ニュージーランド世界遺産マウントクックの絶景を見に行こう!
こんにちは!ニュージーランドでワーホリ中のまゆです。
先日、念願の世界遺産、マウントクックへ行ってきました!!!天気にも恵まれ本当に素晴らしい景色でした!
本日は、夏のマウントクックの魅力をシェアします♪
※写真はマウントクックとフッカー湖。(ハイキングのゴール地点)
ニュージーランドの世界遺産
ニュージーランドには大きく分けて3つの世界遺産があります。
その中でも、今回行ったのは③のテ・ワヒポウナムです。テ・ワヒポウナムとは、4つの国立公園を含む広大なエリアの総称です。アオラキ・マウントクック、フィヨルドランド、マウント・アスパイアリング、ウエストランドの4つの国立公園が含まれています。
どれも、散歩程度のものから何日もかけていくハイキングがあります。4つの国立公園を有するニュージーランド最大の自然保護区テ・ワヒポウナムは世界遺産の中でも有数の広さを誇る敷地面積なんです。(約28,000km²/およそ東京都12個分)想像できないですよね…。(笑)
その広大な土地には、氷河、山脈、フィヨルドなど変化に富んだ地形や、原始的な植物など、あらゆる自然が共存していて、“地球の箱庭”と称されるらしいです。キウイ (ニュージーランドの国鳥)など飛べない鳥をはじめ、珍しい動物の生息地としても知られています。
このアオラキ・マウントクック国立公園に、ニュージーランド最高峰の山「マウントクック」が存在します。
マウントクックは、「日帰りのトレッキングで世界遺産から氷河が見られる。」という魅力から、多くの観光客も訪れる有名観光地です♪
今回行ったマウントクックを簡単に紹介
マウントクックは、ニュージーランドの最高峰で標高3,754mを誇ります。(富士山と同じくらいですね!)日本名ではクック山と呼ばれます。
ニュージーランド南島・ 西側のサザンアルプスのほぼ中央、世界遺産にも登録されているアオラキ・マウントクック国立公園にあります。
絶景の国立公園には、標高3,000メートルを越える19の山々が連なります。
マウントクックへの行き方
私の住むクイーンズタウンからは、車で片道3~4時間ほどかかりました。ちょっとした小旅行ですね!
場所としては、クライストチャーチとクイーンズタウンの真ん中くらいにあります。
9時 – クイーンズタウンを出発
フラットメイトが車を出してくれたので行くことができましたが、観光にはやっぱり車がないと不便ですね…。自然に囲まれてのドライブは、最高に気持ちよかったです。自分で運転したらもっと気持ちいんだろうな~と思いながら、車は高くて買えそうにないのでレンタカーでの旅行を計画しようと思います♪
途中携帯の電波が通じなくなるところがいくつかあるので、音楽等はダウンロードをしていくのをオススメします!「車のオーディオでも聴けるじゃん!」と思うかもしれませんが、こちらの人の多くは日本車を使っている人がほとんどで、実際使いこなせていなく、ナビも音楽もスマホです。
道中、たくさんの羊の群れを見ました!これぞニュージーランドらしい景色ですね。びっくりしたのが、長いスプリンクラーです。広大な敷地に水を撒いている機械で、至る所にありました。大きすぎて全貌は撮れませんでした。さらにびっくりしたことが、この巨大なスプリンクラーは「IoT技術」が使われていて節水しながら活躍している機械だそうです。
12時 – 『High country salmon』でランチ
マウントクックに行く途中には、トワイゼル湖畔のサーモン養殖場があります!
鮭に餌やりもできます。普通のカフェメニューもありますが、サーモンの巻き寿司やお刺身が売っているのでテイクアウトもできます。
私は、サーモンの巻き寿司を食べました♪日本のサーモンに比べて大きくて身がプリプリしててすっごく美味しいです…!サーモン好きには絶対に食べてほしいですね!
乗り物酔いしやすいタイプなので、車で片道4時間が結構心配だったのですが、広大な自然に囲まれてあっという間に過ぎました。ちなみに家に着いたのは23時ごろだったと思います。(笑)
ハイキングコースの種類
ハイキングとして人気のマウントクックですが、年間の降水日数が149日という雨の多いこの地域では、絶景の山々を見ることができるかは運次第とのことです。
幸いにもこの日はとっても暑くて、日焼け止めを塗ってはいたのですが、塗りが浅かったようで、鎖骨が真っ赤に焼けました…。人生初の日焼けで皮が剥けました。本当にこっちの日差しは強いです。サングラスと日焼け止めは必須です。
マウントクック周辺では、ハイキングや本格的な登山、冬にはスキーなども楽しめます。ハイキングは春から夏にかけてオススメです。約10ものコースが整備されているので、自分にあったコースでハイキングが気軽に楽しめます♪
私が今回通ったルートは、一番人気のコース『フッカーバレーコース(Hooker Valley)』です。『氷河の塊』が浮かぶフッカー氷河湖は、マウントクックのハイキングコースで一番有名な見どころです。
歩道は整備されていて、道も平坦なので通りやすいです。幅広い年齢層の方も見受けられました。途中で引き返すこともできるので、お子さんでも楽しめます。道順の看板も至る所にありますし、何より観光客が多いので、まず道に迷うことはないと思います。
何だか尾瀬のハイキングロードにちょっと似ていて、親近感がわきました!ジーンズとスニーカーで来ているような観光客もいましたね。
「フッカーバレートラック」は、「マウントクック」に向かってフッカー川沿いに作られた、最終目的地「フッカー氷河湖」までの渓谷の道です。
「フッカー氷河湖」では、目の前に「マウントクック」を眺めることのできる絶景スポットになっています。往復約10km、所要約3~4時間ほどの、高低差のあまりない歩きやすい道です。
フッカー湖に行くには3つ吊り橋を通るのですが、なかなかスリリングでした!怖くてずっと下を見ている様子です。(笑)
これがフッカー湖です。こんなに至近距離で巨大な湖と氷河が見れて感動しました…。
家族にもどうしてもこの景色を見せたくて、電波がすっごい弱いのに何度もビデオ通話をかけまくりました。(笑)
奇跡的に一度繋がりましたが、ほぼ私の顔しか見れなかったと思います。(笑)
マウントクックには日本のツアー観光客が一杯いて驚きました。
クイーンズタウンは観光客も留学生も含めてトータルでも日本人が少ない都市ですが、こんな場所でたくさんの日本人を見るのは新鮮でしたね。
今回は、韓国人友達4人と行ったのですが、「ツアーの内容が無料で聞けて羨ましい!通訳してほしい。」と言われました。(笑)
フッカー湖は結構冷たかったのですが、泳いでいる強者もいました。(笑)
ハイキングと言えどハードな感じではなく、誰でも気軽に行ける世界遺産なので、是非オススメです。
今は学校に行きながらなので、なかなか時間を作ることが難しいですが、残りの世界遺産も制覇したいです…!