戻し可となっています。

 

また自由席で、FREE Wi–Fi付です。同じ日の航空券を見てみると、$100以上でした。季節によっては飛行機と同じくらいになることもあります。

この区間のバスは朝と夜の2本ずつ出ていて、夜間なら寝てしまえば起きたら着いちゃいます。普通タイプの席を予約しましたが、特にすごく狭いという印象はありませんでした。

私は、1月の夏の時期に使用しました。日中の短距離にはばっちりですが、夜間思ったことはとにかく寒い!他の人は、ジャンパーや大きなタオルケットを持ち込んでいました。

 

いくら夏とは言えど、防寒対策は必須だと思います。12時間ガンガン冷房が効いているので、寝るためにも防寒グッズ用意をしてくださいね。

 

荷物はこの2つのシティ間のみ20Kgまで。他の距離では、一人25Kg荷物を2つまで積み込め、5KGの手荷物を持ち込みができます。

 

Flexi Pass

自分で旅行計画をするのが好きな方にオススメ。自分の好きな場所に好きな順番に計画を組めます。このチケットを買えば、どこで降りても乗ってもよくて、2時間前までなら変更・キャンセルが可能です。

また、この会社が扱っている1日トリップを予約することも。一度購入してしまえば、12か月は有効ですし、北と南をつなぐフェリーもこのパスで乗れてしまいます。これ全てがWebサイトで出来てしまうのも便利なところです。

走行時間がどれくらいになるかを見積もって購入することになりますが、足りなくなってもすぐにサイトでTop up(チャージ)できるので安心です。時間は10時間($95)から80時間までのパスを選べます。

Webでの一例では、オークランドからウェリントンへ行く途中でワイトモ洞窟、タウポ、ネイピアに寄り道する旅行だとしたら、15時間のパスの購入をオススメと書いてあります。

 

ツアーの一例

ツアーは、4時間ほどから半日や1日のものまであります。例を挙げておきます。

 

北島のツアー

・Auckland出発のWaitomo(ワイトモ)洞窟ツアー
…土ボタルが放つ青い光によって神秘的な世界に浸れます。

・映画ホビット村のツアー
…ロードオブザリングのホビット村に入ることができます。

・ロトルアでのマオリ村見学
…マオリ族による迫力的なハカを見ることもできます。

 

南島のツアー

・Queenstown出発のMilford Sound(ミルフォードサウンド)ツアー

 

Travel Passについて

こちらは、すべてのルートが決まっていて旅行計画が必要ありません。人気の観光地を周ることができます。合計14種類あります。短いものでは、Auckland からPaihiaまで行き、クルージングとイルカウォッチングを含み1日で巡るもの。

長距離の例としては、北島のPaihiaから南島のQueens townや Milford Soundまでを横断する9日間のものまであります。この9日間のものは、温泉があるロトルアやタイポ湖、映画で有名なホビットの村、クライストチャーチや大自然を味わえるミルフォードサウンドなどニュージーランドの有名観光スポットを網羅しています。

その他にも南島内や北島以内の観光名所を周る4~5日間のものもあります。

 

南島観光スポット

私は、ウェリントンから飛行機でクイーンズタウンまで飛び、バスを使って北上しフェリーで戻りました。

ここからは南島の観光スポットをご紹介します。

 

Lake Tekapo(テカポ湖)

南島で人気なのが、Lake Tekapo(テカポ湖)です。星空とともに教会が映っている写真がニュージーランドツアーの写真に使われていることも多いので、見たことがある方も多いと思います。

 

→ 南島で人気スポットなのがテカポ湖。

 

大きな地震があったクライストチャーチもしくは、クイーンズタウンからバスで3時間半ほどです。11月から12月の2か月ほど、紫の花ルピナスが咲く時期も人気の観光時期です。

日中は、ターコイズ色の湖とアルプスの山々、夜は星空を楽しめます。日本語で「善き羊飼いの教会」と訳される小さな石造りの教会も有名です。

 

→ テカポに行く途中に寄ったワナカ湖。

 

Queenstown(クイーンズタウン)

南島の南にあるこの街は、湖と山に囲まれたワーキングホリデーの方にも人気の街です。
ワカティブ湖という大きな湖が真ん中にあり、歩道があるので周りをぐるーっと周るのも気持ちがよかったです。北島よりも気候が涼しいなという印象でした。

街はこぢんまりとしていて、ショッピングスポットとレストランがぎゅっと集結しています。ゴンドラに乗って上から湖とアルプスを見渡すのも人気の観光スポットです。

個人的なオススメしたいのが、FERGBURGER(ファーグバーガー)です。ニュージーランド内で有名なハンバーガー店です。かなりずっしりとしたハンバーガーで、昼時は最も混んでいるので、朝をオススメされて10時くらいに行きましたが、それでも既に列がありました。

また、ニュージーランドで有名な赤いモンスターが目印のクッキー店Cookie Timeの直営店もあります。国内の飛行機のスナックとしても出されています。お土産としてスーパーでも購入できますが、ここでは、焼き立てが食べられるところがいいのではないでしょうか。

 

Milford Sound(ミルフォード・サウンド)

世界遺産でもある、国立公園内に位置する氷河で削られたフィヨルドです。クイーンズタウン出発のツアーもよく見られます。

ここでは、遊覧船での大自然を楽しめるクルージングが人気です。また、ミルフォードトラックと呼ばれる歩道道が公園内にあり、トレッキングをする人々の間では大人気のトラックの一つらしいです。

山とフィヨルド両方とも楽しめ、上から滝などを見ることもできます。

 

Christchurch(クライストチャーチ)

南島の東に位置します。2011年M6以上の大きな地震が起き、大きな被害をもたらしました。私が行った時もまだそのままになっているものも多かったです。

観光としては、博物館やアートギャラリー、教会などシティに集まっています。その中でも、紙で作られた大聖堂があります。地震後、日本人の方によって建てられた聖堂で今では、観光スポットの一つとなっています。

防水加工の紙で作られ、元あった大聖堂同様にステンドグラスが施されています。

 

またボタニックガーデンも人気で、21ヘクタールにおよぶ多きな植物園です。その横にはカンタベリー博物館があります。

建物自体も1869年に建てられた歴史的建造物でニュージーランドの歴史や固有の鳥や植物についてやマオリ文化に関わるものなどが展示されています。

 

→ クライストチャーチにあるカンタベリー博物館。

 

Franz Josef Glacier(フランツ ジョゼフ氷河)

世界遺産の自然遺産になっている国立公園内にある2つの氷河のうちの一つです。氷河トレッキングツアーもあり、ヘリに乗り氷河の上を歩くこともできるツアーが人気です。

 

まとめ

ニュージーランドには大自然を楽しめる場所がたくさんあります。

自分の嗜好に合わせてや日程に合わせて自分で計画を立てるのも、ツアーに頼るのも色々なオプションがあっていいですよね。

多様な旅行計画の交通手段の一つとして、Inter Cityバスも検討してみるのはいかがでしょうか。

 

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