ニュージーランド留学・ワーホリに向いているのはどんなタイプの人?
多数ある国の中から自分に合った留学先を見つけるって、なかなか難しいですよね。
英語を学びたいから英語圏…というところまで絞れたとして、その先はわりと似たり寄ったりの国が候補に挙がってきます。
今回はそんな英語圏の中でも、特にニュージーランドに焦点を当て、ニュージーランド留学・ワーホリに向いているのはどんなタイプの人なのかを分析していきたいと思います!
ニュージーランド留学・ワーホリに向いているタイプ
まずは、ニュージーランド留学やワーホリに向いているタイプから紹介します。
基本的にニュージーランドは派手なイメージは少ないと思います。自然豊富でのんびりとした雰囲気が強い国です。一番の都会であるオークランドであっても、日本の地方都市くらいの規模しかありません。
基本的には都会よりも田舎の方が性に合っている人がニュージーランドに向いている傾向にありますが、具体的に掘り下げてみましょう。
・都会よりも自然が好きな人
ニュージーランドと言えば、広大な自然をイメージする方も多いでしょう。
実際にニュージーランドは火山や氷河を有する 2つの主な島で構成されていて、その雄大な自然を身近に感じることができる国の1つです。
日本では見ることのできないフィヨルド(氷河による侵食作用によって自然形成された湾・入り江)も有名で、こういった美しい自然を見るためにツアー客が世界中から集まっている国です。
そのため、大都会でのシティライフを求める方よりは、こうした自然との共存を楽しめる方がニュージーランド滞在に向いていると言えるでしょう。
・コンパクトな都市での生活を好む人
とは言え、ニュージーランドにもオークランドなど都市部はちゃんとありますので、日常生活をする上で不便はありません。
ただし、オークランドのダウンタウンは日本やその他の欧米圏と比較してかなりこぢんまりとしているため、非常にコンパクトな都市と言う方がイメージしやすいかもしれません。
ニュージーランドに到着して数日は見るものも多くワクワクするかもしれませんが、1週間もいればそれなりに街の全体像は掴むことができるので、「毎日新しいことだらけの充実した都会生活」とは少し異なります。
逆にあまり大きすぎない規模の街での暮らしを望む方には、ちょうど良いサイズ感です。
・その国が大切にしている伝統や文化に興味がある人
ニュージーランドは、イギリス入植前からニュージーランドに住んでいた先住民族のマオリの文化が今も色づく国です。そのため、一部の人々はその伝統を引き継ぎ、マオリの入れ墨を顔や体に入れたり、マオリの伝統的な挨拶である鼻と鼻を触れ合わせる行為をしたりします。
現在は純粋なマオリは非常に少なくなっており、こうした伝統を守る人々も少数派とは言われています。しかし、ニュージーランドで暮らしていると、少なからずマオリという言葉を聞いたり、それに関連する何かを目にしたりすることはあるかと思います。
こうした国が昔から大切にしている文化や風習を柔軟に受け入れ、尊重する姿勢がある方はニュージーランドでの生活に向いていると言えるでしょう。
ニュージーランド留学・ワーホリに向いていないタイプ
ニュージーランドでの生活が向いているタイプをご紹介してきましたが、ニュージーランドに向いていないタイプは、上記の真逆を希望する方々です。
上記で紹介した自然と田舎暮らしのイメージにピンとこない人は、単純に向いていないかも知れません。
以下、ニュージーランド留学・ワーホリが向いていないパターンは、都会的な生活を好む方になります。
自然の魅力の多いニュージーランドですが、残念ながら都会での暮らしに憧れがある方は不向きとなります。
実際に私がニュージーランド出張の際、出会った現地の日本人(オークランドにある日本食レストランの板前さん)は、もともとオーストラリアのシドニーでワーホリ・留学経験のある方でした。
シドニーでの生活は毎日が刺激的で楽しかった半面、良くも悪くもニュージーランドには刺激が少ない…と仰っていました。
留学エージェントの立場上、パブやナイトクラブなど留学先で羽目を外すスポットが少ない分、「勉強する環境としては良いのでは?」と思ったりもします。
しかし、「大学生の方など、色々楽しみたい!」という方は、ニュージーランドでは少し物足りず、飽きてしまう可能性はあります。
最初にご紹介した3項目の内一つでも当てはまるのであれば、ニュージーランドでの生活はほぼ皆さんの理想通りと思って良いでしょう。
ワーホリは都市移動するプランがお勧め!
ニュージーランドは田舎で誘惑が少ないというのは、事実だと思います。
その部分の表の部分だけを捉えて、ニュージーランド留学やワーキングホリデーの渡航先にニュージーランドを選ぶ方がいます。
しかし、日本で都会の生活に慣れていた方にとって、数週間の滞在なら問題なくとも、数か月~1年近い滞在期間ともなると話が違ってきます。
都会生活に慣れている方は、息抜きの手段も都会で過ごす時間の方が多いはずです。そうした方が突然ハイキングや登山などの自然を楽しむアクティビティで息抜きすることは、一般的ではないでしょう。
逆にアウトドア好きな方にとって、ニュージーランド生活は最高の環境となります。
留学生(ワーホリ)の中には、ニュージーランド生活に飽きてしまって、途中で帰国するような方もいらっしゃるので、メリットとデメリットの両面を正しく理解した方が良いでしょう。
ワーホリの場合は、国内で都市移動も自由にできますので、1つの場所にずっと留まるのではなく、色々な都市を訪れて自身に合った場所を探すことも大切です!
色々な都市に移動することで、また新たな刺激がありますので、都会生活に慣れている方にとっても割とモチベーションを維持しやすいです。
ニュージーランドが皆さんのアナザースカイになることを願っています。