私が通うニュージーランドの語学学校SLECの授業内容と雰囲気を紹介! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:学校の選び方

私が通うニュージーランドの語学学校SLECの授業内容と雰囲気を紹介!

公開:2020/01/20 著者:神田 真悠子 523 Views
出典: Instagram

 

こんにちは。ニュージーランドにワーホリ中のまゆです。

クリスマス&ニューイヤーホリデーが終わり、1月5日から新しいクラスでの学校が始まりました。

以前、別の記事で簡単な1日のタイムスケジュールはシェアしましたが、今日は新クラスの授業の中身をシェアします!

 

 

新クラスの先生はこんな人

最初に入ったクラスから1レベル上がり、新しいクラスになりました。そこで重要なのが先生ですよね!

私たちのクラスの先生はキウイ(ニュージーランド人)でした。キウイと言われると食べ物のキウイフルーツを思い浮かべますが、こちらでは、ニュージーランド人のことをキウイと呼びます。

ちなみにニュージーランドで『キウイ(kiwi)』というと3つあります。

 

① ニュージーランドの国鳥
② フルーツのキウイ
③ ニュージーランド人

 

他のクラスの子との会話をすると、以下のようなやり取りが必ずあります。

 

私: 先生どこ出身の人なの?
友達: 私のクラスの先生、キウイだった!
私: じゃあ訛っていて早くて聞き取りづらい?

 

このような会話が大体予想されます。(笑)この会話の通り、キウイのアクセントは本当に聞き取りづらいです。

幸いにも、私のいるクイーンズタウンは観光地のため、色々な国の人がいるのでアクセントも様々です。なので、キウイアクセントが聞き取れなくて日常で困るということはありません。

しかし、先日銀行口座を解説するために行った時に窓口のお姉さんがキウイで、半分くらいしか理解できなかったという出来事はありました。大事な内容なので渾身のジェスチャーと笑顔で必死に伝えて、どうにかできましたが…。(笑)

 

キウイの発音は、本当に本当に聞きづらいです…!

 

初めて先生の喋り方を聞いた時に、とても聞き取りやすかったのでキウイではないなと勝手に思っていました。

どうしてそんなにわかりやすいのか聞いたら、先生のお婆さまが難聴だったらしく、小さい頃から常に会話は口の動き(読唇術)で会話をしていたそうです。

そのため、キウイの喋り方の特徴である口をあまり開けない喋り方ではなく、先生の場合、口を大きく開けて話す習慣が身についたそうです。ちなみに、キウイのアクセントの特徴は以下の通りです。

 

1. 早口な感じ(あまり口を動かさずモゴモゴ喋るイメージです)
2. 『E』 エではなくイに近い発音になる。
・get(ゲット) → ギット
・met (メット)→ ミット
・lever(レバー)→ リバー
・pen(ペン)→ ピン
3. 『A』 アではなくエに近い発音になる。
・happy (ハッピー)→ (ヘピー)
・man(マン) → (メン)
引用元: ニュージーランド ダイヤリー(https://newzealand-diary.com/archives/599)

 

冗談まじりではありますが、先生もキウイの友達と話している時にたまに何を言ってるのか、キウイの自分でさえもわからないと言っていました。(笑)

 

新クラス初日にやったこと

出典: Instagram

 

新クラスになっての初日は、みんなが心地よく勉強できるように、クラスのルールを全員で決めました。

 

・尊重・尊敬する
・臭い食べ物は食べない
・遅刻をしない
・携帯は必要な時のみ使う(SNSやらない)
・イングリッシュオンリー
・相手のことを学ぶ
・わからない単語は辞書で調べずまず先生か友達へ

 

上記のルールを誰か破ったら、連帯責任で罰ゲームです!

他にも、発音しづらいアジア圏の人のイングリッシュネームを一緒に考えたり、勉強しやすいように机の配置をみんなで考えたり、実際に私は本名の真悠子ではなく『まゆ』と呼んで欲しいと頼みました。

日本みたいに名字で呼ばれるなら別ですが、名前で呼ばれるならニックネームで呼ばれた方が心地よいのでお願いしました。こういった一人一人の要望にもきちんと答えてくれます。(笑)

 

また、ホワイトボードに文字を書く前には、色覚障害(ヒトの色覚が正常色覚ではない事を示す診断名)いついても聞かれました。

『赤緑青オレンジ等の色を使うけど誰か、この色が見えづらい人(color blindness)はいる?』と生徒全員を気にかけてくれました。日本ではここまで気にしない、というか聞いちゃいけないような雰囲気ですよね。実際にオレンジが見にくいという生徒もいました。

LGBTに関しても寛容だったり、一つの障害についてもこういうオープン且つ配慮してくれたりするところが素敵で好きです。

 

クラスの雰囲気

出典: Instagram

 

南米系の人が多いからか、とても愉快なクラスです♪

初日にルールで決めた通りお互いの国の文化を尊重し、何より積極性のある人が多いです。見習わなきゃですね…!

アメリカドラマで見るような光景ですが、実際の学校生活で驚いたことがあります。

 

・授業中にお菓子を食べている

さすがに匂いが強いものは食べていませんが、りんごの丸かじりやヨーグルト(朝ごはん)を授業中に普通に食べています。

 

・マテ茶の回し飲み

私のクラスの大半は南米系の人で、みんなマテ茶を飲んでいます。南米の伝統的な飲み物でマテ茶にはカフェインや抗酸化物質が入っていて、「飲むサラダ」と言われるくらい体に良いとのことで私も飲ませてもらいました。

あっつあつのマテ茶をストローで飲みます。(笑)どうして一つのカップ(同じストローで)で回し飲みしているか聞いたら、この飲み方が伝統的なのだそうです!もはや間接キスなんて言葉は存在しないのかもしれませんね。

 

・携帯の使用も気にしない

これは語学学校特有かもしれませんが、携帯を辞書代わりにしているところも多いので、授業中に携帯をいじっていても何も言われません。

 

・トイレ自由

日本の学校では途中トイレで離席する場合、先生に一声かけますよね?

そもそも授業中に行きたくならないように済ましておくことが前提ですよね。

しかし、私の学校の場合、授業中に勝手に席を立って何も言わずにトイレに行きます。先生の話中であったとしてもです。(笑) 結構な頻度で誰かしらウロウロしています。

 

他にもありそうですが、この環境に慣れてしまっていて思い浮かばないこともあるかと思います。ちょっと大雑把な説明ですが、先生の話を聞いていれば何でもありです。「え、そんなことして怒られないの?」と…多分私だけ勝手にひやひやしていました。

日本の学校は暗黙の了解で、上記のようなことをしたらダメですよね?少なくとも自分の通っていた学校は禁止でした。

私は現地(海外)の学校を知らないので、私が通う語学学校特有のものかもしれませんが、自分にとってはある意味カルチャーショックでした。

 

次に授業で話題になったのが発音&アクセントについてです。

私は自分の発音やアクセントが嫌いです。だんだんマシにはなっているとは思いますが、典型的な日本人特有のザ・カタカナ英語の喋り方だと思います。

その国々、人それぞれのアクセントがあって当然なのですが、みんな自分の喋り方に課題を感じていました。ちなみに各国の人が苦手な発音まとめるとこんな感じです。

 

・日本、韓国系の特徴

『L』と『R』の発音の区別が苦手な人が多いです。日本人の場合は、留学したばかりの頃は、カタカナ英語を話す人も多い。

 

・南米系の特徴

スペイン語では「h」は無音です。発音しません。その代わり、「j」が日本語で言うハ行発音になります。私の名前も言いにくいらしく まゆ→まじゅ(ょ)になります。(笑)

 

・インド系の特徴

「r」 はとにかく舌を巻いて発音される。「r」は英語でも舌を巻く要領で発音されますが、インドや中東の訛りでは極端なほどの巻き舌で発音される傾向があります。舌を巻き、さらに口をこもらせるような声です。

 

・サウジアラビア系の特徴

「p」が /b/ と発音されます。アラブ諸国で話される英語では、「p」を /b/ に近い発音で読む場合があります。つまり日本語でいうと半濁音が濁音になります。

もともと、アラビア語にはアルファベットの「p」に相当する音がないらしいですね。piece of paper(一枚の紙)を「ビーズ オブ ベイバー」と実際に生徒から言われて最初は分からなかったと先生が言っていました。

 

お互い持っていない音があるので、発音の違いが生じます。そして、誰しもこのアクセントを直したいと思っていました。

 

ですが、先生から『アクセントが人それぞれあるのは仕方のないこと。自分の国のアクセントは直す必要ない。大事にしなさい。大事なのは発音を直す努力をすること。』と言われました。

 

どこの国でも独特な話し方がありますよね。私達が日本で学んでいる英語はアメリカ英語が多いので、それ以外の国のアクセントを訛りだと思ってしまうのだと思います。

でも先生の言う通りで、ネイティブではないのだから、自国の訛りがあって当然なんだと気付かされるきっかけになりました。また、ネイティブであったとしても、キウイ訛りやオージー訛り訛りはありますし、アメリカでも内陸部に行くとひどい訛りがあります。

自分の喋り方に自信がないと喋るのも億劫になりがちですが、この一言で、訛りを気にするよりも伝わる発音に焦点を当てて会話を積極的にしようと考えに変わりました。

 

学校の環境は行ってみないと分からない!

まだ新クラス始まって間もないですが、既に得ることがたくさんありました!

先生も生徒もお互いを選べません。生徒の雰囲気もその時それぞれですよね。

 

いくらインターネットで口コミを調べても、学校の様子を動画で下調べしても、どんな先生がどんな授業をするのかまではなかなかわかりません。

 

良い先生との出会いは、一期一会だなって本当に思います。

自分が英語を勉強しようと思ったきっかけも、小中高で教えてもらった先生が素晴らしかったからです。

最初3ヶ月で申し込みはしましたが、どうしても合わない先生だったらクラスを変えてもらうか学校を変えるしかないと思ったくらいでした。(念のためキャンセルできるかも事前に確認しておくべきですね!)

 

どんなにネット上で良い学校だという評判であっても、トラブルが起きる時は起きます。仮にトラブルが起きた時に学校側がどのように向き合ってくれるか、真摯に対応してくれるかの体制が最も重要な要素です。

 

留学において、学校選びは重要ですよね。

実際に行ってみないとわからないことも結構あるので、現地に行ってから学校を変えるか延長するか臨機応変に対応できるように、日本にいる時から準備しておきたいですね!

学校選びの参考になったら嬉しいです。

 

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